『健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2020』発刊 日本の健康食品・サプリメントの市場規模は1兆4,095億円に
~コロナ禍で「以前より健康を気にする」55%、「感染症対策」「減量」ニーズと市場が拡大~
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)は、生活者14万人へのアンケート調査からセルフヘルスケア(生活者の健康消費・活動)に関わる市場実態をまとめた『健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ+セルフヘルスケア市場実態把握レポート2020年度版』(以下『健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2020』)を12月16日に発刊します。本レポートで明らかになった最新のセルフヘルスケア動向の一部をご紹介します。
■セルフヘルスケア市場の最新動向
2020年度、日本のセルフヘルスケア*1市場全体の規模は、6兆3,016億円となった。その内、健康食品・サプリメントの市場規模は1兆4,095億円となり、対前年で4.8%減少した。減少理由は、1人当たり平均購入金額(単価)が対前年で4.2%減少したことが主な要因となっている。高額な健康食品・サプリメント商品の消費の落ち込みが影響しているものと考えられる。健康食品・サプリメントを含むヘルスケアフーズ*2の市場規模も対前年3.9%減少した。
コロナ禍において、生活者のセルフヘルスケア・ニーズに変化がみられる。健康に関心がある生活者の半数以上が、コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、健康に関わることで「以前よりも気にするようになったことや、新たに気にするようになったことがある」と回答している(図1)。具体的に関心が高まったヘルスベネフィット(期待する効果・効能)は、「健康維持・増進」、「疲労回復」、「風邪などの感染症予防・改善」、「栄養バランス」、「減量(とにかく体重を落とす)」が上位となった(図2)。市場への直接的な影響も出ている可能性が高く、健康食品・サプリメント市場では、「風邪などの感染症予防・改善」の顕在・潜在市場、「減量(とにかく体重を落とす)」の潜在市場が特に拡大した。
(図1)
コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、健康に関わることで
「以前よりも気にするようになったことや、新たに気にするようになったこと」がある割合
(図2)
コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、「以前よりも気にするようになったことや、
新たに気にするようになったことがある」内容の上位10項目
*1セルフヘルスケア:健康目的でセルフケアするためのヘルスケアフーズ、化粧品、ヘアケア、オーラルケア、 健康器具・グッズ、スポーツ、スポーツ用品・サービス、施術・美容サービス、睡眠、睡眠グッズ、入浴、入浴 グッズ・サービスの総称
*2ヘルスケアフーズ:健康や美容・ダイエットを意識して食べたり飲んだりする、健康食品・サプリメント、(一般の)食品・飲料、生鮮食品、医薬品などの総称
■レポート概要
新規事業やマーケティングの成功には、市場の実態を俯瞰的に、正確に把握することが第一歩となります。しかしながら、セルフヘルスケア市場には、市場実態のクリアな理解が難しい特徴があります。「未病」「予防」「ウェルネス」など関連するキーワードの乱立が示すようにニーズの概念が非常に抽象的で分散しており、かつそれぞれのニーズに応えてさまざまな商材やサービスが展開されているためです。
そこで、インテージは、徹底した生活者起点の調査を実施することで、セルフヘルスケア市場の実態把握にアプローチしています。
2012年度に発刊を始めた本レポートは、漸次発展しつつ今年度で9年目となり、延べ300社以上に提供実績があります。今年度は、生活者14万人以上に対する大規模サンプリング調査を行い、「健康食品・サプリメント市場」「ヘルスケアフーズ市場」「セルフヘルスケア市場」の3つの市場で、市場規模推計や商品・サービス利用者の分析結果をサマリーレポートにまとめました。コロナ禍で社会生活に大きな変化がある中、セルフヘルスケア市場の実態を精緻に捉えるべく、サンプルサイズを昨年度から大幅に拡大(健康食品・サプリメント調査:スクリーニング調査7万人→10万人、本調査1万人→2万人)して、相対的に小さいヘルスベネフィット・原料市場まで統計的な精度を可能な限り底上げしました。最新のセルフヘルスケア市場の実態把握を通じて、皆さまの課題解決やビジネス拡大の一助となれば幸いです。
【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
■株式会社インテージ セルフヘルスケア・マーケティング担当 mail:shc-marketing@intage.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当 担当:西澤
TEL:03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」
https://www.intage.co.jp/contact/
■セルフヘルスケア市場の最新動向
2020年度、日本のセルフヘルスケア*1市場全体の規模は、6兆3,016億円となった。その内、健康食品・サプリメントの市場規模は1兆4,095億円となり、対前年で4.8%減少した。減少理由は、1人当たり平均購入金額(単価)が対前年で4.2%減少したことが主な要因となっている。高額な健康食品・サプリメント商品の消費の落ち込みが影響しているものと考えられる。健康食品・サプリメントを含むヘルスケアフーズ*2の市場規模も対前年3.9%減少した。
コロナ禍において、生活者のセルフヘルスケア・ニーズに変化がみられる。健康に関心がある生活者の半数以上が、コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、健康に関わることで「以前よりも気にするようになったことや、新たに気にするようになったことがある」と回答している(図1)。具体的に関心が高まったヘルスベネフィット(期待する効果・効能)は、「健康維持・増進」、「疲労回復」、「風邪などの感染症予防・改善」、「栄養バランス」、「減量(とにかく体重を落とす)」が上位となった(図2)。市場への直接的な影響も出ている可能性が高く、健康食品・サプリメント市場では、「風邪などの感染症予防・改善」の顕在・潜在市場、「減量(とにかく体重を落とす)」の潜在市場が特に拡大した。
(図1)
コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、健康に関わることで
「以前よりも気にするようになったことや、新たに気にするようになったこと」がある割合
(・単一回答 ・ベース:健康へ関心がある対象者 ・サンプルサイズ:n=86,482 ・調査時期:2020年8月)
(図2)
コロナの流行やそれに伴う行動様式の変化により、「以前よりも気にするようになったことや、
新たに気にするようになったことがある」内容の上位10項目
(・複数回答 ・ベース:健康への関心についてコロナの影響がある対象者 ・サンプルサイズ:n=47,628 ・調査時期:2020年8月)
*1セルフヘルスケア:健康目的でセルフケアするためのヘルスケアフーズ、化粧品、ヘアケア、オーラルケア、 健康器具・グッズ、スポーツ、スポーツ用品・サービス、施術・美容サービス、睡眠、睡眠グッズ、入浴、入浴 グッズ・サービスの総称
*2ヘルスケアフーズ:健康や美容・ダイエットを意識して食べたり飲んだりする、健康食品・サプリメント、(一般の)食品・飲料、生鮮食品、医薬品などの総称
■レポート概要
新規事業やマーケティングの成功には、市場の実態を俯瞰的に、正確に把握することが第一歩となります。しかしながら、セルフヘルスケア市場には、市場実態のクリアな理解が難しい特徴があります。「未病」「予防」「ウェルネス」など関連するキーワードの乱立が示すようにニーズの概念が非常に抽象的で分散しており、かつそれぞれのニーズに応えてさまざまな商材やサービスが展開されているためです。
そこで、インテージは、徹底した生活者起点の調査を実施することで、セルフヘルスケア市場の実態把握にアプローチしています。
2012年度に発刊を始めた本レポートは、漸次発展しつつ今年度で9年目となり、延べ300社以上に提供実績があります。今年度は、生活者14万人以上に対する大規模サンプリング調査を行い、「健康食品・サプリメント市場」「ヘルスケアフーズ市場」「セルフヘルスケア市場」の3つの市場で、市場規模推計や商品・サービス利用者の分析結果をサマリーレポートにまとめました。コロナ禍で社会生活に大きな変化がある中、セルフヘルスケア市場の実態を精緻に捉えるべく、サンプルサイズを昨年度から大幅に拡大(健康食品・サプリメント調査:スクリーニング調査7万人→10万人、本調査1万人→2万人)して、相対的に小さいヘルスベネフィット・原料市場まで統計的な精度を可能な限り底上げしました。最新のセルフヘルスケア市場の実態把握を通じて、皆さまの課題解決やビジネス拡大の一助となれば幸いです。
レポートのサンプルは以下URLからご覧いただけます。アウトプットイメージや内容の確認にご利用ください。
URL: https://form.k3r.jp/intage/healthcare2020.html
調査・分析概要
調査分析の対象(ヘルスベネフィット/原料について)
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【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
■株式会社インテージ セルフヘルスケア・マーケティング担当 mail:shc-marketing@intage.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当 担当:西澤
TEL:03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」
https://www.intage.co.jp/contact/
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