「HRX of The Year 2025」授賞は丸紅、小田急、オリコ、ソニー、エイブリックに決定！
HRエグゼクティブコンソーシアム（代表 楠田 祐）を運営する、ProFuture株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO：寺澤 康介）は、実行委員会事務局を務める「HRX（HR Transformation） of The Year 2025」の授賞企業が決定したことをお知らせいたします。
2025年11月14日（金）開催の「HRエグゼクティブコンソーシアム 2025年度 年次総会」におきまして、授賞企業を発表し、表彰式を執り行いました。
「HRX of The Year」は、「日本企業における人事変革の推進」を奨励すべく、人事領域における、その年の斬新な取り組みを広く社会に発信し、認知を広めることで、日本企業全体の人事変革に寄与することを目的に、2022年4月に創設されました。
第４回の募集は、日本の主要企業の人事エグゼクティブが集い、企業が対応を迫られている人事課題に関して共に学び合える場を提供する「HRエグゼクティブコンソーシアム」（会員企業147社：2025年11月1日現在）を対象に行われ、厳正な審査の結果、５社の授賞が決定いたしました。
【HRエグゼクティブコンソーシアム】
https://www.hrpro.co.jp/hr-ec/
【審査委員】（敬称略）
審査委員長：伊藤 邦雄（一橋大学 CFO教育研究センター長）
審査委員：山田 久（法政大学経営大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授 兼 株式会社日本総合研究所 客員研究員）
審査委員：古川 明日香（カルチャーガードナー株式会社 代表取締役社長）
【審査評価基準】
革新性（企業に変革をもたらす革新的な取り組みであること）
従業員利益（キャリア形成、満足度向上に資するものであること）
経営貢献（経営力向上に貢献するものであること）
【授賞企業】
■ 最優秀賞（1社）
＜企業名＞丸紅株式会社
＜取り組み名＞
Marubeni Career College ～AI×人間力 キャリア共創型プログラム～
＜取り組み概要／評価ポイント＞
本取り組みは、採用活動を単なる企業PRや選考の場ではなく、学生にとって「自己成長とキャリア形成の機会」へと昇華させた点で高く評価されました。総合商社として初めて導入されたAIケーススタディ面談は、効率化のための技術導入にとどまらず、自己理解を深める体験として設計され、学生・企業・社会の「win-win-win」を実現しています。
AIと人間力を融合し、自社カルチャーに根差した形で未来の人材育成に寄与する姿勢は、
採用変革の新たなモデルケースとして「HRX of The Year 2025」の「最優秀賞」に選出されました。
■ 優秀賞（3社）※五十音順
＜企業名＞小田急電鉄株式会社
＜取り組み名＞
全社員参加型「キャリアじぶんごと化」の取り組み
～全社員を対象とするキャリア希望発露の機会（紙面での発露と上司との1on1）の設定～
＜取り組み概要／評価ポイント＞
本取り組みは、キャリア対話の機会を鉄道現業社員にまで拡張し、現業人財の成長と自律を支援した点で高く評価されました。従来は本社員中心だったキャリア申告や1on1を現業職にも導入し、現業の声を重視する姿勢を示しました。エッセンシャルな鉄道現業にキャリア対話を導入した意義は大きく、現業を正面から支援するメッセージ性も注目されます。
キャリアオーナーシップを全社員に広げる革新的な実践として「HRX of The Year 2025」優秀賞に選出されました。
＜企業名＞株式会社オリエントコーポレーション
＜取り組み名＞
自律的キャリア形成の加速に向けた新たな人材活用
～シニア社員の活躍に向けた環境整備～
＜取り組み概要／評価ポイント＞
本取り組みは、少子高齢化による労働力不足という社会的課題に対し、シニア社員の経験と能力を活かす仕組みを実装した点で高く評価されました。年齢一律の運用を見直し、スキルや意思を基盤とした「シニアポスティング制度」を導入することで、自律的キャリア形成の機会をこれまで十分に与えられてこなかった世代にも開放しました。
シニアを「上級者」と捉え直し、挑戦や越境を後押しする姿勢は、社会全体に先駆けてシニア活躍の新しいモデルを提示するものとして高く評価され、「HRX of The Year 2025」優秀賞に選出されました。
＜企業名＞ソニーピープルソリューションズ株式会社
＜取り組み名＞
ソニーグループにおけるラーニングプラットフォーム導入を軸とした
学習体験の変革、スキル活用サイクルの実現
＜取り組み概要／評価ポイント＞
本取り組みは、社員の自律的な学びを促し、会社と個人が互いに選び選ばれる関係を前提としたソニーらしいキャリア支援の仕組みとして高く評価されました。スキルデータと学習機会を連動させたラーニングプラットフォームは、多様な事業と研修風土を背景に、個々に最適化された学びを提供し、学び続けるカルチャーを醸成しています。
データを基盤とした学びとスキル獲得のサイクルは、人材育成を事業成長と直結させる先駆的なモデルとして高く評価され、「HRX of The Year 2025」優秀賞に選出されました。
■ ウェルビーイング賞（1社）
＜企業名＞エイブリック株式会社
＜取り組み名＞
人を基点とした世界のロールモデルを目指し、DEI推進・浸透施策のひとつとして、
介護と仕事の両立支援窓口を社会福祉士と構築
＜取り組み概要／評価ポイント＞
本取り組みは、介護と仕事の両立という社会課題に正面から向き合い、寄り添う支援を制度化した点で高く評価されました。社会福祉士事務所と連携した「医療福祉ダイヤル」は年中無休で利用可能で、相談だけでなく実務代行まで提供し、当事者の負担を軽減しました。研修や啓蒙にとどまらず、かゆいところに手が届く施策は「辞めなくていい」という安心感を生み、離職リスクを低減。
多様性受容スコアの向上や経営成果にもつながり、他社にとっても学ぶべきモデルとして、
「HRX of The Year 2025」ウェルビーイング賞に選出されました。
【運営会社概要】
企業名 ： ProFuture株式会社
代表者 ： 代表取締役社長CEO 寺澤 康介
所在地 ： 〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
設立 ： 2007年7月
事業内容：人事ポータルサイト『HRプロ』、CMS・MA一体型ツール『Switch Plus』の運営、人事担当者・経営者向けイベント『HRサミット』の開催などメディア事業、イベント事業、ソリューション事業、人事関連の研究
URL ： https://profuture.co.jp/
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