ATRIA FINLAND LTD.とパートナーシップ強化に向けたMOUを締結
~サステナブルな食の未来へ~
日鉄物産株式会社(以下、「当社」)は、ATRIA FINLAND LTD.(以下、「ATRIA社」)とパートナーシップ連携強化に関するMOUを4月1日に締結しました。今回のMOUでは、両社がこれまで培ってきた関係をさらに発展させ、サステナビリティ、脱炭素社会への貢献および地域社会の豊かな暮らしの実現に向けた具体的な取り組みを推進していくことに合意しました。
主な協業内容は以下の通りです。
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日鉄物産は、ATRIA社の豚肉、牛肉、鶏肉などの拡販を日本をはじめアジア全域、北米市場へ向けて強化。
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ATRIA社は、日鉄物産の市場拡大に寄与する新商品の企画に注力し、日鉄物産は効果的な販売促進とマーケティングを進める。
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両社間の人的交流を検討し、ノウハウの相互共有やマーケット理解を深める。
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各地域におけるATRIA社商品のブランド強化を共同で推進。
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サプライチェーンにおける温室効果ガス排出低減や、気候変動対策などサステナビリティ分野での連携強化。
また、7月1日にはこのMOUの精神を改めて確認する内容の証書にサインする調印式を実施しました。調印式にて、当社社長の中村は「当社は鉄鋼事業だけでなく、食糧事業でも着実に成長を遂げています。2019年に始まったATRIA社との関係は、抗生物質や成長ホルモンを使わない“PURE RARE”ポークをはじめ、サステナブルな高付加価値商品の普及に大きな意義を持っています。今後も、ATRIA社と共に、持続可能な社会実現に貢献していきたいと考えています」と述べました。
ATRIA社上級副社長のヒルビヤルビ氏は「日鉄物産は単なる顧客ではなく、相互の成長を支える信頼できるパートナーです。私たちの抗生物質不使用ポークプロジェクトの価値を最も早く理解し、ともに新市場を切り拓いていきました。この合意は、ビジネスを超えてサプライチェーン全体の透明性・誠実さ・高品質といった共通の価値観を象徴するものと考えています」とコメントしました。
今後も当社とATRIA社は、消費者への安全・安心な食の提供に留まらず、地域社会・地球環境に配慮したグローバルスタンダードの構築を目指し、挑戦と協働を続けてまいります。

<参考>
フィンランド産ABFポークの取り扱いを開始
https://www.nst.nipponsteel.com/sustainability/environment/business/detail02.html
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