京都府内唯一の家畜市場を有する、“肉のまち”福知山 “福知山生まれの黒毛和牛”がふるさと納税返礼品に登場
ふるさと納税を通じて市内の子牛繁殖農家を支援する取り組みをJA全農京都とともに 9がつく日 11月9日(木)より 楽天ふるさと納税、ふるさとチョイスほか7サイトで受付開始
「肉のまち」福知山の歴史をつなぐ子牛の繁殖農家を応援するため、「京都生まれ和牛」の販路拡大を進めるJA全農京都と連携し、福知山で生まれ育ち、京都府内唯一の家畜市場「中丹家畜市場」から旅立った福知山生まれの黒毛和牛をふるさと納税返礼品として認定、全10企画を数量限定で受付します。
福知山市の歴史や魅力の発信と「京都生まれ和牛」ブランドのPRを通し、子牛価格の下落が続き、厳しい状況にある繁殖農家支援をめざします。
福知山市では、昭和30年ごろには3,500戸以上の農家で牛が飼育されていました。主には農耕用の役牛として飼われていたものですが、やがて子牛の生産・販売で得られる収入が農家の暮らしを支えるようになりました。
また、かつて市内には、大阪府貝塚市、広島県尾道市と並ぶ「西日本三大家畜市場」と称されたほどの取引額を誇った「山陰常設家畜市場」があり、毎月9のつく日に行われた競りが食肉の流通を支えていました。現在は、京都府で唯一の家畜市場「中丹家畜市場」として継承され、今も京都の畜産業界の歴史を生産者と共に歩んでいます。
令和5年10月現在、福知山市内では9戸の繁殖農家が子牛の生産を行っていますが、餌代高騰や子牛価格の低迷で厳しい環境に置かれています。この取り組みを通し、肉のまち福知山の歴史や魅力を知っていただくとともに、厳しい状況が続く繁殖農家への支援につなげたいと考えています。
~京都生まれ和牛~
京都生まれ和牛とは文字通り京都府内で生まれたA4ランク以上の黒毛和牛のことです。
丹波・丹後地域で生まれた子牛は、京都府内唯一の家畜市場「中丹家畜市場」でセリに出場します。競り落とされた後は京都府をはじめ、近隣府県の肥育農家のもと約2年間丁寧に育てられます。その後JAグループ京都が一頭買いをしたものを「京都生まれ和牛」として販路拡大に取り組んでいます。
福知山生まれの黒毛和牛 返礼品ラインナップ
「京都生まれの和牛」の中でも、福知山市で生まれ、京都府内唯一の家畜市場「中丹家畜市場」で競り落とされた後、近隣府県の肥育農家のもと約2年間丁寧に育てられたA4ランク以上の黒毛和牛を、JAグループ京都が一頭買いをしたものです。
■A4ランク以上!京都生まれ和牛のサーロインステーキ (250g×2枚)
▶ふるさと納税寄附金額 30,000円 予定数量 20セット
▶京都生まれ和牛のサーロインは、肉質はきめ細やかで、和牛ならではの霜降りが美しい部位です。ジューシーで柔らかく、コクの深い風味を存分に味わえます。繁殖農家・生産農家がこだわり育てた京都生まれの黒毛和牛の極上の旨味をぜひご賞味ください。
■A4ランク以上!京都生まれの和牛焼肉6種盛 (希少部位のみ各80g)
▶ふるさと納税寄附金額 30,000円 予定数量 15セット
▶京都生まれ和牛の希少部位おまかせ6種盛は、1頭から僅かしか取れない希少部位(イチボ、ヒウチ、カイノミ、フランク、三角バラ、ミスジ、ザブトン、ロース、ヘレ等のいずれか)の焼肉用6種盛りです。上質で柔らかく濃厚で肉の甘味をお楽しみください。
■A4ランク以上!【訳あり】 京都生まれ和牛の不揃い焼肉1.2kg(300g×4パック)
▶ふるさと納税寄附金額 10,000円 予定数量 30セット
▶不揃い焼肉は、赤身、霜降りの様々な部位が入っています。不揃いのため訳ありとしていますが、味は変わりません!
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 ヘレステーキ(120g×3枚) 寄附額30,000円 予定数量 7セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 モモステーキ(100g×8枚) 寄附額30,000円 予定数量 9セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 サイコロステーキ3種盛り各80g
寄附額18,000円 予定数量 10セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 ローススライス600g 寄附額30,000円 予定数量 16セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 モモスライス400g 寄附額18,000円 予定数量 36セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 肩ローススライス400g 寄附額18,000円 予定数量 30セット
■A4ランク以上!京都生まれ和牛 切り落とし2種盛り各150g 寄附額13,000円 予定数量 13セット
※予定数量は仕入れ状況によって変わる可能性があります。
【寄附申し込み先】
楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、ANAのふるさと納税、auPAYふるさと納税、セゾンのふるさと納税、ふるラボの7サイトで11月9日(木)より受付開始します。
※サイトによって取り扱いのない返礼品があります。
■ふるさとチョイス特集ページ「子牛の繁殖農家支援!福知山生まれの黒毛和牛」
福知山は肉のまち?~西日本三大家畜市場と天田牛~
明治44年(1911)11月、現在の西本町に「山陰常設家畜市場」が開設されました。昭和12年(1937)、市制施行により市営となり、最盛期の昭和33年(1958)には年間2万2千頭を超える牛が入場し、昭和46年(1971)には取引総額が17億円をこえていました。また、その取引範囲は、近畿一円はもとより、四国各県・東海地方、遠くは東北地方にまで及び、大阪府貝塚市、広島県尾道市と並ぶ西日本三大家畜市場のひとつとして、食肉の流通を支えていました。
市場は毎月9のつく日(9、19、29日)に定期的に開催され、市があるたび、駅前には馬喰(牛や馬の仲買商人のこと)が集い、宿屋や飲食店が軒を連ね、威勢のよいセリの声が飛び交い、何百頭もの牛の鳴き声で大変にぎわっていました。昭和30年代に入り、市街地の拡大や車社会の到来、都市計画の問題などから移転の必要に迫られ、昭和50年(1975)、市街地から少し離れた場所に新しい市場(現在の中丹家畜市場)が建設されました。しかし畜産農家の減少や牛肉の流通ルートの変化などから、入場頭数も減少し、西日本三大家畜市場として名をはせた面影は失われました。
福知山では畜産も盛んに行われていました。天田地方(福知山を含む地方)では、但馬牛を起源とする「天田牛」が主に農耕用の役牛として活躍していましたが、やがて食用としても飼育されるようになりました。明治42年(1909)には食肉加工場が開設、その2年後には家畜市場が開設され、子牛の生産・販売は農家の経済を支える重要なものとなっていました。しかし、家畜市場の衰退と同様、農作業の機械化や流通ルートの変化により、天田牛の需要も減少し、今では幻の和牛となっています。
参考文献:『市制施行50周年記念誌 福知山市50年のあゆみ』(昭和62年 福知山市発行)
JA全農京都について
JA全農京都は、京の伝統野菜をはじめとする「京野菜」や「京の肉」のブランド確立、「京都米」の地域団体商標を取得しています。
JA全農京都プロデュースの「みのりカフェ・みのるダイニング」において、それらのメニューを提供することで府内産農畜産物の販売力強化に取り組み、元気な産地づくりに繋がる事業を進めています。
その中でも畜産酪農課では、京都の畜産酪農業を支えるために日々奮闘しています。畜産事業では中丹家畜市場にてセリ市を開催運営し、京都生まれ和牛の子牛の取引業務を行い、京都産黒毛和牛「京の肉」と「京都生まれ和牛」のブランド力強化に向けた取り組みを行っています。
酪農事業においては安全・安心な生乳生産をするため、乳質向上の取り組みを行い、生産された生乳を乳業メーカーへ卸しています。さらに、酪農家の負担軽減のため北海道のJAと協力し、京都で生まれた乳牛の子牛を北海道で育成する事業なども行っています。
いろんな福に出会えるまち 京都府福知山市のふるさと納税
▶福知山市へのふるさと納税は10サイトで受付中!
福知山市へのふるさと納税は、ふるさと納税サイト「さとふる」「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ふるなび」「ANAのふるさと納税」「auPAYふるさと納税」「セゾンのふるさと納税」「JREMALLふるさと納税」「三越伊勢丹ふるさと納税」「ふるラボ」で受け付けています。また、旅先で寄附してすぐに利用できる「海の京都コイン」や、「郵便振替」によるご寄附も可能です。
▶個性豊かな返礼品の数々で、福知山の魅力を発信しています
福知山市では、“スイーツのまち福知山”自慢のスイーツや、“肉のまち福知山”らしさが伝わる肉グルメ、丹波くりや丹波黒大豆、ぬくもりが伝わる木工品などの森の恵みや、海へつながる由良川水系がもたらす川や海の恵みなど、事業者の皆さんの協力を得て、福知山ならではの返礼品を取り揃えています。
個性豊かな数々の返礼品から、福知山の多面的な魅力を感じていただき、福知山のファンになっていただければ幸いです。ほどよく街でほどよく田舎な福知山の、いろんな“福”を感じてください。
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