電話を用いるサイバー脅威「ボイスフィッシング(Vishing)」に対する実践型訓練ソリューションを提供開始
株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、Fortis Intelligence Advisory株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲村 悠、以下Fortis Intelligence Advisory)が提供する、電話によるフィッシング攻撃(ボイスフィッシング)への防御力を高める実践型訓練ソリューション「Fortis Vishing Training」(以下 本サービス)の販売を開始したことをお知らせいたします。
<背景>
近年、組織が直面するサイバー脅威は多様化・巧妙化の一途を辿っています。フィッシングメールへの対策が一般化しつつある一方、電話を利用したソーシャル・エンジニアリング、ボイスフィッシングへの対策を十分に行っている組織は多くありません。特に、顧客接点部門(受付・コールセンター)やシステム保守運用部門の担当者が標的とされやすい傾向にあり、攻撃者が情報システム部門の担当者や金融機関などを装い『障害対応』や『緊急要件』といった業務上重要な名目を詐称して機密情報の不正な詐取を試みる事例が確認されています。
<本サービスについて>
本サービスは、Fortis Intelligence Advisoryの持つ人的リスクに関する知見およびソーシャル・エンジニアリングの技術に基づいて設計された、電話口の攻撃に対する防御力を高める実践型訓練プログラムです。日常業務に潜む具体的なリスクを想定し、訓練の実施による不要な混乱や業務への支障を防ぎながら効果的に実施できる点が特長です。
訓練は、「攻撃者の単純性×攻撃シナリオの精度×要求情報の深度」を軸に、お客様ごとに訓練目標を設定する完全オーダーメイドの階層型プログラムとして設計され、職能やポジションによって異なる訓練を提供することで、従業員一人ひとりの意識向上を図ることができます。
また、訓練後に提供する報告書で応対状況の傾向や分析を行い、課題を明確に可視化することで、訓練の実施だけで終わらない継続的なセキュリティ体制の強化を支援します。
現在、AIを利用した音声クローニングに一部対応し、日本語だけではなく、英語・韓国語・中国語・フランス語にも対応しているほか、独自クリアランスを獲得した認定オペレーターのみが訓練を担当する安全の設計となっています。
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ボイスフィッシングに備えるオーダーメイドの実践型トレーニング
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組織のボイスフィッシングへの耐性を数値化
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効果的なトレーニングの企画支援
<プログラムの流れ>

サービスURL: https://www.grcs.co.jp/consulting/vishing
当社は今後も、企業のセキュリティ対策を包括的に支援してまいります。
<Fortis Intelligence Advisory株式会社について>
各分野の専門家および企業ネットワークを活かして設立されたセキュリティ専門のコンサルティングファームです。コアサービス「技術流出対策」「経済安全保障対応」「物理セキュリティ×サイバーセキュリティ対応支援」「Fortis Vishing Training」を中心に、本年2月のサービス提供開始以来すでに重工メーカーやインフラ関連企業、機微技術保有企業を中心に多くの支援を行っています。
<会社概要>
会社名 : 株式会社GRCS
代表者 : 代表取締役社長 佐々木慈和
所在地 : 東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル5F
設立 : 2005年3月
資本金 : 50百万円
上場市場 : 東京証券取引所グロース(証券コード:9250)
事業内容 : GRC・セキュリティ関連ソリューション事業
URL : https://www.grcs.co.jp/
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