NetApp、新機能でVMware環境を最適化

NetAppとBroadcomが、顧客のプライベートおよびハイブリッドクラウド環境の価値を最大化

ネットアップ合同会社

NetApp合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ)-- インテリジェントなデータ基盤を提供する企業 NetApp®(NASDAQ:NTAP)は、VMware Cloud Foundationの展開をサポートする新機能を発表しました。これにより、顧客はNetAppのソリューションを活用して、VMwareのワークロードを効率的にスケールさせるために、IT環境を最適化できるようになります。 

 

NetAppと最近Broadcomに買収されたことで知られるVMwareは、10年以上にわたり共同で顧客の成功をサポートし、VMwareへの投資を最大限に活用する手助けをしてきました。この期間、NetAppはVMwareの主要なエンジニアリングパートナーとして、次世代のvSphere Virtual Volumes(vVols)に関するデザインにも関わり、ストレージの高可用性やスケーラビリティ、パフォーマンスを向上させてきました。今回、NetAppは、顧客がVMware環境をより効率的に運用できる新機能を発表します。

 

NetAppの最高技術責任者兼シニア バイスプレジデントであるJonsi Stefanssonは次のように述べています。

「NetAppとBroadcomは、ハイブリッド クラウド環境での不確実性を解消するために協力しています。現在、2万人以上の顧客がVMwareワークロードをサポートするためにNetAppを利用しています。VMwareが買収された後も、Broadcomとの連携を続けることで、私たちのソリューションはスムーズに連携し、顧客は単一のインテリジェント データ インフラを活用して、VMwareワークロードをより効率的に運用できるようになります」 

 

NetAppは、VMware環境でのコスト最適化、運用の簡素化、そして柔軟性の向上を実現するために、以下を提供しています: 

 

  • VMware Cloud Foundation(VCF)のサポート拡充:NetAppとBroadcomの顧客は、NetApp ONTAP®ソフトウェアを使用して、標準的なストレージ要件から統合アーキテクチャまで、あらゆるニーズに対応できるようになります。これにより、VCFハイブリッド クラウド環境をよりシンプルに管理することが可能です。ONTAP Tools for VMware(OTV)の最新バージョンでは、NetAppストレージ システムでのSnapMirror®アクティブ同期をサポートし、VMwareワークロードを実行するNetAppストレージ間でアクティブなデータレプリケーションを行うことができます。これにより、VMware管理者はVMのプロビジョニング、管理、保護をより効率的に行うことが可能です。SnapMirrorアクティブ同期により、データ保護作業が仮想化されたコンピューティング環境から分離され、データの可用性を向上し、総所有コストが削減されます。

  • Azure VMware Solution(AVS)の新機能:vSphereワークロードをクラウドに拡張または移行する際、AVS予約インスタンスにNetAppのSpot Ecoを活用することで、より大きな価値を引き出すことができるようになりました。Spot Ecoを使ってAVSの予約インスタンスを管理し、さらにAzure NetApp Filesでデータ ストレージをオフロードすることで、計算コストを大幅に削減することができます。 

  • NetApp Cloud InsightsのVM最適化機能の強化:NetAppはCloud Insights VM Optimizationを導入することで、VMwareを含む仮想環境の最適化に向けた包括的なソリューションをさらに拡充します。Cloud Insights VM Optimizationは、下記を実現します。

  1. コスト削減:仮想マシン(VM)の密度を高めることでコストを削減

  2.  最適なストレージ運用:環境に最適な価格対性能比でストレージを運用

  3. 全体の監視:環境全体を監視し、可用性、パフォーマンス、設定のベストプラクティスへの

    準拠を確保

 また、NetAppでは、顧客がVMware環境のコンピュータ、メモリ、ストレージのリソースの最適化ができるよう、Cloud Insightsの30日間無料トライアルを提供しており、新しいVMwareソフトウェア サブスクリプションへの移行をサポートしています。これら上記の新しい発表は、7月に発表されたNetApp BlueXP™ディザスタ リカバリ サービスの強化に続くもので、ハイブリッド クラウド環境でのVMwareワークロード向けに自動化されたディザスタ リカバリ プランを設計、実行するためのガイド付きワークフローを提供します。これには、新たにVMFSデータ ストアのサポートも追加されています。

 

BroadcomのVCF部門で製品担当バイスプレジデントを務めるPaul Turner氏は次のように述べています。

「組織がVMware Cloud Foundationでインフラを最新化する際、NetAppのような業界リーダーから提供されるサービスがスムーズに機能し、期待通りの価値を提供し続けられるかについて注目しています。NetAppと密に協力することで、私たちの顧客は、プライベート クラウド プラットフォーム上で革新的なデータおよびストレージ サービスを展開し、VMware環境から最大限の価値を引き出すことができるのです」 

 

Microsoftで製品管理担当バイスプレジデントを務めるBrett Tanzer氏は次のように述べています。

「私たちは、多くの顧客がVMwareワークロードをクラウドに移行する際に、迅速でコスト効率の良いソリューションを提供しています。その結果、Microsoft AzureはVMware環境向けのクラウド選択肢として人気があります。VMwareの顧客が仮想化環境の運用変更をスムーズに進められるように、私たちは長期間にわたって安全で予測可能な価格設定を提供しています。また、NetAppのデータ管理およびクラウド監視機能は、これらの移行に必要な投資対効果を確実に実現するのに役立ちます」

 

Enterprise Strategy GroupでPractice Directorを務めるScott Sinclair氏は次のように述べています。

「クラウド、データ、インフラ運用がますます複雑化する中で、ITチームはポイントソリューションよりも包括的なプラットフォームを求めるようになっています。NetAppとBroadcomの共同アップデートにより、顧客はNetAppのインテリジェントなデータ インフラを使用して、業界最先端のデータ管理およびCloudOps機能を持つ単一のプラットフォーム上に複数のデータ操作を統合することが可能となります。これにより、顧客は運用およびインフラの効率を高め、VMwareへの投資にかかる総所有コストを削減することができます」 

 

 

関連情報

 

NetAppについて 

NetAppは、ユニファイド データ ストレージ、統合データ サービス、CloudOps ソリューションを組み合わせて、あらゆる顧客が破壊的イノベーションの世界動向をチャンスに変えることのできる「インテリジェント データ インフラストラクチャ」を提供する企業です。サイロ化しないインフラストラクチャを創出し、可観測性と AI を活用して、最適なデータ管理を実現します。世界最大のクラウドにネイティブサービスとして導入されている唯一のエンタープライズ グレード ストレージ サービスのように、NetAppのデータ ストレージはシームレスな柔軟性を提供し、NetAppのデータ サービスは優れたサイバー耐性、ガバナンス、アプリケーションの俊敏性によりデータの優位性を創出します。またNetAppの CloudOps ソリューションは、可観測性と AI を通じて、パフォーマンスと効率の継続的な最適化を提供しています。データの種類、ワークロード、環境を問わず、NetAppがお客様のデータ インフラストラクチャを変革し、ビジネスの可能性を実現します。

 

詳細については、https://www.netapp.com/ja/ をご覧ください。NetApp合同会社はNetAppの日本法人です。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、InstagramでNetAppをフォローしてください。

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中島シハブ・ドゥグラ
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設立
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