GA4のRAWデータを抽出・加工・連携できるツール「JetJunction」、ノーコードのデータ加工機能を強化

株式会社EVERRISE

マーケティングDXにおけるテクノロジー支援を行う株式会社EVERRISE(本社:東京都港区、代表取締役:倉田宏昌)は、Googleの提供するweb・アプリ測定ツールGoogle Analytics 4(以下 GA4)のデータを簡単に抽出・集計できるツール「INTEGRAL-CORE JetJunction(インテグラルコア ジェットジャンクション、以下 JetJunction)」のデータ加工機能をアップデートしたことをお知らせいたします。GA4のRAWデータのレイアウトを管理画面上でカスタマイズできるようになり、データ加工の自由度がより向上しました。

ノーコードでGA4のRAWデータを加工できる機能をリリース

GA4のRAWデータ利用におけるハードル

GA4のデータ取得はGoogle Analytics Data APIでも可能ですが、リクエスト上限などの制約がありRAWデータの取得には適していません。GA4のRAWデータはGoogle BigQuery(以下 BigQuery)へ出力することが一般的です。

しかし、BigQueryでの詳細な分析や活用のためにはJSONデータを解析して必要な形に加工したり、扱いやすい形を定義してデータを加工する前処理が必要になり、エンジニアの工数がかかってしまいます。

また、AWS環境をメインで利用している場合、GA4データのためにBigQueryを利用する必要があり、費用の管理における懸念が生じます。

JetJunctionで解決できること

JetJunctionは、GA4のRAWデータを簡単に抽出・集計できるツールです。Google Analytics Data APIのリクエスト制限およびBigQueryのデータ加工作業による手間をなくし、作業コストを大幅に削減します。また、費用についてもPV(イベント)数による基本プランと、加工データとして作成するテーブル数によるオプションプランというシンプルなプランを用意しているため、コスト管理が容易です。

各種ストレージおよびDWH(※)に対し、GA4のすべてのRAWデータや、JetJunctionで扱いやすい形に加工したデータを連携でき、データ分析や施策の実行に役立ちます。

※現在出力対象のストレージはAWSのS3およびGoogle CloudのCloud Storage、DWHはAWSのRedshiftおよびGoogle CloudのBigQuery、またEVERRISEが提供するCDP「INTEGRAL-CORE」です。

【新機能】管理画面からGA4データを自由に加工

今回の機能アップデートでは、標準の加工データに加え、RAWデータの列の項目の種類・順番を管理画面上でカスタマイズして構築することが可能になりました。

JetJunctionであれば、GA4のRAWデータ活用に伴う加工・連携の作業をJetJunctionの管理画面の操作だけで完結できます。

JetJunctionはGA4のRAWデータの加工の手間を軽減しながらより自由に扱えるよう、今後もさまざまな機能アップデートを予定しています。

GA4のRAWデータ抽出が必要となる理由

1. 発展的なデータ利用

GA4はさまざまな分析ができるツールですが、RAWデータの利用によってさらに詳細な分析が可能です。

例えば「一人ひとりの顧客単位で分析を行いたい」「複雑な条件を用いた分析を行いたい」などのより発展的なデータ利用をしたい場合に、管理画面の集計済みデータやサンプリングされたデータではない、未加工のRAWデータを使った分析が必要となるケースが発生します。

特に、GA4以外のシステム・ツールのデータと組み合わせてGA4のデータを活用するには、RAWデータの利用が不可欠です。

2. 将来を見据えたRAWデータの保持環境整備の重要性

発展的なデータ利用以外にもRAWデータを取得するメリットとして、データの保持期限が解消されることが挙げられます。

GA4のデータのデータ探索とファネルレポートで利用できるユーザーデータには保持期限が存在します。RAWデータを任意の環境に出力することでデータの保持期限を意識せずに利用できるようになります。

ただし、GA4のRAWデータは、出力設定をした時点以降のデータしか出力対象となりません。そのため、現在RAWデータを使用していない場合でも、将来的なデータ利用を見据えRAWデータの利用環境を整えておくことが重要です。

CDP「INTEGRAL-CORE」との連携

JetJunctionは、当社が開発・提供するCDP「INTEGRAL-CORE」との連携も可能です。CDPとGA4のデータを連携することにより、web・アプリ以外での顧客の行動や情報まで把握することができ、より深い顧客分析が可能になります。

CDP「INTEGRAL-CORE」は収集したあらゆる顧客データをノーコードで1つに統合し、一元管理できるプラットフォームです。顧客データの収集・統合を行い、最新のデータを分析・施策に利用できる環境を提供します。

INTEGRAL-COREの特長

  • 顧客に関するデータをノーコードで統合・加工し、セグメントを作成

  • 外部連携機能で統合データをBIでの分析やMA、CRMでのマーケティング施策に利用

  • マーケターが使いやすい管理画面

  • 国産CDP・自社開発システムならではの総合支援体制

  • SaaSプランのみでなく、専用環境での提供も可能

詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/

製品概要

株式会社EVERRISEについて

EVERRISEは、マーケティングDXに必要不可欠なテクノロジーを提供しています。10年以上にわたるマーケティング・アドテクの技術提供の実績をもとに、超大量アクセス・超大量データを扱う高可用性システムの構築を強みとしています。CDP「INTEGRAL-CORE」やプライベートアドサーバー「ADmiral」など自社開発プロダクトのほか、AWSおよびGCPを利用した開発を始めとするマーケティングDX領域でのシステム・インテグレーション、人材紹介・人材教育などのサービスを提供しています。

社 名:株式会社EVERRISE(エバーライズ)

代表者:代表取締役 倉田宏昌

所在地:〒106-0032 東京都港区六本木6-8-10 STEP六本木5F

設 立:2006年7月

U  R  L:https://www.ever-rise.co.jp/

問合せ先

株式会社EVERRISE

担当:石垣(いしがき)

https://www.ever-rise.co.jp/contact

すべての画像


会社概要

株式会社EVERRISE

3フォロワー

RSS
URL
https://www.ever-rise.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区
電話番号
-
代表者名
倉田 宏昌
上場
未上場
資本金
3496万円
設立
2006年07月