AironWorks、AI×サイバーセキュリティの研究開発で、総務省「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」(ICTスタートアップリーグ)に3年連続で採択
AIサイバーセキュリティプラットフォームを提供するAironWorks株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:寺田 彼日、以下「AironWorks」)は、総務省が実施する「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」(ICTスタートアップリーグ)令和7年度採択企業として選出されたことを発表いたします。

■日本のイノベーションを牽引するスタートアップとして採択
ICTスタートアップリーグは、革新的なビジネスモデルや先端技術を有するスタートアップ企業を支援し、日本のイノベーション創出を加速することを目的とした総務省主導のプログラムです。令和7年度は過去最多となる62社が採択され、AironWorksもその一員として選出されました。
■急激に進化する脅威環境へのAIでの挑戦
近年、AI技術を悪用した標的型攻撃・ソーシャルエンジニアリングの手法が急速に高度化しており、従来型の訓練やルールベースの対策では対抗できない局面に直面しています。AironWorksは、攻撃者と同等以上のAI技術を用いて防御側を進化させることをテーマに、最先端のセキュリティAIの研究開発を行っており、今回、その研究開発とその成果の事業化の可能性を評価いただき、3年連続の採択に至りました。
■AironWorksのAI技術とソリューションの特徴
AironWorksは “Enhancing Teams with AI” をMissionに掲げ、独自のAIエンジンと世界トップレベルのホワイトハッカーの知見を融合させたサイバーセキュリティプラットフォームを展開しています。
主な技術的強み・価値は以下の通りです:
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攻撃者視点から設計されたAI生成型標的型攻撃メール訓練
自然言語生成モデルを応用し、実際の攻撃に近いシナリオを企業ごとにカスタマイズ -
AIによる次世代型メールフィルタリング検知運用
従業員に届くメールを、AIがリアルタイムでリスクを解析・可視化するとともに、AIが分析結果のリスク対応や教育への活用を支援 -
人的リスクをスコアリングするAIエンジン
従業員の行動傾向を解析し、リスク可視化・予防的対策を自動提案 -
SaaSとして即時展開可能な多層防御型のセキュリティ基盤
Microsoft 365やGoogle Workspaceとも連携可能で、既存のクラウド環境にシームレスに導入。ユーザー体験を損なわずに強固な教育と防御を両立。
これらの機能により、AironWorksはサイバー防御側にこそAIが必要であるという思想を具現化し、企業のセキュリティ態勢強化と持続的な成長を後押ししています。
◾今後の展望と社会的インパクト
今回の採択を機に、AironWorksはさらに日本発のAIセキュリティ技術の国際展開を加速し、グローバルなセキュリティ課題への解決策を提供してまいります。
また、「ICTスタートアップリーグ」のネットワークや支援を活用し、産官学との連携、地域社会への普及、情報セキュリティ教育の再定義といった社会貢献活動にも注力してまいります。
代表コメント
代表取締役 寺田 彼日 コメント
「このたび、総務省『ICTスタートアップリーグ』に採択いただき大変光栄です。私たちは“AIは攻撃者だけの武器ではない”という信念のもと、守る側もAIを駆使して進化するべきだと考えています。日本から世界に通用するAIセキュリティ技術を育て、より安全で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。」
◾AironWorksについて
AironWorksサービス概要
AironWorksは世界トップレベルのホワイトハッカー、エンジニア集団が開発するAIサイバーセキュリティプラットフォームです。
近年増加するスピアフィッシング、標的型攻撃、ビジネスメール詐欺、ランサムウェアなど人的な脆弱性を狙ったサイバー脅威に対抗すべく、ハッカー視点で開発したAIによって、高度な訓練と教育、メールの多層防御、脅威インテリジェンスを統合したプラットフォームで、企業のセキュリティレベル向上に貢献します。
AironWorks会社概要
AironWorksは "Enhancing Teams with AI" をMissionに、グローバルなR&D拠点で開発するAIサイバーセキュリティプラットフォームを通じて、働く人々・チームをエンパワーメントして、よりよい社会の実現に貢献します。
・会社名:AironWorks株式会社
・代表者:寺田 彼日
・所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5
・創 業:2021年8月
・事 業:サイバーセキュリティサービスの企画、設計、開発、構築、管理、保守、運営、販売、教育及びコンサルティング
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