非日常的な見た目と濃厚な旨味がポイント!パスタだけではない「イカスミ」メニューの人気が上昇中!「FoodDataBank 外食トレンドニュース」2022年9月号公開

株式会社SARAH

 累計90万件以上のおいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」を運営する、株式会社SARAH(本社:東京・千代田、代表取締役:髙橋洋太)は、「外食トレンドニュース2022年9月号」を公開いたしました。ユーザーの投稿情報を外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」で分析したところ、「イカスミ」の人気が増加傾向にあることが分かりました。今回は広がるイカスミメニューについて、残暑の疲労回復にもピッタリなイカスミの効果や、味に関する注目ポイントをお伝えします。
リリース本文
https://corporate.sarah30.com/2022/09/148/


【調査結果・サマリ】


 SARAH内の「イカスミ」に関するデータでは、投稿前年比が192%と直近12ヶ月で約2倍近く投稿が伸びており、「イカスミ」メニューの人気が高まっていることが分かります。また投稿の数だけではなく、2020年〜2022年にかけて平均価格も年々上昇していることが分かりました。


 味に関する評価キーワードのグラフをみると、「旨味」「濃厚」といったキーワードが全体の4割ほどを占めています。「イカスミ」ならではの強い旨味や濃厚さが、消費者の満足度を高めるポイントになっているようです。


 性年代ごとのイカスミ人気をみてみると、男性は30代以上の人気が高いのに対し、女性は30代以下の人気が高くなっています。


 注目度比較では、男性の注目ポイントは「調味料」、女性は「見た目」と差がみられました。男性(主に30代以上)はイカスミならではのガツンとした旨味や濃厚さをソースやスパイス感覚で人気が高まっており、女性(主に30代以下)は背徳感を感じるその見た目も人気のポイントになっているようです。

⚫郷土料理としてのイカスミ
 疲労回復の効果が期待できるイカスミは、その特性から日本各地の郷土料理としても親しまれてきました。
 イカスミは沖縄県の言葉で「クリ」と言われ、雑炊に入れて調理した「クリジューシー」、イカスミをソース代わりに使用した「イカスミ焼きそば」、イカスミが入った汁物の「イカスミ汁」等があります。沖縄では、イカスミには解毒や滋養強壮効果があると考えられ、「イカスミ汁」はのぼせや頭痛、産後の回復に効果のある食事としても食べられているようです。
 鹿児島県では古くからイカ漁が盛んであったことから、「ミズイカ(アオリイカの別称)のマダ(墨袋)汁」が郷土料理として食べられています。奄美地域ではイカスミにのぼせや血圧を下げる効果があると考えられており、薬として購入する人も多かったと言われています。また、富山県ではスルメイカの細切りにイカスミを和えた「黒づくり」が古くからの名産品とされ、酒のつまみやご飯のお供として食べられてきました。


出典:農林水産省Webサイト 次世代に伝えたい大切な味(イカスミ汁)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_12_okinawa.html
出典:農林水産省Webサイト 次世代に伝えたい大切な味(ミズイカのマダ汁)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mizuikanomadajiru_kagoshima.html
出典:農林水産省Webサイト 次世代に伝えたい大切な味(黒づくり)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/37_13_toyama.html

 イカスミはその成分による効果などからも日本各地の郷土料理として古くから食べられていた歴史があることが分かりました。一方で、馴染みのない家庭では墨袋の取り出し方や扱い方の難しさから、調理する機会は少ないのではないでしょうか。マスク生活が続く中で、食後の汚れも以前よりは気にせずに済むかもしれません。体調を崩しがちな季節の変わり目に、パスタだけではない様々な「イカスミ」メニューを探してみてはいかがでしょうか。


<参考情報>
SARAHの「イカスミを使った人気メニュー30選」はこちら
URL:https://sarah30.com/menus?menu_ingredients[]=2022

9月以前のFoodDataBank「外食トレンドニュース」はこちら
URL:https://fooddatabank.net/categories/trend_news


【食品メーカーや飲食店の方へ】
外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」では、SARAHユーザーの口コミ投稿から、メニューのトレンドや人気の要因の分析が可能です。またFoodDataBankに蓄積されたデータは今後のトレンド予測にも活用していくことができます。 FoodDataBankを活用して新メニュー開発・企画、マーケティングに役立てる事に、興味がある方はお気軽にお問い合わせお待ちしております。

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※投稿データの数値は、検索キーワードを含むレビューが投稿された頻度を月ごとに計算し、グラフ上の最高値を基準として、相対的に表したものです。100 の場合はそのキーワードの投稿頻度が最も高いことを示し、50 の場合は投稿頻度が半分であることを示します。0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。

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■グルメコミュニティサービス「SARAH」概要

2015年にリリースしたレストランの一皿に対する投稿を中心とした、グルメコミュニティサービスです。
レストラン単位ではなく、麻婆豆腐やポテトサラダなどのメニュー単位での投稿や検索が可能です。“渋谷の本当においしいポテトサラダ”や、“福岡のもつ煮込み”といった今までにない、メニューごとという切り口から、ごはんを探すことが可能です。

URL:https://sarah30.com/


■外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」概要

本サービスは、グルメコミュニティアプリ「SARAH」内にユーザーから投稿された、累計90万件以上の口コミ外食データをベースとした、外食トレンドを分析できるサービスです。
「全国の飲食店で何が食べられているか」や「おいしいと思われるメニューの傾向」など分析を通し、今まで気づかなかった素材の組み合わせや、世の中のトレンドの傾向を簡単に把握する事が可能になります。 「よりよいごはんとの出会いをつくる」という想いを実現するため、データ分析サービスを通して食に関する企業の商品企画/マーケティングを支援いたします。

URL:https://fooddatabank.net/


■株式会社SARAH 会社概要

社名 : 株式会社SARAH
代表取締役 : 髙橋洋太
設立 : 2014年12月1日
資本金 : 7億7千万円
所在地 : 東京都千代田区神田神保町1-4-6-7F
HP : https://corporate.sarah30.com/

事業内容 :
・グルメコミュニティアプリ「SARAH」の企画・開発・運営
SARAH(iOS): https://apps.apple.com/jp/app/id916083595
SARAH(Android): https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sarah30.android
SARAH(Web):https://sarah30.com/

・外⾷ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」の企画・開発・運営
FoodDataBank:https://fooddatabank.net/

・飲食店向け電子メニュー化サービス「Smart Menu」の企画・開発・運営
Smart Menu:https://site.smartmenu.sarah30.com/

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業種
情報通信
本社所在地
埼玉県東松山市元宿1丁目29-17
電話番号
03-6455-4003
代表者名
酒井 勇也
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年12月