函館高専 国際寮竣工式を挙行
〜「混住型」学生寮でグローバルエンジニアを養成〜
独立行政法人国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校(北海道函館市 校長:伹野 茂,以下「函館高専」)は,令和3年11月19日(金)に,国際寮竣工式を挙行しました。日本人学生と外国人留学生の双方が居住する「混住型」の学生寮であることにより,国際的な視野と人間力のある高専グローバルエンジニアを養成する場となります。
【URL】https://www.hakodate-ct.ac.jp/2021/11/26/kokusairyoushunkousikikyokou/
【URL】https://www.hakodate-ct.ac.jp/2021/11/26/kokusairyoushunkousikikyokou/
国際寮の特徴
函館高専では,文部科学省,独立行政法人国立高等専門学校機構本部,及び函館高専関係者出席の下,国際寮竣工式を挙行しました。国際寮は全国17校の高専で整備が進められているもので,北海道地区では函館高専のみとなります。
本国際寮は,日本人学生と外国人留学生が,これまでの寮のように個室を中心とした生活を送るものではなく,6~7名がグループとなって「ユニット」※で共同生活を送る「混住型」の寮であることが特徴であり,これにより日常的な交流を通じて,文化・習慣の相互理解を深め,国際的な視野と人間力のある高専グローバルエンジニアを養成する場となります。寮内の使用言語が英語であることも特徴です。
入居対象は,日本人学生の本科4年~専攻科2年に在籍する希望者,及び外国人留学生としており,英語力の審査などを経て入居します。
また,国際寮の建物自体を国際交流およびグローバル化の拠点とするため,1階に「グローバルセンター」を設置し,一層の国際交流の充実と活性化及び地域への情報提供を行う予定です。
※主たる生活の場であり,ユニットごとに生活ルールを決める。生活や勉学を共有する共同スペースに,個室であるパーソナルブースが連結している。
竣工式の内容
竣工式では,函館高専 伹野校長からの挨拶の後,来賓の文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部 笠原 隆 技術参事官,函館市 柏 弘樹 企画部長(工藤 壽樹 函館市長の祝辞を代読),高橋 はるみ 参議院議員(代読)から祝辞が述べられました。竣工を記念しテープカットが行われ,高専機構 坪田 知広 理事からの謝辞が述べられ,留学生担当教員,留学生代表及び日本人在寮学生により,英語でのスピーチが行われました。
今後の展望
令和3年11月19日現在,国際寮には,マレーシアやモンゴルなどからの外国人留学生12名及び日本人学生10名がモニターとして入居しており,本格的な入寮は,令和4年4月を予定しています。新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しながら,外国人留学生及び海外協定校からの短期研修生(インターンシップ生)の受入れを始めとした国際交流をより強力に推進し,国際的な視野と人間力のある高専グローバルエンジニアを養成します。
函館工業高等専門学校について
函館工業高等専門学校は,函館市及び北海道の熱烈な誘致活動により,昭和37年一期校として設置された高等教育機関。
技術者に必要な実践的かつ専門的な知識および技術を有する創造的な人材を育成するとともに,実践的研究の水準向上に努めることを教育目的としている。
2013(平成25年)に産業の多様化に対応するため,従来の5学科から生産システム工学科,物質環境工学科,社会基盤工学科に改組,2018(平成30年)には,専攻科を従来の2専攻から生産システム工学専攻,物質環境工学専攻,社会基盤工学専攻の3専攻に改組した。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校
所在地:北海道函館市戸倉町14-1
代表者:伹野 茂
設 立:1962年(昭和37年)
URL:https://www.hakodate-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【本リリースに関するお問い合わせ先】
函館工業高等専門学校 総務課
TEL:0138-59-6312(平日9時から17時)
e-mail:sohmu@hakodate-ct.ac.jp
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