<前編>10代~70代以上1,050人に調査:世代別で異なる『単語検索と複数ワード検索』の実態(SEO会社ランクエスト調べ)
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No1を獲得したランクエスト(注1)が年代別の単語vs複数ワード検索の実態を調査
あなたが普段何気なく使っている検索エンジンですが、実は世代によって検索方法が大きく異なっていることをご存知でしょうか?
ある世代はシンプルな「単語検索」を好む一方、別の世代は具体的な情報を探すため「複数ワード検索」を頻繁に利用するなど、世代ごとに明確な検索傾向があります。また、最初の検索で希望の情報が見つからなかった場合の対応も世代によって特徴的な違いが見られます。
こうした検索行動の「世代差」を理解することは、SEO対策の精度を高めるだけでなく、ユーザーが本当に求めている情報を的確かつ迅速に提供するための重要な手がかりとなります。
そこで、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年2月12日に10代~70代以上の男女1,050名を対象に、「単語検索と複数ワード検索」の実態を深掘りする独自調査を実施しました。この調査では、世代ごとの検索行動を以下の4つの視点から詳細に分析しています。
【調査①】単語検索(例:「美容院」)を利用する主な理由
【調査➁】複数ワード検索(例:「美容院 東京」など)を利用する主な理由
【調査③】複数ワード検索の結果が想定とずれた際に感じる感情
【調査④】複数ワード検索で目的の情報が得られない場合の行動
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼後編はこちら
<後編>10代~70代以上1,050人に調査:世代別で異なる『単語検索と複数ワード検索』の実態(SEO会社ランクエスト調べ)
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果①:単語検索(例:美容院)を行う主な理由は何ですか? ※複数選択可(注2)

年代ごとに単語検索の目的や使い方にはいくつかの違いが見られます。主な特徴は以下のとおりです。
1. 明確な目的がない段階での「ざっくり情報収集」は10代と40代で高い傾向
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「目的が明確ではなく、ざっくり情報を収集したい」という目的は10代(49%)が最も高く、次いで40代(45%)も高めでした。若い世代が気になったことを単語ひとつで気軽に検索するイメージがありますが40代でも同様の傾向が強い点が興味深いです。
2. 「検索の初期段階で関連ワードを探す」目的は70代と50代で高い
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「検索の初期段階で関連ワードを探したい」と回答した割合は70代以上が最も高く(33%)、50代(29%)、40代(28%)と続きます。高齢層において1つの単語からサジェストや関連キーワードを利用して情報を広げていく検索スタイルが目立っています。
3. 「近隣の店舗やサービス情報」を期待するのは50代が最多
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「位置情報を活用して近隣の店舗やサービスが表示されることを期待する」と答えた割合は50代が30%とトップで、30代(29%)、70代以上(26%)、40代(23%)と続いています。子育てや家事、仕事などで日常的に地域情報が求められる30~50代の生活環境が影響していると推測できます。
4. 「検索ワードの意味や概要を知りたい」ニーズは60代が最も強い
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「検索ワードの意味や概要を把握したい」とするニーズは、60代が49%で最多でした。その後は70代以上(43%)、40代(37%)、50代(36%)が続きます。年齢が上がるにつれて、まず用語の定義や背景情報を確認する傾向が強まることが伺えます。
5. 「単語検索で目的の情報を得られる」と感じるのも高齢層
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単語のみで目的の情報を得られていると感じる割合は70代以上が最も高く(37%)、次いで50代(31%)、60代(29%)と高齢層で高い傾向でした。これは、高齢層が検索機能への信頼や、よく使うキーワードのパターンをすでに確立している可能性を示しています。
6. 「複数ワードが思い浮かばない」のは20代が顕著
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「複数ワードが思い浮かばない」は、20代が33%と突出しており、次いで30代(24%)、10代・40代(ともに19%)と続きます。一見すると「若い世代のほうが検索に慣れていそう」ですが、むしろ単語一つで検索する習慣が根付いていて、複数語を組み合わせるイメージが湧きにくいのかもしれません。
これらの結果から、「単語検索」に対する意図や期待が年代ごとに大きく異なっていることが分かりました。年齢によるITリテラシーの違いや、生活環境の差、そして個々の検索習慣が複合的に影響していると考えられます。
調査結果➁:複数のワード(例:「美容院+東京・駅近・夜遅く・口コミ」など)を使って検索する主な理由は何ですか?(注3)

「複数ワード検索」を行う理由には年代ごとの特徴がはっきり表れています。主なポイントをいくつか挙げると、以下のようになります。
1. 「より具体的な情報を得たい」が全世代で最多
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全世代で最も高く、特に60代(73%)、50代(68%)、40代(65%)、70代以上(66%)が顕著。単語検索では網羅性や精度に限界があるため、あらかじめ複数ワードを組み合わせて“ピンポイント検索”を行う傾向が定着しています。
2. 30~50代は「不要排除」「条件絞り込み」志向が強い
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不要な検索結果を排除したい:40代36%、50代34%、30代31%
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目的地や条件を絞り込みたい:70代以上・50代44%、60代39%、40代38%
仕事や生活で即答を求める中核世代を中心に検索時のフィルタリング志向が強いことが分かります。
3. 口コミ・評価を追加するのは10〜30代がメイン
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10代 17%、20代 15%、30代 13%。SNSやレビューサイトに慣れた若年層ほど、検索キーワードに「口コミ」「評判」を付け足し第三者評価を織り込む傾向があります。
4. “単語検索では足りない”という自覚は40〜60代で顕著
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「単語だけでは求める情報が得にくい」と感じるのは40代・50代・60代いずれも19%、70代以上 18%。モバイル黎明期を経験した世代が単語検索の限界を強く意識している様子がうかがえます。
5.“検索慣れ”を自認するのは70代以上が最多
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検索経験が豊富で細かい条件設定が当たり前 と答えたのは70代以上 13%でトップ。10代 9%が続き、20〜60代は4〜7%台。長年の検索体験を積んだ高齢層が、自身のリテラシーを強く意識しています。
6.“無意識に複数語を入力”は20代が突出
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特に意識せず複数ワードを使う は20代 33%で圧倒的に高く、30代 22%、10代 17%が続きます。スマホ世代ほど、検索フォームに自然にフレーズを並べる“癖”が定着している点が特徴です。
全体的に「より具体的な情報を得るため」複数ワードを使うのは共通していますが、世代によってその理由(不要な結果を排除したい、口コミを重視したい、検索に慣れているから自然とそうなる等)に違いが見えているのが興味深い結果といえます。
調査概要
調査日: 2025年2月12日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 1,050名※
※本調査は10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上の7区分に分け、
それぞれ150名ずつ、合計1,050名を対象としています。
<<調査結果の利用条件>>
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情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
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ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seoagency/
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Point➁正社員のライターチームによる品質担保
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