AI動作分析ソフト「Rehab Cloud モーションAI」に立ち座り評価機能が新たに追加!

高齢者の転倒予防支援がさらに充実、幅広い高齢者層に対応可能に

株式会社Rehab for JAPAN

株式会社Rehab for JAPAN(本社:東京都千代田区、代表取締役:大久保 亮 以下「当社」)は、AI動作分析ソフト「Rehab Cloud モーションAI」において、立ち座り評価機能の提供を開始いたしました。これにより、幅広い高齢者層にモーションAIを活用した転倒予防支援を提供できるようになります。

リリースの背景

当社はAI動作分析ソフト「Rehab Cloud モーションAI」を2023年8月にリリースし、介護事業者の客観的評価に基づく転倒予防の取り組みを支援してまいりました。

多くのお客様にご導入いただき、「身体機能の変化や課題が理解しやすくなったことで、利用者のリハビリ意欲が向上した」「客観的評価で利用者・家族に取り組み成果を伝えられるようになった」などの嬉しいお声をいただいております。また、通所介護、有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅、介護予防教室など、多様な領域で導入が進んでいます。

一方で、モーションAIの従来の評価項目である「片脚立位バランス」は、評価対象が「片脚立ちができる方」に限定されていました。特に介護現場では、片脚立ちができない高齢者も多く、そうした方々への評価が必要であるにも関わらず、現行の機能では対応できないという課題がありました。

そこで、この度モーションAIでは、より多くの方を評価対象にできる「立ち座り評価」を新たにリリースすることになりました。これにより、モーションAIをより多くの高齢者に届け、転倒予防の支援をすることが可能となります。

立ち座り評価の機能概要                           

モーションAIの「立ち座り評価」では、高齢者の椅子からの立ち座り動作を動画で撮影するだけで、その方の「下肢筋力」を評価することができます。

動画を解析すると、約1-2分程度で、分かりやすいフィードバックシートや運動プログラムが自動作成されます。

モーションAIでは「5回立ち座りテスト」という広く普及してる評価方法を採用しています。本評価は「転倒」「サルコペニア(加齢による筋肉量の減少および筋力の低下のこと)」などの重要なアウトカムと関連します。また、歩行・階段・トイレ動作等の日常生活動作能力とも関連し、高齢者の自立支援において重要な評価です。

足腰が不安な方でも評価対象にするための体験設計                 

モーションAIの立ち座り評価では、足腰が不安な方でも安心してご利用いただくために、様々な工夫をしています。

手の補助ありでも評価可能

通常の5回立ち座りテストは、手の補助なし(胸の前で腕を組んだ状態)で実施します。しかし、手の補助なしの場合、実施できる高齢者の方は限定されてしまいます。そこでモーションAIでは多くの高齢者の方を評価できるよう「手の補助あり」でも評価できる設計にしています。

5回実施が難しい場合でも評価可能

「5回立ち座りテスト」では、5回の立ち座り動作を行います。しかし、一部の方々は5回を完了することが難しい場合があります(0〜4回で終了することもあります)。モーションAIでは、こうした場合でも問題なくご利用いただけます。その結果も適切に考慮した上で、フィードバックシートや運動プログラムを提供します。

見守りがついていても評価可能

見守りがないと実施が不安な方もいます。そのような方でも安心・安全にご利用いただけるよう、測定中は「利用者の側で見守り」があっても解析に影響が出にくくするための動画解析処理(測定対象者判定)をしています。本解析処理がない場合、解析エラーや、測定スタッフを誤って解析してしまう可能性が高まります。

客観的評価により標準化をしやすく                        

従来の「5回立ち座りテスト」は測定者がストップウォッチ等で秒数を計測します。そのため、計測の開始・終了タイミングが測定者によってばらつきやすい、という課題がありました。モーションAIでは、AIが開始・終了タイミングを自動計測するため、測定者によるばらつきを抑えて、評価することが可能となります。

今後もモーションAIでは、介護現場に寄り添ったサービスの開発・改善をしてまいります。

「立ち座り評価」は、モーションAIの標準機能としてご提供します。モーションAI利用ユーザーであれば、新たな申込手続や追加料金の支払いなくご利用いただけます。

モーションAIのサービス詳細、料金については以下サービスページをご覧ください。

https://rehab.cloud/service/motionai/

Rehab Cloud(リハブクラウド)について                      

Rehab Cloud(リハブクラウド)は、介護現場の付加価値を向上し、利用者のアウトカムを追求する「科学的介護ソフト」です。導入により、①職員の業務負担削減、②加算取得により収益向上、③利用者の身体機能向上を実現します。

現在、累計導入事業所数は2,633事業所を突破し(2024年6月時点)、多くの事業所様にご愛顧いただいております。

より詳しい情報・価格について知りたい方はサービスサイトをご確認ください。

サービスサイト:https://rehab.cloud/

株式会社Rehab for JAPANについて                        

当社は「介護に関わるすべての人に夢と感動を」をビジョンとし、より多くの高齢者が健康的に長生きすることで幸せに長く暮らせる世界(健康寿命の延伸)に向けて、「エビデンスに基づいた科学的介護」の実現を目指すスタートアップ企業です。介護現場のリアルデータを収集し、高齢者が元気になることを科学していきます。

・称号 :株式会社Rehab for JAPAN(リハブフォージャパン)

・創立 :2016年6月10日

・代表者:大久保亮

・所在地:東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング 5F

・事業内容:

 - 科学的介護ソフト「Rehab Cloud」の企画・開発・提供

 - オンラインリハビリサービス「Rehab Studio」の企画・開発・提供

 - AI等を用いた介護関連テクノロジーの研究開発

・URL

 ▷コーポレートサイト  :https://rehabforjapan.com/

 ▷Rehab Cloud  :https://rehab.cloud/

 ▷Rehab Studio :https://rehabstudio.online/

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会社概要

株式会社Rehab for JAPAN

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URL
https://rehabforjapan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F
電話番号
050-5497-5155
代表者名
大久保亮
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年06月