沖縄県にサービス初導入!沖縄県伊江村が産婦人科・小児科オンラインを導入
産婦人科・小児科の専門機関がない離島の村での出産・子育てを支援しています
この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は沖縄県国頭郡伊江村(村長:島袋秀幸)からの委託を受け、同社が運営する「産婦人科オンライン」及び「小児科オンライン」を2021年4月1日より伊江村の住民向けサービスとして提供しております。導入から7ヶ月が経ち、風邪症状や発疹、予防接種についてなどの相談が寄せられ、「寄り添っていただけてとても安心できた」というお声も頂戴しています。
ご家庭のスマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠、出産、子育てができる支援を行います。
ご家庭のスマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠、出産、子育てができる支援を行います。
■沖縄県の離島 伊江村への導入の背景
伊江島は沖縄本島北部の離島で、本部港からフェリーで30分の距離に位置します。周囲およそ22km、人口は約4,400人の小さな島です。温暖な気候に恵まれているため、農業、畜産、漁業ともに豊かで、第一次産業は沖縄でもトップクラスの島です。また観光面でも、「民家体験泊事業」が人気を呼び、年間14万人を超える観光客が島を訪れる賑わいのある村でもあります。
近年は移住者が増えたこともあり、家庭や地域における子育て中の親の孤立感や不安感を和らげるため、「伊江村子育て支援センター」を開所するなど、子育て支援事業にも力を入れています。一方で島内には小児科、産婦人科の専門施設がなく、フェリーで時間をかけて通院しなければならないという、島ならではの課題がありました。
そこで今回、自宅からLINEや電話で気軽に専門家に相談ができる「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」が採用されました。
■産婦人科・小児科オンラインに寄せられたご相談(一部抜粋)
【産婦人科】
- 過多月経
- おりものについて
- 生理時の痛みについて
- 乳頭の傷と授乳について
- 断乳と乳房の痛みについて授乳中の新型コロナウイルスワクチン接種について
- 咳と熱
- 発疹
- 服薬について
- 顔のけが
- 耳掃除について
- 便秘、下痢
- いつもと様子の違う尿予防接種後の様子について
■産婦人科・小児科オンラインに寄せられた、ご利用後の感想のお声
- 丁寧な説明でとても分かりやすく、緊急性が無い事も教えていただきとても助かった。安易に外に出られないので、このサービスが有る事がとても心強い
- 優しく丁寧に答えていただけてよかった
- 先生に話を聞いていただけて、少しですが気持ちが落ちついた
- 寄り添っていただけてとても安心できた
- 先生に相談したことで病院に連れて行く事なのだと判断ができた
■伊江村村長 島袋秀幸様 コメント
当村は離島のため産科・小児科等の専門医の確保がむずかしい現状があります。一方で、医療の維持確保、子育て支援は、健康福祉分野の中での重要施策となっていました。今回コロナ禍の中、様々な取り組みがオンライン化され、病院に行けなくても自宅で専門相談が受けられるオンライン相談サービスを導入し、医師や助産師へ気軽に相談できる体制を整備することができました。子育てをしている皆さんが不安感や孤独感を感じることなく、自然あふれるこの島で安心して妊娠・出産・子育てできることに貢献することを期待しております。
■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
離島において診療所を新設、維持することのハードルは高いです。一方で、オンラインであればすぐに整備することができます。これまでの自治体への導入を経て、オンラインという接点であっても、産婦人科医、小児科医、助産師を住民にとって身近な存在にできることを弊社は実証して参りました。今回、初めての沖縄県、離島である伊江村にご導入いただき、産婦人科、小児科医療の地域格差をオンライン医療相談で是正したい、という創業時からの願いを体現するチャンスをいただけたことを心より感謝しております。
《参考資料》
■コロナ禍で注目が高まっているオンライン医療相談
新型コロナウイルス感染症流行の影響下において、オンラインを活用した医療相談は注目を集めています。
外出がままならず、家庭内で様々なストレスを抱えることの多い状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がるセーフティネットを提供することは、ウィズ/ポストコロナ時代でより重要な役割を果たします。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は、産婦人科・小児科領域のオンライン医療相談を行うに留まらず、下記の役割で貢献しております。
- 保護者に対面でのサポートが必要と判断した場合は自治体へ適切に情報連携し、オンラインだけでは閉じない、包括的な母子保健施策として貢献
- 新型コロナウイルス感染に関する医療相談
- 外出機会が減少する中で蓄積される育児ストレスへの相談対応
- 親子サロンの中止などにより減少した対面育児サポートの補完
■ スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」
産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)・小児科オンライン(https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。様々なオンラインサービスを提供することで、多様なニーズを満たします。
- 24時間365日、利用者からいつでもメッセージを送ることができ、24時間以内に医療者から返信が送られてくる一問一答形式のサービス「いつでも相談」
- 平日の18時~22時の間、10分間の予約制で産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「夜間相談」
- 公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信
- 授乳、育児に関する動画ライブ配信 (YouTubeで気軽に閲覧可能)
相談サービス(いつでも相談、夜間医療相談)では、下記など保護者自身の心身の悩みから子どもの健康・子育ての悩みまで幅広い相談に専門の医師・助産師が対応します。
- 妊娠中の食事や服薬について教えて欲しい。
- 子どもの湿疹が続いている。家でできるケアは?
- うまく授乳ができず、乳腺炎になってしまった。対応を相談したい。
- 離乳食が進まなくて悩んでいる。
その他、病院に行くほどではなくても、妊婦や子どもの保護者からしてみると心配の種となっているような些細な悩み・不安にも寄り添い、子どもと女性の健康を支えていきます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。
■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/
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