人流データの利活用をより簡単に。人流データ分析プラットフォーム” LAP”を初めとして、自社製品への生成AIの実装を開始。
LAP AIチャットの開発に至る経緯
当社が提供中の人流分析プラットフォームのLAPや人流アナリティクス(以下JA)を活用する数百の利用ユーザーから寄せられた課題の一つとして、利用開始時の手順の習熟や分析機能の理解に相応の時間がかかることが挙げられていました。これらは分析プラットフォームの利用が進むことで解決できることではありますが、社内で複数部門のメンバーが同時に使えるLAP(アカウント数無制限)では各利用者の理解度に違いがあり、理解するためには場合によっては百ページ超えに及ぶヘルプページの中から必要なドキュメントを読むことも必要となっていました。
これらのユーザーの声に答え、このたびクロスロケーションズは人流データ分析プラットフォーム”LAP”への生成AIの実装に着手しました。その第一ステージである AIチャット with GPT-3.5 Turboのラウンチにより、ユーザーは社内教育のコストを軽減するだけでなく、サービス操作に迷った際や24時間対応が求められる状況でもAIチャットに問い合わせることで、目的に合致した人流データの分析や活用がスムーズに行えるようになります。
LAP AIチャット活用のポイント
サービス利用者は、従来のヘルプページやカスタマーサポートへの問い合わせを超え、AIに直接問い合わせすることが可能となります。また、操作に関する不明点も迅速に解消されます。
・社内教育の効率化
アカウント数の制限なく利用いただけるLAPでは、さまざまな部門にまたがってサービスを利用いただくケースが多い為、利用企業にとって社内教育のコストが軽減されます。また、新たな機能や操作方法に迷った際にも問合せすることなく、即座に解決することが可能となります。
・人流データ分析機能の把握と理解度の向上によるデータ活用の促進
LAP AIチャットの活用により、ユーザーは人流データ分析機能の理解を向上させ、データの活用を促進することができます。AIチャットに疑問や操作に関する質問をすることで、迅速な学習が可能となり、利用者はより効果的に人流データを活用し、業務プロセスをスムーズに進めることが可能となります。
今後の生成AIの開発ロードマップ
この度のリリースを第1弾とし、今後更なる位置情報ビッグデータ分析システム(LAP)への「生成AI」の実装を進めていきます。既に「AIに人流分析の目的を問い合わせるだけでAIがその分析プロセス答える」レベルから「AIが自ら人流データの分析結果を生成して答える」レベルに開発を進めていきます。「位置情報ビッグデータ分析処理システム」での生成AI の深い実装は世界でも初めての試みとなります。このことによりユーザーが目的にあった人流データの分析や活用をより便利かつスピーディーにできるように進化させていきます。また、LAP以外の当社製品においても生成AIを実装し、人流アナリティクスやLocation Marketing Serviceにおける利便性向上を目指します。
■クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」の提供により、“ロケーションテック"を推進しています。
社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com/
代表者:代表取締役 小尾 一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。
■当社の提供する位置情報分析データについて
当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
(https://www.x-locations.com/privacy-policy/)
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。
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