＜65万人を超える作家が登録する創作プラットフォーム「Nola」主催＞『作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025』を発表！

～小説部門『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、マンガ部門『僕のヒーローアカデミア』、webtoon部門『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』～

株式会社indent

2025年12月24日 12時19分

　65万人を超える作家が登録する創作プラットフォーム「Nola（ノラ）」を運営する株式会社indent（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：釜形勇気、以下「indent）は、2025年12月2日（火）～12月14日（日）の期間、Nolaにご登録いただく作家の皆さまに向けて『読書事情にかんするアンケート』を実施し、小説・マンガ・webtoonの３部門に分けて『今年一番面白かった作品』を調査した結果を受け、このたび、『作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025』を発表いたしますことをお知らせいたします。

＜調査結果概要＞

●作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　小説部門『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

●作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　マンガ部門『僕のヒーローアカデミア』

●作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　webtoon部門『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』

■作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　小説部門

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』著：アンディ・ウィアー、訳：小野田和子、発行：早川書房

　小説部門の栄えある第1位は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』（著：アンディ・ウィアー、訳：小野田和子、出版社：早川書房）となりました。本作は、大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作で、2022年には第53回星雲賞を受賞し（※1）、映画化も決定している話題作です。Nolaをご利用いただく作家の皆さまからの選定理由には、「途中から読むのがやめられなくなるくらい、先が気になり夢中になった」「SFとしてあまりにも完璧」「段々と謎が明かされていく過程に読書ならではの面白さがあった」といった声が寄せられました。

　第2位は『爆弾』（著：呉勝浩、出版社：講談社）となりました。『このミステリーがすごい！　2023年版』（宝島社）（※2）、『ミステリが読みたい！　2023年版』（ハヤカワミステリマガジン2023年1月号）国内篇で２冠を獲得（※3）した本作は、2025年10月に映画化される人気を博しています。選定理由には、「グイグイ読ませるエンタメ感」「読みやすい文章とキャッチーな映える設定がおもしろい」「文章が読みやすく、言い回しにも没入感がある」といった声が寄せられました。

　第3位は、日本人作家で初めて英国推理作家協会賞　ダガー賞　翻訳小説部門を受賞（※4）した『ババヤガの夜』（著：王谷晶、出版社：河出文庫）が選出されました。選定理由には、「文章に殴られているような読書を与えてくれる圧力を持った文体」「展開やギミックがうまい」「主人公たちの今後を考えてしまう」といった声が寄せられました。

　続いて、3作品が同率第４位となりました。「週刊文春ミステリーベスト10」（週刊文春2025年12月11日号）および「MRC大賞2022」でダブル受賞（※5）をした『方舟』（著：夕木春央、出版社：講談社）、累計750万部を突破した世界的ミリオンセラー「変な」シリーズ（※6）の集大成となる『変な地図』（著：雨穴、出版社：双葉社）、シリーズ累計50万部を突破した（※7）『イクサガミ』（著：今村　翔吾、出版社：講談社）です。

■作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　マンガ部門

『僕のヒーローアカデミア』（著：堀越耕平、発行：集英社）

　マンガ部門の栄えある第１位は『僕のヒーローアカデミア』（著：堀越耕平、出版社：集英社）となりました。本作は、「ヒロアカ」の愛称で親しまれるほか、10周年を迎えた2024年には、シリーズの全世界累計発行部数が1億部を突破（※8）したほどの話題作です。選定理由には、「最高のヒーローがかっこいい」「読者を釘付けにする」「多くの人が賞賛する素敵な作品」「手元にずっと置いておきたいほど好き」といった声が寄せられました。

　第2位には、フィギュアスケートを題材にしたスポーツ漫画『メダリスト』（著：つるまいかだ、出版社：講談社）が選ばれました。2025年1月から3月までテレビ朝日系列にてテレビアニメの第1期が放送され、第2期が2026年1月より放送予定（※9）となる本作の選定理由には、「熱いスポ根漫画！」「漫画家さんの圧倒的な画力」「少女たちの熱い話に、手に汗握る」「細部の画にとことんこだわっていて、ど肝を抜かれた」といった声が寄せられました。

　第3位は、2025年12月時点でシリーズ累計発行部数3400万部を突破（※10）した『チェンソーマン』（著：藤本タツキ、出版社：集英社）となりました。選定理由には、「おもしろさが衝撃だった」「魅力的なキャラクターが大勢いる」「センス最高な絵柄！」「読めば読むほど、細かい描き込みが伝わる」といった声が寄せられました。

　続いて、同率第4位となったのは、一迅社ノベルス待望のコミカライズ化作品である『悪役令嬢の中の人』（漫画：白梅ナズナ、原作：まきぶろ、キャラクターデザイン：紫真依、出版社：一迅社）および、累計発行部数300万部を突破した（※11）『カグラバチ』（作者：外薗健、出版社：集英社）の2作品です。

■作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025　webtoon部門

『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』（原作：天壱、制作： SORAJIMA / Straight Edge）

　webtoon部門の栄えある第１位は『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』（原作：天壱、制作： SORAJIMA / Straight Edge）となりました。コミックナタリーが主催する「タテ読みマンガアワード」にノミネートされる（※12）など「お求め悪女」の愛称で人気を博す本作の選定理由には、「主人公が強さと美しさを兼ね備えた理想のキャラクター」「テンポが良く、読んでいてスッキリする」「第一に、絵が美麗。それだけでもすごいのにストーリーがとってもいい！」といった声が寄せられました。

　第2位は、『悪役のエンディングは死のみ』（漫画：SUOL、原作：Gwon Gyeoeul、制作：D&C MEDIA）です。選定理由には「とにかく絵が綺麗」「イラストが美しいだけでなく、それぞれのキャラクターの見せ方がとても上手い」「読んでいて飽きない」といった声が寄せられました。

第3位は、『今世は当主になります』（原作：Kim Roah、作画：Mon,Antstudio、制作：D&C Media Co.,Ltd.）という結果になりました。選定理由には「主人公の頭がよく、気持ちいい！」「主人公の努力が見ていてわかりやすい」「作画がきれい。ドレスなどの衣装が細部まで描き込まれている」といった声が寄せられました。

　続いて第4位は、『2023年読書事情にかんするアンケート』のwebtoon部門で第1位（※13）となった『氷の城壁』（著者：阿賀沢紅茶、出版社：集英社）および、世界累計143億PV超え（※14）の『俺だけレベルアップな件』（著：Chugong、イラスト：Dubu (Redice Studio)、制作：D&C Media Co.,Ltd.）の2作品が同率受賞となりました。

　僅差で第5位となった作品は、『全知的な読者の視点から』（原作：singNsong、作画：Sleepy-C（3B2S STUDIO）、脚色：UMI（REDICESTUDIO）、制作：REDICE STUDIO/LINE Digital Frontier）でした。

indentでは、「原作を生み出す作家が創作に集中できる環境づくり」と「企業と新たな才能の出会いによるIP創出の循環構築」を目指しています。漫画・Webtoon・アニメなど、メディアミックスを見据えた新規IP開発や共同制作を希望する企業の皆さまからのご相談を随時受け付けています。indentが運営する「Nolaエージェント機能」では、65万人の作家が生み出した最大250万件超の原作基盤をもとに、未投稿の作品も含めた連携作品のスカウト・原作発掘が可能です。さらに、「編集部の掲示板」や「原作募集コンテスト」などの開催も合わせ、原作募集から発掘・制作までをワンストップで支援します。

企業のIP戦略に合わせたオリジナル原作の開発、共同制作のご相談など、ぜひお気軽にお問い合わせください。

■本アンケートにおける詳細データのご案内

indentでは本アンケート調査の統計データをご紹介しています。

ご興味ご関心のある方は、下記URLよりお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先はこちら

■出展にかんするご案内

本アンケートを引用される場合は、出展元として下記を明記して下さい。

出展元：『Nola作家が選ぶ！ブック・オブ・ザ・イヤー2025』（株式会社indent）

■調査データ概要

調査名　　：2025年読書事情にかんするアンケート

調査地域：全国

調査対象者：Nola登録会員

有効回答数：872サンプル

調査期間：2025年12月5日(月)～2025年12月14日(日)

実査機関：株式会社indent

調査方法：インターネット調査

■「Nola」とは

indentが運営する会員数65万人を超える作家の皆さまに向けた創作プラットフォームです。PCとスマホの双方でデータを同期して利用できることに加え、プロットや登場人物の管理などを通して、構造的な物語の創作をサポートできるのが特徴です。原稿の執筆機能、設定資料の管理機能、プロットの作成機能などを通して、作家の皆さまの創作をサポートできるよう開発に取り組んでおります。

● NolaサービスHP：https://nola-novel.com/

● App Store：https://apps.apple.com/jp/app/id1468307521

● Google Play：

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nola.app&hl=ja&gl=US

■株式会社indentについて

会社名：株式会社indent（https://indent.co.jp/）

本社　：東京都千代田区神田三崎町3‐6‐12　神田三崎町ビル4階

設立　：2019年10月8日

代表者：釜形勇気

※1）https://www.sf-fan.gr.jp/awards/2022result.html　

※2）https://konomys.jp

※3）https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsd-107004001036001006005001--