小学館とYondemyが協業。読書履歴の独自分析を活かし、新刊『大禁句辞典』を子どもたちへ届 ける共同プロジェクトを実施
250万件超のデータと子どものリアルな声・感想を、本作り、書店営業資料、プロモーションへ活用
子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemy(本社:東京都渋谷区、代表取締役:笹沼颯太)と株式会社小学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀信宏)は、子どもの声を活かした新たな読書体験の創出に向け、協業を開始しました。
両社の協業第1弾として、2026年7月発売の『妖怪サトリと天狗笑い』の帯に、子どもの「読む力」に合わせて本を選べる指標「ヨンデミーレベル®」(※1)を表示する取り組みを実施しました。対象年齢だけに頼らず、子ども自身が「今の自分にぴったりな、読みたい一冊」と出会い、読書を好きになる体験を届けています。
続く第2弾の取り組みとして、小学館から11月19日(木)に発売となる児童書短編アンソロジー『大禁句辞典』において、事前リサーチおよび読書履歴の独自分析を通じ、子どもたちへ届ける取り組みで連携いたしました。
ヨンデミー受講者の小学生の子どもたちへのゲラ読みリサーチを実施し(※2)、その反応を編集部にフィードバック。子どもたちの生の感想や、ヨンデミーでの読書履歴から分かる分析結果を参考に、書店向けのプロモーション資料を作成しました。
今後、「子どもの声を起点にした本づくり」も視野に、新しい取り組みに挑戦していきます。

(※1)ヨンデミーレベルは、児童書の文章の難しさを数値化したYondemy独自の指標。
PR TIMES「ヨンデミー、子どもの“読む力”を測る独自指標「ヨンデミーレベル」が特許を取得」
(※2)ユーザーリサーチ概要:ヨンデミー受講者の小学2年生~6年生を対象に実施(インタビュー6名、アンケート23名)。あわせて保護者向けアンケートも実施(実施期間:2026年7月末~8月末)。
協業の背景
これまでの児童書業界では、対象年齢や学年による類書調査や、編集者の経験・感覚に基づいて企画や制作が行われてきました。発売前の段階で「子どもたちの生の反応」を直接把握することは構造的に難しく、「この本が、どんな子の心に響くのか」を事前に精度高く予測することは難しい状況にありました。
一方で、「どの本が、どんな子の心に響くのか」をあらかじめ精度高く把握できれば、その反応を、本作りや営業、プロモーション活動にも活用できます。
Yondemyが蓄積した250万件超の読書感想データと、累計4万人の顧客基盤には、子どもたちが「どの本に心を寄せ、何を感じたのか」という「本当の声」が詰まっています。
小学館が誇る高い企画・編集力と、Yondemyが持つヨンデミー受講者の読書履歴データやリアルな声を掛け合わせることで、作品の魅力を届ける工夫を重ね、一冊でも多くの本が子どもたちの元へ届く環境づくりを目指してまいります。
『大禁句辞典』について
協業第2弾の取り組みとして11月19日(木)発売の『大禁句辞典』において、小学生による事前のゲラ読みリサーチを実施しました。

【書籍情報】
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書籍名:『大禁句辞典』
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出版社:株式会社小学館
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著者:あさばみゆき、富安陽子、石川宏千花、秋木真、藤白圭、櫻いいよ、にかいどう青、斉藤倫
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定価:1,430円
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ISBN:978-4-09-289351-1
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ヨンデミーレベル(※1):37
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発売日:2026年11月19日(木)
【書籍の内容】
『大禁句辞典』は、8名の人気児童文学作家が執筆した短編アンソロジーです。「禁句」をテーマに、ミステリー、コメディ、恋愛、ホラーなど、複数のジャンルを網羅しており、子どもたちの心に届く深いテーマを扱った作品を集めています。 刊行に向けた取り組みとして、子どもたちによるゲラ読みリサーチを実施し、その感想や反応、ヨンデミーのもつ読書履歴を踏まえた分析結果を、編集部にフィードバックし、本作りに活用していただいています。
子どもの声が、本作りやプロモーションにまでどう活かされたか
1.ユーザーリサーチの実施
『大禁句辞典』の発売前に、ヨンデミー受講者である小学2年生~6年生およびその保護者を対象としたユーザーリサーチ(インタビュー・アンケート)を実施しました(※1)。
実際に子どもたちにゲラを読んでもらい、「読みやすさの感覚」「作品全体へのリアルな反応」「各短編の魅力や刺さり方」を定量・定性の両面から詳細に把握しました。
リサーチを通じて、「普段はミステリーばかりを読むお子さまが、本書ではコメディの短編に最も心を惹かれた」といった事例が見られました。保護者やお子さま自身も気づいていなかった新しいジャンルとの出会いを生み、子どもの「読書の入り口」を広げるきっかけとなることが、Yondemyのリサーチを通じて明らかになりました。
2.本づくりへの反映
リサーチを通じて得られた子どもたちのリアルな反応や読書傾向は小学館の児童創作編集室の各編集者へフィードバックされ、編集チーム全体で共有されました。編集者が長年培ってきたプロの知見や企画力に子どもたちの生の声を掛け合わせることで、本としての見せ方や届け方を含めた「本づくり」やプロモーション施策を多角的に検討するための貴重な参考データとして活用されています。
3.書店営業資料への活用
リサーチ結果は、小学館の書店営業における提案資料としても活用されています。 従来の営業アプローチに加え、「実際の読者である子どもたちにどう響いているか」という実証データを提示。小学生の子どもたちの具体的な反応や好み、関心テーマごとの広がりをデータで裏付けることで、書店へのより具体的で確度の高い販売提案が可能となりました。
4.Yondemyの読書履歴分析による新たな切り口と活用
Yondemyは、本リサーチで『大禁句辞典』を高く評価した子どもたちの、過去の読書履歴を分析しました。その結果、ジャンルや装丁は異なるものの、子どもたちが好んで読んでいた本には、「思いやり」の要素を含む作品が多く見られることが分かりました。
「思いやり」は、『大禁句辞典』の内容だけを分析しても見えてこなかった、隠れた共通項です。子どもたちの読書履歴を通じてこの共通項が見つかったことで、本書の価値を伝える新たな切り口が生まれました。「言ってはいけない言葉」について考えることは、その言葉を受け取る相手の気持ちを想像し、誰かを思いやることにもつながると捉えられます。
この発見は、保護者から寄せられていた懸念に応える手がかりにもなりました。ユーザーリサーチでは、『禁句』というタイトルから、不適切な言葉を学ぶ本ではないかという懸念が複数の保護者から寄せられていました。今回の分析によって、「相手の気持ちを考え、思いやりの心を学ぶきっかけになる本」という価値を、子どもたちの読書傾向に裏づけられた切り口として、保護者に伝えられるようになりました。
また、子どもたちからは、タイトルに含まれる『禁句』という言葉に対して、「どういう意味?」「何のこと?」という質問が生まれました。大人が想定する言葉の理解とのギャップを捉えたことで、その意味を丁寧に説明しながら、タイトルへの興味を作品との出会いにつなげる紹介の仕方も見えてきました。
Yondemyが蓄積してきた読書履歴から得られた発見を、保護者向けの訴求やプロモーションに活かし、作品と子どもたちの出会いを広げてまいります。
両社コメント
小学館 児童創作編集室 編集長 田中 明子
言葉には、良くも悪くも「力」があります。人を笑わせたり、泣かせたり、傷つけたり、救ったり。「禁句」をテーマにした『大禁句辞典』に収録した短編物語はどれも、読んでいるときは本当におもしろく、読み終わった後には「禁句とは?」という問いが残るものばかりです。人気の児童書作家が書き下ろした8つの物語それぞれに「禁句」の切り口が違うので、どんどん他の作品が読みたくなったり、もう一度読み返したくなったりと、子どもたちの読書体験を豊かにする本になるように様々な工夫を盛り込みました。
このたび、ヨンデミー受講者の子どもたちの声により、そんな企画意図が的確に届くことが客観的に証明されたことで発売前に確かな手応えを感じることができました。
また、Yondemy様が蓄積する読書感想データから導き出された分析結果から、私たちが気づかなかった発見も多数あり、本書の魅力をより磨き上げるきっかけにもなりました。
今後も、子どもたちが読書のおもしろさを実感できる本を作り続けていきたいと思います。
株式会社Yondemy 代表取締役 笹沼 颯太
子どもたちが読書にハマる瞬間には、必ず「自分の心に刺さる一冊」との出会いがあります。今回、小学館様との協業により、制作段階から子どもたちのリアルな声や感情を本作りに活かすという、これまでにない新たな試みが実現しました。
ゲラを読んだ子どもたちの等身大の反応は、編集者の方々の確かな手腕と重なり合うことで、作品のポテンシャルをさらに高める強力な後押しとなったと感じています。
「子どもの声を起点にした本づくり」という新しい挑戦を通じて、一冊でも多くの「心に届く本」を子どもたちへ届けてまいります。
今後の展望
Yondemyはこれまで、講談社「青い鳥文庫」(※3)や「集英社みらい文庫」(※4)をはじめとする児童向けレーベルとの連携や、書店の棚に「ヨンデミーレベル本棚」(※5)を展開し、子どもが自分の読む力に合った本を選べる環境を広げてきました。
今回、小学館『大禁句辞典』での取り組みを通じて、小学館様とともに「発売前のプロモーションの段階から子どもの声を活かす」という新たな書籍制作アプローチを実現いたしました。
例えば、『大禁句辞典』では、制作過程でのリサーチ結果を本作りの参考にして精度を磨き、書店営業資料や保護者向けプロモーションにも実証データとして活用しました。こうした「子どもの声をプロモーションや営業活動に活かす」アプローチが広がっていくことで、子どもたちは自分の「読みたい!」という好みにぴったりな本と出会い、夢中になって読書を楽しむことができるようになります。
小学館とともに始まったこの取り組みを皮切りに、一人でも多くの子どもたちが「読書が好きになるきっかけとなる一冊」と出会い、本を通じて豊かに成長していける未来を目指して、Yondemyは歩みを進めてまいります。
(※3)PR TIMES「ヨンデミーが講談社「青い鳥文庫」と協業を開始」
(※4)PR TIMES「集英社みらい文庫とYondemyが連携開始。児童書に「ヨンデミーレベル」を表示へ」
(※5)
PR TIMES「子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」が未来屋書店と連携開始」
PR TIMES「子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」が丸善ジュンク堂書店と連携決定」
PR TIMES「紀伊國屋書店、子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」と連携開始」
PR TIMES「くまざわ書店、子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」と連携開始」
PR TIMES「今井書店、子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」と連携開始」
「ヨンデミー」について

「ヨンデミー」は、お子さま一人ひとりの読む力や好みをAIが分析し、最適な本を推薦するオンライン習い事サービスです。AIが担当する「ヨンデミー先生」が毎日数分のミニレッスンを通じて読書の楽しさを伝え、ゲーム感覚で成長を実感できる設計により、読書が苦手なお子さまでも無理なく読書習慣を身につけられます。独自の読書指標「ヨンデミーレベル®」を活用し、お子さまの読む力に合わせて一人ひとりにぴったりな本を選書します。お子さまの「読めた」「楽しい」「もっと読みたい」という気持ちを育みます。
サービスURL:https://lp.yondemy.com/
会社概要
「株式会社小学館」について
会社名:株式会社小学館
代表:代表取締役社長 相賀信宏
創立日:1922(大正11)年8月8日
所在地:〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1
事業内容:総合出版社
URL:https://www.shogakukan.co.jp/
「株式会社Yondemy」について
会社名:株式会社Yondemy
代表:笹沼颯太
設立日:2020年4月13日
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目14番13号 岡崎ビル810号室
事業内容:子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」の開発・運営
URL:https://corp.yondemy.com/
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