男性の4割が「潔癖男子」!一方女性は5割以上が、潔癖男子は「恋愛・結婚の対象にならない」!
「潔癖男子」実態調査
世の中の男性の4割が「潔癖男子」!
はじめに男性を対象に、「自分は『潔癖』だと思いますか?また、他人に『潔癖』だと言われたことはありますか?」という質問をした。結果、「自分は『潔癖』だと思うし、他人にもそう言われる」と回答した「自他共に認める『潔癖男子』」が14.3%、「自分は『潔癖』だと思うが、他人に言われたことはない」という「隠れ『潔癖男子』」が16.6%、「自分は『潔癖』だと思わないが、他人にはそう言われる」という「無自覚『潔癖男子』」が9.1%、「自分は『潔癖』だと思わないし、他人に言われたこともない」という「『潔癖』じゃない男子」が60.0%だった。世の中の20、30代の4割が「潔癖男子」であることが分かった。また年齢別に見ると、20代が44.1%、30代が35.9%と、若い世代に「潔癖男子」が多いようだ。
「潔癖男子」に自分を「潔癖」だと思う理由を聞いた。最も多く挙がったのは「自分自身を綺麗に保ちたいから」という理由で、具体的には「例えば、汗をかけばすぐにシャワーに入るから」(33歳)や「気になるとすぐ手を洗うから」(24歳)などの声が聞かれた。次いで「細かいから」という理由が多く挙がった。例えば「小さなカビや汚れも気になってすぐに綺麗にするから」(36歳)、「掃除の仕方が細かく、アイロンのかけ方、洗濯物の干し方にこだわるから」(38歳)などが挙がった。他には「他人との共有が苦手」という声も多く、例えば「他人と食べ物を共有できないから」(32歳)や「電車の手すりなど掴みたくないし、除菌シートなどを常に持ち歩いているから」(27歳)などが挙がった。
「潔癖男子」が最も気にするのは、「つり革や手すり、ドアノブ」や「公共トイレ」!
次に「潔癖男子」に、日頃の生活について当てはまる選択肢をすべて選んでもらった。結果、「つり革や手すり、ドアノブなどに極力さわらない・さわるのをためらう」と回答した人が最も多く29.3%、次いで「自宅以外のトイレや公共トイレに抵抗がある」が19.2%、「帰宅後、即着替える」と「他人が手作りしたおにぎりや料理に抵抗がある」が共に18.8%、「他人に自分のベッドに座ったり入ったりしてほしくない」が14.8%だった。
女性は「手作りおにぎりや料理を拒否する」男性が最も嫌!
次に女性を対象に、「男性が当てはまったら『潔癖』だと感じる」選択肢と「自分のパートナーが当てはまったら嫌だと感じる」選択肢をそれぞれ選んでもらった。
結果、「『潔癖』だと感じる」ことで最も多かったのが「つり革や手すり、ドアノブなどに極力さわらない・さわるのをためらう」で62.7%、次いで「他人が手作りしたおにぎりや料理を拒否する・抵抗を示す」が57.9%、「温泉や銭湯、他人の家の風呂、プールなどに入るのを拒否する」が56.0%、「回し飲食や、同じサラダや鍋の共有などを拒否する・抵抗を示す」が50.4%、「外食や外食時の食器が苦手」が47.8%だった。「自分のパートナーが当てはまったら嫌だと感じる」ことについては、「他人が手作りしたおにぎりや料理を拒否する・抵抗を示す」が最も多く51.1%、「温泉や銭湯、他人の家の風呂、プールなどに入るのを拒否する」が46.9%、「回し飲食や、同じサラダや鍋の共有などを拒否する・抵抗を示す」が42.6%、「リモコンなど、決まったものが定位置にないと落ち着かない・怒る」が41.4%、「外食や外食時の食器が苦手」が41.2%と続いた。
「潔癖男子」の12.4%が「仕事に支障をきたしたことがある」!
「潔癖男子」を対象に、「自分の『潔癖』が仕事と恋愛、それぞれに支障をきたしたことはありますか?」と聞いた。結果「仕事に支障をきたしたことがある」という人が12.4%、「恋愛に支障をきたしたことがある」という人は9.1%だった。
「仕事に支障をきたしたことがある」という人に、その事情を聞いたところ、「他人のものを綺麗にする際、なかなか手がつけられず、作業が遅くなってしまう」(27歳)や「周りに気を遣われてしまう」(26歳)などが挙がった。「恋愛に支障をきたしたことがある」という人にも聞いたところ、「外泊する際、場所が限られる」(29歳)や「食器の汚れを指摘したところ、喧嘩になってしまった」(29歳)などの声が聞かれた。
半数以上の女性が「潔癖男子」は「恋愛・結婚の対象にならない」と回答!
最後に、女性に「『潔癖男子』は恋愛・結婚の対象になりますか?」という質問をした。結果、「恋愛も結婚も対象になる」と回答した人が18.7%、「恋愛対象にはなるが、結婚はためらう」という人が23.9%、「恋愛対象にはならないが、結婚の対象になる」という人が2.6%、「恋愛も結婚も対象にならない」という人が54.8%だった。半数以上の女性が、「潔癖男子」は恋愛と結婚の対象にはならないということが分かった。さらに結婚だけに絞ると、78.7%が「対象にならない」と回答した。また、年齢別に見ると、「恋愛も結婚も対象にならない」という人は20代が50.9%、30代が58.7%と、30代女性の方がシビアだった。
「恋愛も結婚も対象になる」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「自分も潔癖なところがあるから」(37歳)という声が最も多く挙がった。他には「不潔な人より良いから」(24歳)や「掃除をしてくれそうだから」(33歳)などが挙がった。「恋愛対象にはなるが、結婚はためらう」という人からは「長い間一緒に生活していくことを考えたら、揉めごとの原因になりそうだから」(26歳)、「毎日の生活になると疲れそうだから」(27歳)などの理由が多く挙がった。他には「結婚してからいちいちチクチク言われるのは嫌だから」(23歳)、「自分が潔癖ではないので、価値観の相違が出てきそうだから」(28歳)などの声が聞かれた。「恋愛対象にはならないが、結婚の対象になる」という人からは「代わりに家事をしてくれそう」(39歳)や「恋愛している間は外出時など楽しくなさそうだが、子どもが小さい時は清潔にするべきだから」(34歳)などが挙がった。最後に、「恋愛も結婚も対象にならない」と回答した人からは「一緒に色々楽しめなさそうだから」(27歳)や「気を遣いすぎて疲れてしまいそう、相手を理解することができなさそうだから」(39歳)、「自分がかなりずぼらなので、お互いにイライラしてしまうと思う」(29歳)、「価値観が違うので、まず仲良くならないと思うから」(31歳)などの理由が挙がった。20、30代男性の40.0%が「潔癖男子」である一方で、「潔癖男子」は「恋愛・結婚の対象にならない」という女性は54.8%だった。さらに、「『潔癖男子』とは結婚できない」と思っている女性は78.7%にのぼった。「綺麗好き」という良さもある「潔癖男子」だが、恋愛や結婚においてはなかなか受け入れられづらいようだ。
調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~39歳の男女各573名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年2月10日(水)~2月12日(金)
オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/omoshiro/20160222-souken/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像