巨大な灯籠の山車「粟田大燈呂」が夜の街を練り歩く。京都芸術大学の学生が180年ぶりにアートの力で大燈呂を復活!
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子、以下本学)は、粟田神社(京都市東山区)の最大の祭礼行事「粟田祭」における「夜渡り神事」にて巡行する「大燈呂(ねぶた)」を今年度も制作しました。2008年に本学の学生が180年ぶりにアートの力で大燈呂を復活させて以来、「粟田大燈呂プロジェクト」として毎年大燈呂を制作しています。
■本件のポイント
・粟田神社における「粟田祭」の神事の一つ、「夜渡り神事」の巡行が今年は規模を縮小して斎行!(2020年は新型コロナウイルス感染防止の観点で中止。)
・長らく制作されていなかった「夜渡り神事」の大燈呂を、2008年に京都芸術大学の学生が180年ぶりにアートの力で復活させ、その後「粟田大燈呂プロジェクト」として毎年大燈呂を制作。
・2021年は来年の干支『トラ』と神様『イソタケルノミコト』の2基の大燈呂を制作し、学生も巡行に参加。
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2021年10月23日(土) 粟田祭「夜渡り神事」
参加学生:京都芸術大学1.2年生 38名 - 16:45~ お迎え行列(御神宝 阿古陀鉾をお迎えにあがる行列)
- 18:00~ 夜渡り神事行列(阿古陀鉾と大燈呂が氏子区域を巡行)
- 粟田祭とは
- 「夜渡り神事」の粟田大燈呂プロジェクト
大燈呂とは、その名の通り大きな灯篭の山車。今日の「ねぶた」の原型とも言われており、1567年(永禄10年)に行われた「夜渡り神事」の記録に記載されているほど歴史が深いもの。しかし、この大燈呂は長らく制作されることなく、過去の歴史の一つとなっていました。
京都芸術大学の学生が取り組む「粟田大燈呂プロジェクト」は、2008年に本学の学生が180年ぶりに「夜渡り神事」の大燈呂をアートの力で復活させたことに始まり、今年で14年目を迎えました。
- 今年の大燈呂は『トラ』と『イソタケルノミコト』
「粟田大燈呂プロジェクト」の活動期間は約半年。祭りの成り立ちや歴史を学ぶため、粟田神社とその地域一体のリサーチを重ね、粟田祭実行委員会の方々へのプレゼンテーションを経て大燈呂を制作します。
2021年は来年の干支『トラ』と粟田神社に祀られている神様『イソタケルノミコト』の2基の大燈呂を制作。昨年は巡行が叶わず展示のみとなった大燈呂も合わせて、合計4基の大燈呂が巡行します。どの角度から見ても豊かな表情を見せる、大迫力の大燈呂をお届けします。
■京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,859名
※芸術学部 正科生、2021年5月現在
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