電脳交通、オムロンソーシアルソリューションズのライドシェアサービス「meemo」の配車業務を受託

電脳交通

2025年1月23日 11時00分

タクシー配車に特化したコミュニケーションセンターを運営する株式会社電脳交通（本社：徳島県徳島市、代表取締役社長：近藤洋祐、以下「電脳交通」）は、オムロンソーシアルソリューションズ株式会社（以下「OSS」）が提供する公共ライドシェアサービス「meemo」におけるライドシェア配車業務の一部（※）を2025年1月15日より受託開始したことをお知らせいたします。なお、電脳交通がライドシェアサービスの配車業務を受託するのは今回が初めてとなります。

（※）長野県・駒ヶ根市の公共ライドシェアサービス実証実験における配車業務

■背景

現在、地方都市では少子高齢化や経済停滞による自治体財政の悪化、地域コミュニティの弱体化などにより、住民の移動手段が不足する「交通空白」の課題が深刻化しています。OSSは、2019年の地域創生事業立ち上げ以来、自治体と連携して交通ニーズの調査や事業スキームの設計を進め、公共ライドシェアサービス「meemo」のシステム提供や運用管理をワンストップで支援しています。また、電話予約対応などユーザーに配慮したサービス設計を通じて、地域交通の利便性向上に取り組んできました。

このたび、OSSは「meemo」のさらなるサービス品質向上を目指すなかで、以下の点を評価し、ライドシェア配車業務を電脳交通に委託する決定をしました。

・タクシー配車特化のコミュニケーションセンターとしての豊富なノウハウ

タクシー配車に特化したコミュニケーションセンター運営の実績を持ち、専門的かつ質の高いサービスを提供する能力があること

・他社システムでの受託実績と柔軟な対応力

他社システムでの受託実績を有しており、迅速かつ柔軟に受託体制を構築できる点がOSSのニーズに合致したこと

電脳交通は、OSSが掲げる地域交通課題の解決という目標に寄り添い、これまで培ったタクシー配車システムの運用実績と専門的なサポート体制を活かし、「meemo」の利用者に高品質な配車サービスを提供してまいります。

■電脳交通のコミュニケーションセンターについて

電脳交通のコミュニケーションセンターは、タクシー配車に特化したコールセンターです。現在、全国41都道府県、約150社のタクシー事業者の配車業務を受託しており、コミュニケーションセンターの着信件数は月間20万件に達します。

コミュニケーションセンターでは現在約120名のコミュニケーターが対応し、全国各地からの多くの注文に応じています。

今後は、ライドシェアサービスをはじめとするさまざまな交通分野のコールセンター業務の受託を予定しています。

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■株式会社電脳交通の概要

所在地　:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番　アミコ東館6階

設　立　:2015年12月

代表者　:近藤洋祐

従業員　: 201名（2024年12月末時点）

資本金　:1億円（2023年11月末時点）

主要株主:三菱商事、JPインベストメント、ＥＮＥＯＳイノベーションパートナーズ合同会社、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、四国旅客鉄道、GO株式会社、第一交通産業グループ、エムケイ、沖東交通、三和交通、NTTドコモ・ベンチャーズ、阿波銀行、徳島大正銀行、いよぎんキャピタル、ブロードバンドタワー（敬称略、順不同）

■オムロンソーシアルソリューションズ株式会社（OSS）の概要

オムロンソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献します。