シェルパ、一般社団法人インパクトスタートアップ協会に正会員として入会

- サステナビリティ情報開示基盤の構築を通じて、企業の行動変革とインパクト・エコシステムの拡大に貢献 -

Cierpa & Co, Inc.

2025年12月18日 11時00分

シェルパ・アンド・カンパニー株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役CEO 杉本淳、以下「シェルパ」）は、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を両立させ、ポジティブな影響を社会にもたらすことを目指す一般社団法人インパクトスタートアップ協会（Impact Startup Association、以下「ISA」）に、2026年度の正会員として入会したことをお知らせします。

入会背景と目的

近年、気候変動の深刻化や人権侵害、企業不祥事の多発などを背景に、企業にはこれまで以上にサステナビリティ経営を推進することが求められています。一方で、企業のサステナビリティに関するデータは社内の様々な部門に散在し、開示フォーマットや評価指標も分断されているため、情報収集や開示・報告に大きな業務負担が発生しています。また、企業の実態を把握し評価を行う評価機関や投資家、金融機関も同様に、サステナビリティ情報の特性から正確に評価するハードルが高い状況にあります。このようなギャップが、持続可能な社会実現のための行動変革と資本の適切な配分を妨げる大きな社会課題となっています。

シェルパは、こうした課題を情報基盤の側面から解決することでインパクトを創出し、サステナビリティ経営を一次的な取り組みでなく、企業の新しい経営インフラにしていくことを目指しています。

「ISA」は、インパクトスタートアップ企業のエコシステム構築を目的に、政・官・民・学のプレイヤーと連携しながら、「共有」「形成」「提言」「発信」を軸に活動する団体です。シェルパは、日本におけるサステナビリティ情報開示をはじめとしたサステナビリティ推進を加速させるため、「ISA」のコミュニティやイベント、政策提言の場への参加および他参画企業との連携を図り、インパクトエコノミーの拡大に貢献していきます。

シェルパ・アンド・カンパニー代表取締役CEO 杉本のコメント

このたび、「ISA」に参画できることを大変嬉しく思います。社会課題が一段と複雑化する中、企業にはこれまで以上に高い透明性と説明責任が求められています。一方で、サステナビリティデータの収集・管理・活用は依然として難易度が高く、多くの企業にとって行動変革を進める上で大きな障壁となっています。

シェルパはこれまで、サステナビリティデータ・プラットフォーム「SmartESG」などのソリューションを通じて、サステナビリティ情報の一元管理や業務の標準化、さらにデータに基づく経営の意思決定を可能にする基盤づくりに取り組んできました。ビジネスにおける情報の透明性が高まり、正当な評価がなされる環境が整えば、サプライチェーン全体の行動変容につながると確信しています。今回の入会を機に、「ISA」の皆さまと共に、日本発のインパクトエコノミーをより力強く推進してまいりたいと考えています。

インパクトスタートアップ協会（ISA）について

「ISA」は、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指すインパクトスタートアップのエコシステムを構築し、持続可能な社会の実現を目指す一般社団法人です。2022年10月の設立以来、正会員・賛同会員企業とともに、コミュニティ形成、政策提言、情報発信など多様な活動を展開しています。2026年度の正会員として新たに81社が参加し、正会員数は325社に拡大しています。

公式サイト：https://impact-startup.or.jp/