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独立行政法人国立高等専門学校機構
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長野高専正門・前庭の改修計画に学生参画

〜 在学生が提案する学校のシンボル 〜

独立行政法人国立高等専門学校機構

長野工業高等専門学校(長野県長野市、校長:土居信数 以下「長野高専」)は、老朽化した正門の改修にあわせて、現在、部分的な利用に留まっている前庭の再整備を行うにあたり、学生参画による基本計画の策定「正門・前庭プロジェクト」(以下「プロジェクト」)を実施しています。

授業の様子、長野高専正門授業の様子、長野高専正門


《プロジェクトの概要》
 本プロジェクトは、学校施設の老朽化や陳腐化の改善にあわせて、周辺環境や時代の変化に対応した正門周辺の再整備を学生目線で行うことを目的としています。この計画に賛同した環境都市工学科4年生の有志(前期は環境都市工学科4年生の全員が参加)が本プロジェクトに参加しました。

  本プロジェクトの対象となる正門は、昭和40年頃に鉄筋コンクリートで造られましたが、周辺道路への見通しが悪く、建設後50年を経過したことで、老朽化により多数のひび割れが発生し、定期点検では改善を求められました。また、正門周辺の前庭は、南側は学生の憩いの場所として利用されている反面、北側には池が設置されているものの、池周辺は木々が生い茂り、利用されることはほとんどない状態となっています。さらに、学校が開校した当時に比べ、現在は周囲の宅地化が進んだことで正門周辺の交通量が増加しており、正門に接する交差点では交通事故も発生しています。

  本プロジェクトでの学生の役割は、基本計画策定業務を受注した建設コンサルタントからの支援を受けながら、参加学生は前期と後期の到達目標を設定し、「調査分析結果」・「アイディア」を『基本構想』としてまとめる、というものです。『基本構想』は基本計画の骨格となるもので、事業の具体的な計画を立てるにあたり重要な役割を果たします。最終的には、学生が提案した基本構想(どのようなコンセプトで、どこに、どんなものをつくるか)を基に、建設コンサルタントが基本計画を作成します。

《学生参画の様子》
 前期授業では、6月中旬から7月下旬の期間に、参加学生を6つのグループに分け、現況把握と敷地分析を行いました。
 まず、班ごとに現地調査や、文献調査、長野高専に長く勤務する教職員への聞取り調査を行いました。その調査結果から問題点を抽出し、改善へ向けた分析を行いました。

前期授業スケジュール前期授業スケジュール

樹木医からの解説樹木医からの解説


6月25日の第2回実施日には、建設コンサルタントに所属する樹木医(樹木の状態を把握して、治療する専門の資格)の資格を有する専門の方に、前庭に生息する樹木の種類や特徴について解説してもらいました。現時点での、前庭の樹木の生息状況を把握したうえで、どのような問題があり、今後どうすべきかを検討しました。


 

測量士からの説明測量士からの説明


また、最新の測量機器を用いた対象地域の測量についても、建設コンサルタントに所属する測量士の方から説明を受けました。




 

ニュースレターニュースレター


期間中、情報発信の一環として、参加学生がニュースレターを作成し、ウエブに公開しました。
<URL : 国立長野高専 環境都市工学科>
https://www.nagano-nct.ac.jp/eu/
また、本プロジェクトの取り組みの様子が、7月6日付けの長野市民新聞にも掲載されました。







《対象地域の現状と基本計画への提言》
 前期授業の最終回である7月30日に成果発表会を開催しました。各班の調査分析結果は次のとおりです。

各班の調査分析結果各班の調査分析結果

 調査分析結果を踏まえて、参加学生全員が再整備に対する希望を述べました。学生が考える再整備計画のコンセプトを集約すると以下のようになりました。
〇歩行者の安全性や快適性を重視した計画
〇玄関までの見通しや動線を踏まえた計画
〇長野高専の玄関口にふさわしい計画
〇豊かな自然を残して、癒しの空間となる計画
〇利用しやすく、学生が集まる交流性の高い計画

《今後の取り組み》
 後期は、環境都市工学科4年生の半数程度の学生が本プロジェクトに参加しています。後期においては、まず、班ごとに対象とする地域に対してコンセプトを設定し、コンセプトに沿ったアイディアを出し合います。計画条件を踏まえたうえで、アイディアを基本構想に反映させて行く予定です。


【長野工業高等専門学校について】
長野工業高等専門学校は、深く専門の学理、技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、昭和38年(1963年)4月に開校しました。卒業生は9,000名を超え、理工系の早期一貫教育を行う高等教育機関として産業界等から高い評価を得て今日まで発展してきました。また、平成15年(2003年)4月に専攻科が設置され、工学のより高度な専門的知識や技術を教授することが可能になりました。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
所在地:長野県長野市徳間716
校長名:土居 信数
設立:1963年
URL:https://www.nagano-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
長野工業高等専門学校 総務課研究協力・産学連携係
TEL:026-295-7134(平日8:30-17:00)
Email:kenkyu@nagano-nct.ac.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
長野工業高等専門学校 総務課総務係
TEL:026-295-7126(平日8:30-17:00)
Email:shomu@nagano-nct.ac.jp

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建設・土木学校・大学
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都八王子市東浅川町 701-2
電話番号
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代表者名
谷口 功
上場
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資本金
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設立
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