環境注意報を肌分析技術・パーソナライズドサービスに導入
環境変化により起こりやすい肌トラブルを分類し、ケア必要度を予測
株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:及川美紀)は、これまでに蓄積した約1,870万件※1の肌データと環境データを掛け合わせ、環境変化によって起こりやすい肌トラブルを3つに分類し、昨年リニューアルしたポーラのパーソナライズドサービスブランド APEX(アペックス)の肌分析技術に、新たに「環境注意度」と「環境ケア必要度」の予測を導入します。
【新技術】 ポーラがこれまでに蓄積した約1,870万件の肌データと、環境データをかけあわせ、環境変化によって起こりやすい肌トラブルを以下の環境くすみ、環境ニキビ、環境敏感の3項目に分類。 一人ひとりのお住まいの地域の環境変化と肌分析結果に応じて、3項目のトラブルにおける「環境ケアの必要度」をパーソナルに予測することを可能にしました。 1.環境くすみ™ (関係する環境変化:気圧、UV(日照時間)) 気圧低下により自律神経の乱れなどが原因で血行不良を引き起こすと、肌の明るさの低下につながる。 また、日照時間が長くなることでUVが糖化物AGEsの生成を促すことにより、肌のくすみが進行すると考えられる。 2.環境ニキビ™ (関係する環境変化:マイクロダスト®※2、UV(日照時間)) マイクロダスト®により角層の肥厚が起こると、毛穴がつまり、ニキビの発生につながると考えられる。 また、日照時間が長くなることでUVによる皮脂の酸化が促進され、ニキビが悪化すると考えられる。 3.環境敏感™ (関係する環境変化:マイクロダスト®、乾燥) マイクロダスト®により肌が炎症状態に陥りやすくなり、未熟な角層となる。 また、空気が乾燥することで角層バリア機能が低下し、肌が敏感に傾きやすくなると考えられる。 |
今回の新技術により、環境が肌に与える影響を考慮した、パーソナルなお手入れの提案が可能となりました。例えば、同じ肌分析結果であっても、お住まいの地域の環境が違えば備えておくべきケア内容は変わり、また同じ地域に住んでいても、一人ひとりの肌の特徴によって受ける影響が変わります。
※1:2020年1月現在
※2:ポーラが付けた名称(排気ガス・工場の煙・チリ ホコリ等のPM2.5、黄砂、タバコの煙、花粉等)
- 分析結果表示・肌ログアプリの進化
肌データの移り変わりを2年分蓄積できるスマートフォン用「肌ログアプリ」の内容も、さらに充実します。
▼アペックス肌分析結果 店頭接客用 タブレット画面
▼スマートフォン用「肌ログアプリ」画面
【進化ポイント】
① 月ごとの「環境ケア必要度」を判定
環境くすみ™ 、環境ニキビ™ 、環境敏感™のケアの必要度が、月ごとに判定され、それぞれグラフで表示されます。
※環境ケアの必要度は、肌分析結果と、お住まいの地域の環境注意度に基づき予測されます。
②お住まいの地域の「気圧」注意度が追加
これまでの項目(乾燥、UV(日照時間)、マイクロダスト®)と同じように、都道府県よりも細かい、アペックス独自の地域区分で気圧の注意度を判定。
環境注意報は注意度低・中・高の三段階で表示されます。
③「環境変化」に関するケアアドバイスをお知らせ
「ライフスタイル」「栄養素」に加え、「注意すべき環境変化」のアドバイスが追加されます。
環境変化に関するアドバイスは、肌分析をした日の翌月から3ヶ月間の環境をふまえ、優先度の高いものから最大2つのケアポイントとしてお知らせします。
さらに、「肌ログアプリ」では、肌分析結果やおすすめアイテム、ケア情報に加えて、毎月25日にお住まいの地域の最新の環境注意報をプッシュ通知やトップページでお知らせ可能になります。
また、フィッティング結果や気圧の注意度など、きめ細やかなお手入れアドバイスまで確認できます。
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