Snowflake、エンタープライズデータとAIの相互運用性を実現する新たなオープンフレームワークを発表

Snowflake合同会社

※本報道資料は米国スノーフレイク社が6月2日に発表した内容の抄訳です。

Snowflake、モダンデータアーキテクチャ全体で、ガバナンスや柔軟性を損なうことなく相互運用性を実現します。これにより、単一の統制された論理データ基盤をもとに、安全かつ一貫性のある形でデータを活用できます。

  • 相互運用性を設計に組み込む:

    Snowflakeは、Apache Iceberg v3®の一般提供サポート、市場で最も広範な機能サポート、さらにSnowflake Storage for Apache Iceberg Tablesにより、クラウド、ツール、エンジンをまたいでデータをシームレスに活用できる環境を提供します。これにより、ベンダーロックインを回避しながら、Apache Icebergを管理するための包括的で相互運用性の高いプラットフォームを実現します。

  • 大規模環境に対するユニバーサルガバナンス:

    Snowflakeは、Apache® Polarisを基盤とするSnowflake Horizon Catalogの機能により、双方向のIceberg相互運用性を実現します。これにより、すべてのデータとプラットフォームに対して、ガバナンス機能を一元的かつ安全に、そして一貫して適用できます。

  • 企業のAI活用を支援:

    Affirm、Indeed、NTTドコモ、Samsung Adsをはじめとする企業は、Snowflakeを活用してデータアーキテクチャを簡素化し、一貫性と信頼性のある基盤上にAIを構築

AIデータクラウド企業であるSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、Snowflake Summit 26において、AI時代に向けた新たな相互運用性(インターオペラビリティ)機能を発表しました。これにより企業は、異なるシステム間に存在するデータに対して、制約や妥協なく、シームレスにアクセス、ガバナンス、共有、活用できるようになります。

今回初めて、企業はSnowflake内のデータだけではなく、外部データレイクやオープンシステム上に存在するデータを、移動や複製することなく、単一のライブかつガバナンスの効いたデータコピーとして、活用できるようになります。Snowflake Horizon カタログにより、組織はサイロ化されたデータを、AI活用に最適化された統合データ基盤へと変革し、ユーザーやAIエージェントが企業全体のコンテキストに対して安全かつ統制された形でデータを検出・活用できる環境を提供します。

SnowflakeはApache Iceberg v3 (※5,1)への対応、およびSnowflake Storage for Apache Iceberg Tables (※5,1)の提供により、Snowflakeの内外にあるデータをシームレスに扱えるオープンな相互運用性を推進しています。これにより、不要なデータ移動を最小限に抑え、複数環境にまたがるデータ活用を実現します。また、Horizon カタログ powered by Apache Polaris (※6)により、外部エンジンからSnowflakeで管理されるIcebergへの双方向の読み書きアクセス(※1)が可能となります。さらにSnowflakeは、外部エンジンアクセス管理 (※4)やIceberg REST Scan Plan API (※4)への対応により、オープンエコシステム全体で一貫したガバナンスを適用できます。これにより、対応エンジン間でも細かなアクセス制御やセキュリティポリシーを維持できます。

Snowflake 製品担当エグゼクティブバイスプレジデントであるChristian Kleinermanは次のように述べています。

「多くの企業はいまだに、データを活用可能にするために、移動や複製に依存しています。しかし、この方法ではAIの進化のスピードに対応することができません。イノベーションが加速するのに伴い、データの分断化そのものが大きな制約となっています。私たちは、相互運用性とオープン性を全面的にコミットしています。Snowflakeの新機能により、企業はデータがどこに存在しても、単一の統合ガバナンスが確保されたデータを、直接活用できるようになります。さらにデータの重複を排除し、セマンティックビューを通して共通のビジネス定義を確立することで、人間とAIエージェントの双方にとって一貫性と信頼性のあるデータ基盤を実現します」

Affirm エンジニアリング担当バイスプレジデントのVivek Anandpara氏は次のように述べています。

「Affirmでは、透明性が高く責任ある金融サービスを提供するために、当社のデータを明確かつ一貫性のある形で把握することが重要です。Snowflakeにより、データを複製することなく複数システムを横断して活用できるだけでなく、環境全体に一貫したガバナンスを適用できています。これにより、当社のチームは信頼できるデータ基盤の上で、より迅速な意思決定や業務改善、そしてAI活用を安全に拡張することができます。実際に、何千ものテーブルや重要な金融ワークロードをSnowflakeの相互運用可能なガバナンスの効いたデータ基盤を利用してPolarisに移行することで、その効果が証明されました。Snowflakeは当社との密接に連携し、大規模な環境においてダウンタイムゼロの正確性を維持した移行を実現しました」

AI時代に向けた相互運用可能なレイクハウスによるオープンかつマルチエンジン対応のデータ活用

 企業がAI活用を本格化する中、従来のアーキテクチャは複雑性を増大させ、コストの上昇につながっています。データは複数のプラットフォームや業務システムに分散して存在しているため、多くの企業は、データを活用する前段階として、コピー、統合、整合性確認といった作業に多大な時間と労力を費やしています。この運用上の負荷は、AI導入のスピードを遅らせるだけではなく、一貫性のないデータ基盤を生み出し、AIシステムが信頼性のある成果を創出することを困難にしています。

 Snowflakeは、データを移動・複製することなく、データが存在する場所で直接活用できる環境を提供することで、このような障壁を取り除きます。オープンな接続性、インテリジェントなクエリ機能、オープン標準への対応を組み合わせることで、あらゆるデータにアクセスし、これを理解、共有し、活用できる単一のデータ基盤を実現します。

今回発表された新たな相互運用性機能により、企業は以下を実現できます。

  •  Apache Icebergによるオープン標準対応を推進:

    Apache Iceberg v3の一般提供開始により、最新のオープンテーブルフォーマット技術への幅広い対応を実現しました。これには、より多様なデータ、複数システムにまたがる変更履歴管理、半構造データに対する高性能処理が含まれます。これにより、分断化されたデータアーキテクチャを排除し、複数プラットフォームやエンジン間のコストのかかるデータ移動を削減することができます。Snowflake Storage for Apache Iceberg Tablesと組み合わせることで、企業はオープンデータを大規模に活用するためのフルマネージドな環境を利用しながら、データ移動と運用負荷を削減できます。

  • 重要なエンタープライズデータを移動することなくアクセス・活用可能に:

    SnowflakeはApache IcebergへのネイティブサポートとHorizon Contextにより、組織がデータを移動・複製することなくSnowflakeや外部のデータレイクにアクセスし活用できるようにします。SAP (※1)、Salesforce (※2)、Workday (※4)に加え、新たに連携したAVEVAIBMとの連携にも対応し、ゼロコピー統合を活用することで、データを複製することなくアクセスが可能です。同時に重要な業務や意思決定を支えるビジネスコンテキスト、ポリシー、ロジックも維持されます。さらに、SnowflakeのAIコーディングエージェントであるSnowflake CoCoで、専用のSkill for SAP (※1)を提供し、開発者が容易にSAPデータにアクセス、探索、管理できるよう効率化を実現します。

  • あらゆるデータと安全に対話:

    手動による統合作業や高度な技術的専門知識がなくても、ユーザーが自然言語でデータ基盤全体から信頼できるビジネスインサイトをセルフサービスで引き出せるようになります。CoCoにより、ユーザーはSnowflake、外部データレイク、そして新たに外部のリレーショナルデータベースシステム (※4)を横断して質問を投げかけることができる環境を提供し、Horizon Contextが自動的に適切なデータを特定し、信頼できるビジネスコンテキストを適用します。これにより、ガバナンスが確保されたデータプラットフォーム上でより迅速に信頼性の高い意思決定を行えるようになります。

  • 共有データを即座にAIエージェント活用可能な状態にする:

    データ共有およびリスト表示用の自動生成エージェント (※3)により、データプロバイダーは、あらゆる共有データのリストや安全なデータ共有を会話型AIエージェントへと変換し、CoCo、Snowflake CoWork、Snowsightで即座に利用可能な対話型AIエージェントへと変換できます。エージェント共有 (※3)により、これらのエージェントをSnowflakeアカウント全体に展開し、社内のチームやパートナー、あるいは Snowflakeマーケットプレイス内で共有することができます。利用者は自然言語で質問を投げかけ、共有データと自社のファーストパーティデータを組み合わせて、より高度なインサイトを引き出せます。また、エンタープライズ向けのガバナンス機能も標準で提供されます。

Indeed データ・アナリティクス担当バイスプレジデントのTrey Henninger氏は次のように述べています。

「Indeedでは、各チームがシステムを横断して信頼できるデータに安全にアクセスし、それに基づいて行動できるよう支援しています。これにより、当社のグローバルな事業規模を積極的に拡大し、より優れた採用体験を創出しています。Snowflakeの相互運用性を重視したアプローチは、当社のアーキテクチャを合理化し、プラットフォーム全体で厳格なガバナンスと柔軟性を維持しつつ、不要なデータ移動を大幅に削減します。これにより、イノベーションを支える強固な基盤が構築され、AIを活用した新機能の展開スピードが加速します」

株式会社NTTドコモ R&Dイノベーション本部サービスイノベーション部長である梅澤良夫氏は次のように述べています。

「NTTドコモは、データおよびAI活用の取り組みを拡大する中で、システムの複雑性を高めることなく、横断的にデータを活用できる環境が重要になっています。Snowflakeにより、データの所在を問わずガバナンスを維持しながらアクセスできるとともに、一貫性のある信頼性の高いデータ基盤を構築・運用することが可能になります。これにより、業務の迅速化や運用負荷の軽減を図りながら、より高度なサービスの提供につなげています。」

Samsung Ads エンジニアリング担当バイスプレジデントのHervé Marcellini氏は次のように述べています。

「Samsung Adsでは、関連性の高い、測定可能な広告体験を提供できるかどうかは、複雑なエコシステム全体で信頼できるデータにシームレスにアクセスできるかにかかっています。Snowflakeにより、環境全体で一貫したガバナンスを維持しつつ、データを複製することなくシステム全体で作業を行えるようになります。これにより、より迅速に業務を遂行し、ターゲティングや測定を強化し、AIによるイノベーションを安心して拡張できます」

システム全体でガバナンスと制御を一元化

 データの分散化が進み、AIシステムがより自律的に動作するようになる中で、企業はアクセス、共有、活用されるあらゆるシステムにおいて、一貫したデータのガバナンス、セキュリティ、監査を維持するという課題に直面しています。

SnowflakeはApache Polaris (※6)を搭載するHorizon カタログによりこの課題に対応します。Horizon カタログは、Snowflake内外のエンタープライズデータに対する統合的なガバナンス基盤を提供し、データの発見、セキュリティ、モニタリングを一元化します。これにより、ポリシーを環境全体で一貫して適用し、アクセス制御を統合的に管理できるため、企業は単一かつガバナンスの効いた最新データを活用しながら、安心してAI活用を拡大できます。

Horizon カタログの新機能により、以下を実現できるようになります。

  • オープンセキュリティ制御を通してSnowflake Managed Iceberg Tablesに安全にアクセス:

    Snowflake Managed Iceberg Tablesは、Snowflake上で最適化されたパフォーマンスを提供し、その他のエンジンにおいてパフォーマンスを向上させる柔軟な制御機能を備えています。Apache Polaris(※6)を搭載するHorizon カタログは、Icebergコミュニティによって定義される、オープンで標準ベースのアクセス制御を通して、外部エンジンからSnowflake Managed Iceberg Tablesに対し、安全でガバナンスの効いた双方向の読み書きアクセスを行えるようにします。これにより、ベンダーロックインや運用上の複雑さを回避しながら、複数プラットフォームにまたがるデータアーキテクチャを単一のガバナンスレイヤーの下で統合できます。

  • あらゆるIceberg Tableのエンジンでユニバーサルアクセス制御を実現:

    Snowflake内で外部のIceberg TablesをSnowflake上で自動的に検出・利用可能にするCatalog Linked Databasesにより、外部エンジンアクセス管理(※4)が提供されます。これにより、外部テーブルへの読み書きアクセスを安全に制御でき、Horizon カタログをエンタープライズデータのユニバーサルなカタログとして機能します。その結果、メタデータによる単一のコントロールプレーンに、複数のカタログ環境のガバナンス、セキュリティ、ポリシー適用を統合することができます。

  • 環境をまたいだ一貫したガバナンスを実現:

    オープンソースのIceberg REST Scan Plan APIを使用した列マスキングおよび行アクセスの制御など、Support for Data Protection Policies (※1)により、Iceberg互換エンジンできめ細かなアクセス制御を実現します。Sensitive Data Classification (※1)やData Quality制御 (※1)と組み合わせることにより、Snowflakeの顧客はHorizon カタログ上でポリシーを定義しガバナンスを一元管理することができます。すべてのIcebergテーブルに対するこのユニバーサルガバナンスレイヤーにより、あらゆる環境のデータをシームレスに検出し、セキュリティやガバナンスを確保できます。

  • あらゆるエンジンやプラットフォームにまたがるデータ共有:

    Open Data Sharingにより、データおよびAI資産の複製を作成することなく、あらゆるエンジン上で安全に顧客、パートナー、社内チームと共有することができます。受信側はガバナンスとリネージュを一貫して確保しつつ、利用したいプラットフォーム、ツール、エンジンからこれに直接アクセスすることができます。データ移動やコンピュートの重複、ベンダーロックインが不要になることで、よりシンプルなコラボレーション、インフラストラクチャコストの削減、より高い柔軟性といったメリットが提供されます。データプロバイダーは一度共有するだけで、利用者はどこからでもアクセスできるようになります。

  • システム全体で完全な可視性と監査性を強化:

    Connected Audit Access in Horizon (※4)と、外部で管理されるIceberg Tables (※4)向けの新たなオブザーバビリティ機能(可観測性機能)により、Snowflakeおよび外部環境におけるデータアクセスとパイプラインの健全性を一元的に可視化し、行動を積極的に監視し、問題により迅速に対応し、より安心して運用できるようになります。

詳細情報:

  • あらゆるクラウド、エンジン、エンタープライズシステムにおいてガバナンスの効いたAI対応オープンデータアーキテクチャを実現するSnowflakeの最新のイノベーションについてはこのブログ投稿をご覧ください。

  • Snowflake Summit 26で公開されるすべてのイノベーションや発表についてはSnowflakeのニュースルームをご覧ください。

  • LinkedIn、X(本社公式日本公式)でも最新の情報や発表内容を発信しています。

    #SnowflakeSummitをフォローしてご覧ください。

※1. Snowflake製品は現在一般提供中です。

※2. Snowflake製品はまもなく一般提供開始されます。

※3. Snowflake製品は現在パブリックプレビュー中です。

※4. Snowflake製品は現在プライベートプレビュー中です。

※5.Apache Iceberg®は膨大な解析テーブルの高性能なフォーマットです。「Apache」はApache Software Foundationの米国および/または他の国における登録商標または商標です。

※6. Apache® Polarisはデータレイクハウス環境を管理、統制するためのオープンソースのデータカタログです。「Apache」はApache Software Foundationの米国および/または他の国における登録商標または商標です。

Snowflakeについて

Snowflakeは、AI時代のためのプラットフォームとして、企業がより迅速にイノベーションを実現し、データからより多くの価値を引き出すことを支援します。数百の世界最大規模の企業を含む13,900社以上のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを活用し、データやアプリケーション、AIの構築・活用・共有を実践しています。Snowflakeにより、データとAIはすべての人にとって変革の力となります。詳しくは snowflake.com/ja(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。

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会社概要

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 30階
電話番号
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代表者名
浮田竜路
上場
未上場
資本金
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設立
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