フィアスホーム「デザインコンテスト2022」の受賞作品決定

〜光熱費高騰の時代！省エネ性に優れたパッシブデザイン〜

フィアスホームカンパニー

株式会社ＬＩＸＩＬ住宅研究所フィアスホームカンパニーでは、2022年に完工したフィアスホームの物件を主な対象に、断熱・気密や自然風利用などパッシブデザインの要素をとりいれながら、施主様の要望に応える優れた住まいを表彰するフィアスホーム「デザインコンテスト2022」を実施し、応募のあった各部門合計86作品の中から、本部・加盟店による投票により、デザインやアイデアなど各部門の最優秀賞作品、優秀賞作品を決定しました。

フィアスホームは、断熱・気密などの住宅の基本性能を高めつつ、光や風などの自然エネルギーを有効に活用したパッシブデザインにより、高性能な省エネ住宅を提供しています。フィアスホームデザインコンテストは、全国のＦＣ加盟店において、施主様の要望に応え、喜ばれたデザインや設計上のアイデアや工夫などについて表彰するとともに、加盟店相互でのお客様ニーズへの解決策の共有、デザイン性や設計・施工技術のレベルアップなどを目的に、2010年から毎年開催し、今回で14年目を迎えます。
これまでデザインコンテストとは別に、フィアスホームの特長の一つであるパッシブデザインの設計力向上を目的に「パッシブ設計コンテスト」を実施してきましたが、加盟店の設計力向上に伴い、今回から統合し「デザインコンテスト2022」として実施しました。
　コンテストは、外観デザイン部門、インテリア部門、平屋部門の最優秀賞、優秀賞を選定し、さらに、同3部門の中からパッシブデザインにも優れたベストオブデザインを選定しています。加えて、グッドアイデア部門としてパッシブ賞、ニューノーマル賞、フリースタイル賞の3作品を加えた、5部門で受賞作品を決定しました。
ベストオブデザインの最優秀賞に選ばれたのは、フィアスホーム佐久平店の「- ｃｈｉｃ　ｍｏｄｅｒｎ -」です。ダークな色彩で、シンプルでスタイリッシュな外観、家族みんなが使いやすい回廊状の間取りで日常の行動に沿った動線設計になっています。また、夏の日射遮蔽と冬の日射取得を上手に使い分けられるパッシブデザインなどが高い評価を受けました。その他受賞作品は次ページの通りです。
なお、受賞作品は、フィアスホームＨＰ、ＳＮＳなどで公開していきます。

■ベストオブデザイン 最優秀賞・優秀賞の受賞作品

最優秀賞 「- ｃｈｉｃ　ｍｏｄｅｒｎ -」 受賞店：フィアスホーム佐久平店

優秀賞 「こだわりのオシャレな平屋」 受賞店：フィアスホーム甲斐山梨店

優秀賞 「まいにち家事ラク×ペットと暮らす家」 受賞店：フィアスホーム甲斐山梨店

■フィアスホーム「デザインコンテスト2022」の概要
【概要】
・募集対象 ： フィアスホーム加盟店が2022年1月1日～2022年12月31日までの完工物件
　※過去のコンテストにおいて応募実績のない物件については2021年1月-12月の完工物件も可とする
・募集期間 ： 2023年1月10日から2023年2月24日
・選考基準 ： フィアスホーム本部社員の投票により1次選考を実施。上位作品を加盟店による投票にて2次選考。1次・2次の得票数で最終選考を実施。ベストオブデザイン賞の選考にあたっては、断熱・気密、日射遮蔽、日射取得、通風利用、昼光利用のパッシブデザインの5要素の採用に立地条件を加味して、決定
・受賞結果 ： 受賞内容は以下の通り
【受賞作品】

■受賞作品の概要
１）ベストオブデザイン賞
【最優秀賞】　－　ｃｈｉｃ　ｍｏｄｅｒｎ　-（フィアスホーム佐久平店）

・外観デザインや配置の特長

ダークな色彩を上品にまとったシックな佇まいが目を引く住まいです。シンプルでスタイリッシュなファサードに黒いガルバリウム鋼板と木調サイディングの貼り分けが最高です。整然と並んだ窓配置もかっこ良さを引き立てるポイントとなっており、メイン道路からの視界を気にせず過ごせるような窓設計と、北玄関には目隠し×風除室にもなる設計の工夫が素敵です。インテリアは木の癒し素材をベースに、対照的な無機質感のあるインテリアエレメント、光のアクセントの組み合わせに心奪われます。いつまでも飽きのこない配色とまとまりのある空間となりました。
・間取りプランの特長

こだわりの家族みんなが使いやすい間取りは『回廊状』 に隠されています。朝の身支度・お出かけ動線や、家事動線、帰宅時の動線や、寝る前のおやすみ動線が特長です。行動に含まれる手順すべてを動線内で処理できるため、最高の時短間取りとなりました。また、家事をしていても楽しめるようにと、キッチンで水仕事をしながらＴＶの音が聞こえるスピーカー付ダウンライトの設置やガス衣類乾燥機の採用など、生活に寄り添った住まいです。
・パッシブデザインの工夫点
囲みのあるパッシブデザイン、夏の日射遮蔽と冬の日射取得を上手に使い分けできる設計です。南以外の開口部を少なくしつつも、十分な昼光で家全体が照明なしで明るくなる設計となり、大きな吹抜けとフラットバー手すりも昼光利用を助けます。また、吹抜け・吹抜けのフラットバー手すり・シーリングファン設置 + 第一種換気システムで、空気の循環を促し、家全体が温度差の少ない快適な空間になる設計です。

【優秀賞】　こだわりのオシャレな平屋（フィアスホーム甲斐山梨店）

・デザインの特長
モスグリーンの外壁、無垢の化粧柱、木目調タイルのタイルデッキなど木目にこだわった外観
タイルデッキは、室内から庭へアクセスしやすいようフラット仕上げとしました
無垢材を使用したアクセントや世界に一つだけの職人による造作洗面台も特長的です
・間取りプランの特長
家の真ん中に4帖のファミリークローゼットを設置してＬＤＫ、水回りどちらからでもアクセスできるよう動線を確保しました。脱衣室・ファミリークローゼット間をランドリーワゴンでつなぎ、衣類の持ち運びを不要としています。天井裏スペースをロフトとして利用し、ユニット梯子でアクセスできるようにしています。子供部屋は子供の成長に合わせて仕切れるように しています。
・パッシブデザインの工夫点
夏の日差しを遮るように南側の軒を深くし、西側の窓を無くしました。

【優秀賞】　まいにち家事ラク×ペットと暮らす家（フィアスホーム甲斐山梨店）

・内観デザインやインテリア設計の特長
床はヴィンテージ感のあるタイルカーペット、リビング上部の吹抜けの勾配天井は木目調クロスと、家全体を木目調でまとめました。タイルカーペットはペットのワンちゃんが滑らないよう彫が深いものを使用しました。キッチン横の2本の集成柱はキシラデコール塗装で木目を強調しています。
・間取りプランの特長
階段下の空間を利用したＲ下がり壁のドッグスペースやキッチン背面収納裏にファミリークローゼットを設置し、回遊動線を確保しています。
・パッシブデザインの工夫点
リビング上部の吹抜けに5つの窓を設置し、東側の一枚をオペレーター縦滑り窓にして空気の流れを確保しました。

２）外観デザイン部門
【最優秀賞】　高台の斜め壁の平屋（フィアスホーム可茂店）

【優秀賞】　ガレージと倉庫のあるホテルライクの長屋（フィアスホーム可茂店）

3）インテリア部門
【最優秀賞】　Ｔｒｏｐｉｃａｌ　Ｍｏｄｅｒｎな平屋（フィアスホーム可茂店）

【優秀賞】　－Ｂｒｏｏｋｌｙｎ　ｓｔｙｌｅ　＆　Ｂ－（フィアスホーム佐久平店）

4)平屋部門
【最優秀賞】　ｃｈｉｃでｍｏｎｏｃｈｒｏｍｅな平屋（フィアスホーム可茂店）

【優秀賞】　ｅｍｏ．（フィアスホーム佐久平店）

5)グッドアイデア部門
【パッシブ賞 大賞】 タイルデッキの天井穴（フィアスホーム可茂店）

【ニューノーマル賞 大賞】　 これからの玄関スタンダード（フィアスホーム彦根店）

【フリースタイル賞 大賞】　 明るい秘密基地（フィアスホーム彦根店）

◆当社概要

・会社名 　株式会社ＬＩＸＩＬ住宅研究所 フィアスホームカンパニー
・代表者 　代表取締役社長 加嶋 伸彦
・本社所在地 〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1
・ＵＲＬ 　【株式会社ＬＩＸＩＬ住宅研究所】　https://www.lixil-jk.co.jp/
　　　　　【フィアスホーム】https://www.fiace.jp/
◆ＬＩＸＩＬ住宅研究所 概要
住宅及びビル建材・設備機器の製造販売・住宅フランチャイズチェーンの運営など、総合的な住生活関連事業を展開するＬＩＸＩＬの一員です。住宅フランチャイズチェーン事業の運営を担う企業として、アイフルホーム、フィアスホーム、ＧＬホームの3ブランドを展開し、国内最大級の住宅フランチャイズチェーン事業を展開しています。
◆フィアスホーム 概要
高品質で資産価値の高い、永く住み継がれる住まいの提供を目指すフィアスホームは、「特別な暮らしを、あたりまえに。」をコンセプトに住まいづくりに取り組んでいます。特に、地球温暖化などの環境問題への取り組みを積極的に進め、気密・断熱などの住宅の基本性能を高めつつ、光や風などの自然エネルギーを有効に活用したパッシブデザインにより、安全・安心・快適でエコロジーな、高品質な住まいを提供しています。
◆パッシブデザインとは
建物をとりまく太陽の光や熱、風などの自然や環境がもっているエネルギーを建物のデザインに上手に採り入れることで、エアコンなど機器をなるべく使わないことでエネルギー消費を抑え、快適に暮らすことを目指した設計手法。パッシブ（passive）は、直訳すると「受動的、受け身である」という意味。太陽光発電や太陽熱利用など機械を使うものはアクティブソーラーなどと言われます。パッシブデザインでの家では、自然エネルギーを利用できるため、暖房・換気などに使うエネルギーが少なくすむが、自然のエネルギーを活かすために、高断熱・高気密な家づくりが重要です。