介護労働者が抱えるストレス課題を独自設問で収集し5年、介護業界に特化した『ストレスチェックfor介護』2020年度版調査結果発表

介護業界の高ストレス者率はコロナ禍の影響薄く昨年度比0.1%改善

 ウィルグループの総合人材サービスを手掛ける株式会社ウィルオブ・ワーク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 告野 崇)は、介護業界に特化した医療・介護事業者のストレス診断と組織分析が可能な『ストレスチェックfor介護』を2016年より提供開始し、5年を迎えました。利用企業に向けて公開した2020年度のレポート(128事業所、7,687名対象)から見える介護業界の課題についてのトピックをお知らせします。

 『ストレスチェックfor介護』は厚生労働省指定の職業性ストレス簡易調査票(57問)だけでなく、組織心理学と介護現場の課題から設計した独自設問(21問)を追加し開発。個人のストレス判定だけでなく、多面的な組織課題の抽出・分析ツールとして、多くの介護事業者が利用しています。

【調査結果トピック】
  • 介護業界全体の高ストレス者率は15.4%と厚生労働省基準値の10%より高い結果に。
  • 職場環境で望ましくない点、1位は「収入面」。教育面や資格取得サポートについても不満要素に。
  • 約80%が「自分の仕事は意味のあるものだと思う」と回答。
 
【調査概要】
実施方法 :Web又は紙(調査票)媒体による実施
      ストレスチェック受検システム「ストレスチェックfor 介護」
      (職業性ストレス簡易調査票57問に準拠、及び弊社独自設問21問)を使用
実施期間 :2020年2月~2021年1月
実施対象 :医療・介護・福祉等事業所の労働者
有効回答者:職業性ストレス簡易調査票(57問):7,687名(男性2,228名、女性5,459名)
      職場環境等の労働者意識(弊社独自21設問):6,753名(男性1,976名、女性4,777名)
      ※弊社独自設問は実施した事業所のみ

 

  2015年に労働者50人以上の事業所において毎年1回のストレスチェック実施が義務化され、多くの介護事業所でも実施されるようになりました。 一般的に介護業界はストレスが高い傾向にあると言われており、離職率も他業種と比較して高い状況が依然として続いています。 ウィルオブ・ワークでは、ストレスチェック業務をWebで効率化し、更に介護事業所の組織課題を定点レポートすることで、離職率の低下などのためのアクション考案に活用可能です。
 
  • 介護業界の高ストレス者率はコロナ禍の影響薄く、昨対比0.1%改善
 2020年度は利用事業所が120を超えた『ストレスチェックfor介護』。介護業界全体の高ストレス者率は15.4%と、昨年度実績(15.5%)と比較して0.1%改善しましたが、厚生労働省が示す高ストレス者評価基準である「10%程度」と比較すると、依然高い割合となっています。

 

介護業界の高ストレス者率(2020年度)介護業界の高ストレス者率(2020年度)


 また事業所別の集計では、高ストレス者率が評価基準以上(11%以上)の事業者が68.8%で、特に高ストレス者の多い「高ストレス者21%以上」の事業所は24.2%と3年連続増加となりました。 一方で「高ストレス者10%以下」の事業所は31.3%で同じく増加傾向にあり、ストレス課題を抱える事業所の二極化が読み取れます。

事業所別の高ストレス者率の分布事業所別の高ストレス者率の分布

 
  • 収入への不満が最も強く、教育面や資格取得サポートについても不満要素に

 当社が独自に開発した、職場のストレスと強く関連する職場環境や人間関係、回答者の意識に関する「職場環境等の労働者意識」21設問の結果からは、介護業界特有のストレス要因傾向がわかりました。

 職場環境で望ましくない点は「給料満足度」が最も否定的評価率が高く、次いで「仕事量負荷の問題解決」「研修や現場教育の実施」が続きます。研修不足によるスキルアップに対する悩みや上司からのマネジメント課題が伺える結果となりました。一方で、職場環境で望ましい点は「仕事の意義」が非常に肯定的評価率が高く、「職場の人間関係(同僚)」「シフトや仕事の公正配分」が続きました。

 

 
  • 『ストレスチェックfor介護』回答対象は2020年度で128事業所に増加
【独自に開発した介護業界向けストレスチェック】

厚生労働省指定の職業性ストレス簡易調査票(57問)に、組織心理学と介護現場の課題から設計した独自設問21問を加えた介護業界に特化したストレスチェック。Webのストレスチェックサービスは、手軽に受検可能なため、年々利用企業が増えています。

【集団・組織分析レポート】
ストレス判定結果と独自設問への回答結果を相関分析し、ストレス因子などの組織課題や改善案などをわかりやすくレポートするほか、様々な属性別の分析結果の発行も可能です。個人のストレス判定だけでなく、多面的な組織課題の抽出・分析ツールとしてご利用いただいています。

【当社社員による実施サポート&産業医紹介】
共同実施事務従事者として当社社員がストレスチェックの実施・運営をサポートします。また、産業医の紹介も可能です。

▼『ストレスチェックfor介護』 詳細はこちら
https://willof-work.co.jp/corp/service/sc/




株式会社ウィルオブ・ワーク ヘルスケア事業部 事業開発室 室長 角 陽輔コメント


『ストレスチェックfor介護』はお陰様で提供開始5周年を迎えまし
た。導入事業所の中には「ストレスチェックの結果をもとに職場環境改善に設備・研修導入を行った」「ストレスチェックきっかけで業務改善委員会を定期開催するようになった」など、『ストレスチェックfor介護』を通じて従業員のストレス傾向を把握し、職場環境改善に活かしている介護事業所もいらっしゃいます。

当社では本サービス以外にも、ストレス要因として考えられる研修や資格取得サポートの需要に対して、介護事業所に向けた「講師出張型実務者研修サービス」を提供するなど、介護人材定着のための様々なサービスを提供しております。

今後も介護業界の人材課題解決のパートナーとして邁進してまいります。
 


■株式会社ウィルオブ・ワークについて
ウィルオブ・ワークは、販売やコールセンター、介護をはじめ、業種に特化した 「人材派遣」「業務請負」「人材紹介・紹介予定派遣」サービスを提供しており、業種に特化した教育活動を通して、専門性の高い人材ビジネスを展開しています。当社が掲げる『Chance-Making Company』のビジョンのもと、すべての人の可能性を信じ、あらゆる人の働く機会、そして多様な働き方も増やしていきたいと考えています。

【会社概要】
社   名  : 株式会社ウィルオブ・ワーク
本   社  : 東京都新宿区新宿三丁目1番24号 京王新宿三丁目ビル3階
設   立  : 1997年1月
代   表  : 代表取締役社長 告野 崇
資 本 金  : 9,900万円
従 業 員 数  : 2,836名(2021年3月末現在)​
U R L  : https://willof-work.co.jp/

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. ウィルグループ >
  3. 介護労働者が抱えるストレス課題を独自設問で収集し5年、介護業界に特化した『ストレスチェックfor介護』2020年度版調査結果発表