JAXA火星衛星探査計画「MMX」への応援メッセージを大募集!2026年度打上げ時にメッセージを搭載します。#グッドラックMMX
目指せ、世界初の「火星圏でのサンプルリターン」。メッセージ送信完了で、搭載証明書画像をプレゼントします。募集〆切は2026年1月18日(日)まで。

株式会社スマイルズ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 野崎亙)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)による火星衛星探査計画「MMX(Martian Moons eXploration)」の応援キャンペーンの一環である応援メッセージ募集企画に携わります。
11月10日(月) 正午より、「#グッドラックMMX」を合言葉として、火星衛星探査計画「MMX」の応援メッセージを募る特設サイトを公開しました。本サイトでは、2026年度に打上げをひかえる「MMX」のミッションの概要を知ることができ、応援メッセージを送信してメッセージの搭載証明書の画像をダウンロードできる(※)ほか、研究者やクリエイターから寄せられたMMXへの応援メッセージを読むことができます。メッセージは、2026年度の打上げ時に「MMX」探査機に実際に搭載され、火星衛星探査を共にし、2031年に地球へ帰還する予定です。
#グッドラックMMX 応援メッセージキャンペーン特設サイト
火星衛星探査計画「MMX(Martian Moons eXploration)」について
「MMX(Martian Moons eXploration)」は、2026年度に鹿児島県・種子島宇宙センターから打上げ、2031年に地球へ帰還予定の火星衛星探査計画です。火星衛星フォボス表面の物質を採取し、地球に持ち帰る「火星圏でのサンプルリターン」としては世界初の挑戦となります。高さ約5メートル、全長約9メートル(太陽電池パドル含む)の機体が、火星の2つの衛星のうち、内側を公転する「フォボス」に向かいます。地形・内部構造・組成・重力などの科学観測を行い、さらにフォボスの表面物質のサンプルを採取・地球に持ち帰ることで、火星衛星の起源や太陽系の進化過程を解明することをミッションとしています。本計画はJAXAを中心に、NASA、ESA、CNES、DLRなど世界の研究機関が連携する国際的なプロジェクトです。2020年の小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルリターン成功にもみられる惑星間往復飛行技術の「火星重力圏」への挑戦であり、世界初の「火星圏からのサンプルリターン」の達成を目指します。
「#グッドラックMMX 」応援メッセージキャンペーンについて

あなたのメッセージと、火星圏に。
2026年度の打上げを前に、
MMXへの応援メッセージを広く募集します。
特設サイトのメッセージフォームにてニックネームをご記入の上、
・MMXへの応援メッセージ
・2031年帰還の頃の自分へのメッセージ
などを送信すると、送信の記念に搭載証明書の画像をプレゼントします。送信いただいたメッセージはMMX関連サイトにて随時公開予定です。
※募集期間は2025年11月10日(月)~2026年1月18日(日)です。画像のダウンロードは募集期間に限り行えます。詳細な注意事項は、特設サイトからご確認ください。

MMXへ、応援メッセージが届いています!
特設サイトの公開にあわせて、MMXプロジェクトチームや研究者、クリエイターの皆さまからお寄せいただいた応援メッセージを先行公開しました。メッセージが届き次第、今後も順次公開予定です。
・音楽プロデューサー / カウボーイビバップ 作曲家 菅野よう子さん
・小説家 小川哲さん
・音楽家 矢野顕子さん
・音楽家 江﨑文武さん
・『WIRED』日本版編集長 松島倫明さん
・宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 所長 藤本正樹さん
・宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 副所長/元はやぶさ2プロジェクトマネジャ 津田雄一さん
・宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 火星衛星探査機プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 川勝 康弘さん
・北海道大学大学院理学研究院/ JAXA火星衛星探査機プロジェクトチーム プロジェクト統括科学者 倉本圭さん
・宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 火星衛星探査機プロジェクトチーム サブプロジェクトマネージャ 大嶽久志さん
・日本惑星科学会・会長 / 東京大学 新領域創成科学研究科・教授 今村剛さん
(順不同/特設サイトにて随時追加予定)
火星という近くて遠い星は、SFというジャンルに大きな影響を与えてきました。ウェルズやバローズ、ブラッドベリ、ハインライン……。火星に生物はいるのか。過去にいたことはあるのか。人々の夢と想像力をかき立てる星へ向かうMMXの挑戦が、新たな物語を生むことを期待しております。
― 小説家 小川哲さん
火星衛星は私の脳内では、さびれたカジノ街のまわりに荒地があって、ちょっと危険なところです。空気は乾いていて、温度差が激しくて、皮膚がパリパリします。私は猫と一緒に中古のトラックに寝泊まりし、サボテンを切って採取した水であまり美味しくないコーヒーを淹れる予定です。
― 音楽プロデューサー / カウボーイビバップ作曲家 菅野よう子さん
MMXプロジェクト、立ち上げの頃。「イプシロンを使った太陽系探査とは?」という金曜朝イチにやっていた自由議論からフォボスが浮上しました。そこから、まだリュウグウ到着前だった「はやぶさ2」の先は?日本による実施は諦めるのかという雰囲気にあった火星着陸探査はどうする?といった議論ともリンクし、MMXはぐんぐん加速しました。「はやぶさ2」の大成功もあってフォボス・サンプルへの期待も十分に高まり、最初から最後まで世界から注目される、MMXのステージが始まります。
― 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 所長 藤本正樹さん
10年ほど前、仲間とともに始めた挑戦――それが、火星衛星探査計画MMXです。数多くの試練を乗り越え、2026年度、いよいよ旅立ちの時を迎えます。目指すのは火星の衛星フォボス。世界で初めて、そのサンプルを地球へ持ち帰る壮大なミッションです。旅路は、心躍る瞬間の連続。あっという間に走り抜ける5年間になるでしょう。
ゆけ!MMX、Go!MMX、世界に感動と誇りを持ち帰ろう!
― 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
火星衛星探査機プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 川勝 康弘
各種リンク
・火星衛星探査計画MMX 公式サイト https://www.mmx.jaxa.jp/
・MMXメッセージキャンペーン特設サイト https://goodluck-mmx.jp/
・公式X https://x.com/mmx_jaxa_jp
・公式Instagram https://www.instagram.com/mmx_jaxa/#
スマイルズについて
スマイルズは、JAXA MMXプロジェクトからの委託を受け、応援キャンペーンの一環である応援メッセージ募集において、企画・構成・WEBサイト制作、コミュニケーションデザインを担当しています。宇宙開発と生活がよりつながる接点づくりを目指し、火星衛星探査計画「MMX(Martian Moons eXploration)」広報活動の一助となれるよう、JAXAをはじめとする研究機関や教育機関、企業やクリエイターと連携しながら、引き続き取り組んでいきます。
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