Klookが小紅書(レッド)と提携、中国人観光客と日本の事業者のかけ橋に
新たなトレンド、購買行動、コンテンツに関する旅行業界の洞察を共有
世界をリードする旅行・レジャー予約サイトKlookは、4月22日、中国で影響力の強いSNS「小紅書(レッド)」と共同で、「中国の個人旅行者と日本の事業者を結ぶかけ橋に」と題した訪日旅行に関するセミナーを、日本の観光事業者向けに東京で開催しました。セミナーでは、Klookと小紅書(レッド)が、中国の個人旅行者の新たなトレンド、購買行動、コンテンツに関する豊富な洞察を共有しました。
セミナー当日は、観光施設事業者、鉄道会社、ツアー・アクティビティ事業者、ホテル事業者、日本政府観光局等、日本の観光業界の主要関係者200名近くが一堂に会し、Klookと小紅書(レッド)の経営陣と会談しました。この会談で、Klookと小紅書(レッド)は正式に包括連携協定に調印し、両社が緊密に連携して世界中の事業者のために高品質なマーケティング・ソリューションを創造し、提供することをコミットしました。この協定は、Klookと小紅書(レッド)のパートナーシップをさらに強化するだけでなく、中国人の個人海外旅行市場に新たな活力と創造性をもたらすこととなるでしょう。
中国の個人旅行者のための「新世代旅行検索エンジン」
パンデミック後の中国における消費者の大きな変化は、彼らが消費するコンテンツのチャネル選択に反映されています。コロナ禍において、中国で非常に影響力のあるライフスタイル・プラットフォームである小紅書(レッド)は、中国の都市部の消費者にとって、日常生活や楽しみの源泉となるエンジンであり、新世代のソーシャルメディアとなっていました。
小紅書(レッド)は、中国の海外旅行者に選ばれるコンテンツコミュニティであり、現在、小紅書(レッド)の中国本土での月間アクティブユーザーは3億人を超えています。また、マレーシア、香港、マカオの中国語を話すユーザーの間でも徐々に人気が高まっています。
「2023 Tourism Consumption Content Research Report by Crowley」によると、中国から海外に出る旅行者の82.4%が、旅行前にリサーチを行います。そのリサーチに最も多くの時間が小紅書(レッド)に費やされており、ユーザーはそこで旅行のヒントやインスピレーションを得たりしています。さらに特筆すべきことは、このプラットフォーム上で直接チケットや交通手段の予約購入ができるようになっているということです。そのため小紅書(レッド)をどのように旅行先や販売店の宣伝に活用するかは、旅行・観光業界が模索すべき課題となっています。
Klookチャイナのゼネラル・マネージャー、Vincent An は、「Klookは、中国の個人海外旅行を最もよく知る旅行専門家であるべく、日々努力しています。私たちは5年前から小紅書(レッド)のトレンドに注目し、3000人以上が参加するKlookクリエイターコミュニティの創設など、新しいマーケティング手法を試し続けてきました。小紅書(レッド)とのパートナーシップを通じて、中国の個人海外旅行者が世界中でより多くの素晴らしいものを発見し、体験することができると信じています。 」
コロナ後の中国における個人海外旅行者の新たな嗜好
日本は中国の個人旅行者にとって常に人気の旅先です。世界中の旅行・体験を提供するKlookは、2014年の創業以来、世界の旅行者を呼び込む方法を模索し、あらゆるツアー、アクティビティ、交通手段、特別な宿泊体験などを提供してきました。現在、世界で毎月6,500万人以上のユーザーがKlookを利用し、50万点以上の旅行商品から選んで予約することが可能です。
日本へ行く中国人旅行者について、Klookは、コロナ後の旅行者が商品やルートの面でより多様な購買嗜好を示していることを明らかにしました。 ユーザーの志向は「観光」から「体験」へと変化しています。コロナ前の都市観光中心から、興味重視、個性重視、写真映えする旅行が旅行の意思決定における新たな原動力となっているのです。
大都市周辺の一泊二食付き温泉宿、ミシュランレストラン、茶道体験など、人気エリアでの新しくユニークなアクティビティや、JRで行く阿蘇山や高野山など、希少なエリアでの特産品やユニークな体験の発見、探求、自発的な利用が増加しています。そしてそれらは小紅書(レッド)をはじめとするSNSを通じて、ユーザーによって発見され、探索され、自然に拡散されているのです。
Klookジャパンのゼネラルマネージャー 増田 航は、「サプライチェーンレベルでは、中国の方々が好むルートや景勝地を発見し、日本の事業者様と協力して中国人旅行者に高品質で革新的な旅行体験を提供したいと考えています。 そして、小紅書(レッド)を通じて、これらの質の高い体験をより多くの人々に提供していきます。」
小紅書(レッド)、Klook、事業者が連携し、文化観光の新しいモデルを作る
中国の海外旅行者と現地の事業者とのかけ橋となるのは、優れたコンテンツと優れた商品です。小紅書(レッド)のチームは、事業者とユーザーの間の結びつきをさらに緊密にするために、中国で最も使われているSNSからのシームレスな旅行・体験予約を可能にしています。
旅行体験は、より消費者の実際の体験に基づいた形で提示される必要があります。小紅書(レッド)は消費者が体験したことの投稿を洗練させることで、事業者がより鮮明で立体的な消費者の姿を見ることができるようになり、彼らの実際の体験のシーンと関連するカテゴリーに基づいて正確に提示できるよう、マーケティングコンテンツのラベルを最適化することを実現したいと考えています。
Klookはコロナ禍で、小紅書(レッド)の中にミニアプリを開設しており、未だ小紅書(レッド)の中で唯一商品連携をしているオンライン旅行予約サイトとなっています。そのためユーザーは小紅書(レッド)上で、消費者の投稿を通じて旅行のインスピレーションを得て、そのままKlookの商品の予約や購入まで同時にでき、事業者はより明確に"コンテンツ"から商品の"購入"につながる効率的な流れを目にすることができます。
小紅書(レッド)の現地サービス・旅行業界ゼネラルマネージャーのMi Yang氏は、「私たちは個人海外旅行のトレンドが全面的に高まる中、コンテンツ+電子商取引のプラットフォームとして、私たちはより多くの豊かで文化的な旅行先をユーザーに提供し、中国の消費者に、より多くの日本の旅行のインスピレーションを届けることを楽しみにしています」と述べました。
小紅書(レッド)の旅行業界責任者であるQiao Ling氏は、次のように付け加えました。「Klookは小紅書(レッド)のユーザーに沢山の新たな楽しみを提供することができ、これは私たちの旅行領域におけるビジネスコンセプトである”インスピレーションを得られる旅”と合致します。今回のセミナーイベントを通じ、より多くの日本の観光パートナーに小紅書(レッド)とKlookの連携についてご理解いただき、共に中国の若い海外旅行客と日本の観光事業者を結びつけることに尽力したいと思います。」
【Klook(クルック)について】
Klookは世界をリードする旅行・レジャー予約サイトです。世界中の観光施設チケットやツアー、交通機関、Wi-Fi/SIM、レンタカー、ホテルまで、旅先で必要なもの全てをお届けしています。2014年の設立以降、いつでもどこでも、旅行者がワクワクする瞬間をサポートしています。
Klook(日本語版):https://www.klook.com/ja/
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.klook&hl=ja
iOS: https://itunes.apple.com/JP/app/klook/id961850126
【日本での実績】
当社は2017年9月に日本法人を設立し、訪日外国人観光客向けの旅行・レジャー商品によるインバウンド事業を開始しました。JTB、JR西日本、JR九州、小田急電鉄ほか多数のパートナーと提携し、180か国以上に広がるKlookユーザーに日本の魅力をアピールしています。2019年4月には日本語版サービスをリリースし、日本人向け海外旅行商品を提供開始。2020年6月に国内の旅行・レジャー商品をリリースし、インバウンド・アウトバウンド双方で培った商品ラインナップや強みのテクノロジーを生かして、日本人の国内旅行・レジャー市場も強化しています。
【Klook Travel Technology Limited 会社概要】
社名: Klook Travel Technology Limited(クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド)
本社: 香港 (22/F, Kinwick Centre, 32 Hollywood Road, Central, Hong Kong)
代表者: 共同創業者兼CEO, 林照圍(英語名:イーサン・リン)
設立: 2014年9月
事業内容:旅行・レジャー予約サイト「Klook」の開発および運営
【Klook Travel Technology合同会社 会社概要】
社名 : Klook Travel Technology合同会社
日本本社 : 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F WeWork
設立: 2017年9月
事業内容: 旅行・レジャー予約サイト「Klook」の開発および運営
URL: https://www.klook.com/ja/
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