産後住民からの相談が3.1倍に増加!オンライン相談の効果を東京都DX推進実証実験にて実証

ー 産婦人科・小児科オンラインによる産後サポートのDX ー

株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は東京都(都知事 :小池百合子)が主催する東京都DX推進実証実験プロジェクトに採択され、同社が運営する「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を産後サポートのDX(デジタルトランスフォーメーション)施策として2021年4月から9月まで東京都世田谷区、板橋区の産後住民へ提供しました。このたび、実証実験での結果がまとまりましたので、お知らせいたします。なお、8月から開始となった府中市においては12月まで実証を継続します。


■3.1倍の産後住民から相談を引き出すことができた

 

 

 

世田谷区、板橋区の実証実験参加者352名を対象に9月末ー10月に事後アンケートを実施したところ、229名より回答がありました(回収率65%)。
結果として、実証期間の6か月に利用した相談窓口の内訳は、
  1. 産婦人科・小児科オンラインのみ利用した参加者 117名
  2. 産婦人科・小児科オンライン+自治体相談窓口を利用した参加者 39名
  3. 自治体相談窓口のみ利用した参加者 11名
  4. いずれも利用しなかった参加者 62名
となり、産婦人科・小児科オンラインを利用した参加者は156名(①+②)、自治体相談窓口を利用した参加者は50名(②+③)でした。このことより、従来の窓口に加えて産婦人科・小児科オンラインを提供することによって、自治体相談窓口単独に比べ、3.1(156/50)倍の産後住民より相談を引き出せたことがわかりました。

※産婦人科・小児科オンライン:いつでも相談、夜間相談、日中助産師チャット相談のいずれかを利用した参加者をカウント(医療記事配信やライブ配信のみ利用した参加者はカウントから外した)
※自治体相談窓口:自治体が運営する産後の悩みや子育てに関する電話相談窓口, 対面の相談窓口のいずれかを利用した参加者をカウント(新生児訪問や集団健診など規定のものを除く)


■背景ーコロナ禍が加速させた産後の孤立ー

コロナ禍において産後の孤立が浮き彫りとなりました。産後の孤立は産後うつや虐待のリスクになる*ため、重要な課題です。解決策の仮説として、より手軽に信頼できる人に相談ができる環境の整備があげられます。この実証を目的に、対面や電話による既存の自治体相談窓口の提供に加え、SNSなどを活用したオンライン上の専門家への相談窓口である産婦人科・小児科オンラインを産後住民に提供しました。

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東京都DX推進実証実験プロジェクトに産婦人科オンライン/小児科オンラインが採択
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000019477.html

東京都DX推進実証実験プロジェクトの対象地域が拡大 東京都府中市の産後の保護者へ、オンライン医療相談サービスを無償提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000019477.html


■KPIを全て達成
実証実験開始時に設定したKPIは全て達成し、産婦人科・小児科オンラインはこれからの時代の産後サポートとして住民に支持されるものであることが示されました。

 

 

「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」はこれからもご家庭のスマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠、出産、子育てができる支援を行い、自治体の産後サポート施策としての導入を進めて参ります。


■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
本実証実験の結果からも、産後サポートとしてSNSを通した相談窓口を整備することは時代の要請といえます。本実証実験の事後アンケートにて、普段、友人や同居していない家族、親族に産後の生活、子どもの健康、子育ての悩みについて相談する際に最も多く使う手段は何かを尋ねたところ87%の参加者がLINEと回答しました。対面や電話を選択した人はわずか10%程度でした。日本の従来の産後サポートは世界一といえるほど大変手厚く素晴らしいものです。今後さらなる充実の一手として、移りゆく時代の中で産後住民が普段使用するコミュニケーション手段を敏感に捉え、そこへもしっかりとセーフティネットを張り巡らせることが求められています。実証から実装へ。今回の結果を一つの自信に、社会実装を進めて参ります。


*Milgrom J, Gemmill AW, Bilszta JL, et al.: Antenatal risk factors for postnatal depression: A large prospective study. J Affect Disord, 108(1-2):147-57,2008, Fujiwara, Takeo, et al. "Self-reported prevalence and risk factors for shaking and smothering among mothers of 4-month-old infants in Japan." Journal of epidemiology 26.1 (2016): 4-13.




《参考資料》
■コロナ禍で注目が高まっているオンライン医療相談

新型コロナウイルス感染症流行の影響下において、オンラインを活用した医療相談は注目を集めています。
外出がままならず、家庭内で様々なストレスを抱えることの多い状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がるセーフティネットを提供することは、ウィズ/ポストコロナ時代でより重要な役割を果たします。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は、産婦人科・小児科領域のオンライン医療相談を行うに留まらず、下記の役割で貢献しております。
  • 保護者に対面でのサポートが必要と判断した場合は自治体へ適切に情報連携し、オンラインだけでは閉じない、包括的な母子保健施策として貢献
  • 新型コロナウイルス感染に関する医療相談
  • 外出機会が減少する中で蓄積される育児ストレスへの相談対応
  • 親子サロンの中止などにより減少した対面育児サポートの補完


■ スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」
産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)・小児科オンライン(https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。様々なオンラインサービスを提供することで、多様なニーズを満たします。
  • 24時間365日、利用者からいつでもメッセージを送ることができ、24時間以内に医療者から返信が送られてくる一問一答形式のサービス「いつでも相談」
  • 平日の18時~22時の間、10分間の予約制で産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「夜間相談」
  • 公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信
  • 授乳、育児に関する動画ライブ配信 (YouTubeで気軽に閲覧可能)


相談サービス(いつでも相談、夜間医療相談)では、下記など保護者自身の心身の悩みから子どもの健康・子育ての悩みまで幅広い相談に専門の医師・助産師が対応します。
  • 妊娠中の食事や服薬について教えて欲しい。
  • 子どもの湿疹が続いている。家でできるケアは?
  • うまく授乳ができず、乳腺炎になってしまった。対応を相談したい。
  • 離乳食が進まなくて悩んでいる。

 その他、病院に行くほどではなくても、妊婦や子どもの保護者からしてみると心配の種となっているような些細な悩み・不安にも寄り添い、子どもと女性の健康を支えていきます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。



■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室
(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」
https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」
https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/
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