BlueMeme Partners、医療の「届け方」を革新する株式会社メディバリーへ出資
ローコードを活用したDX推進により、持続可能な医療サービスの共創を目指す
株式会社BlueMeme(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮脇 訓晴、以下 当社)のグループ会社である株式会社BlueMeme Partners(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀井 洋裕樹、以下 BMP)は、在宅医療およびオンライン薬局事業を展開する株式会社メディバリー(本社:東京都文京区、代表取締役:平野 弘喜、以下 メディバリー)へ出資いたしましたので、お知らせいたします。

医療提供のあり方を変える、次世代型薬局サービス
メディバリーは「医療難民ゼロ社会の実現」を掲げ、在宅医療を軸にした調剤サービスと、オンライン診療から薬の受け取りまでを一貫して行える薬局プラットフォームを開発・運営しています。医師や看護師、介護スタッフとの連携による在宅対応を強みとし、患者の自宅での療養を支えるとともに、医療機関や健康保険組合、企業に対しても付加価値の高い医療体験を提供しています。
事業の柱と特徴
メディバリーは、以下の3つの事業を柱に、医療現場と利用者双方の課題解決に取り組んでいます。
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在宅医療専門薬局
地域医療と連携し、訪問診療や24時間体制の調剤対応を実現。地域密着型のモデルを構築し、確固たる事業基盤を築いています。
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福利厚生型オンライン診療「Bizcare」
オンライン診療と処方薬の配送をセットにした企業向けサービス。従業員が診療後すぐに勤務先で薬を受け取れる利便性が特長です。
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スマートホーム連携「HomeLink」
IoTデバイスと連携した服薬管理・配送サービス。スマートホーム分野で高いシェアを持つパートナーと連携し、家庭内で完結する医療支援を実現しています。
これらすべてのサービスは、医療の「ラストワンマイル」に注力し、患者視点の利便性向上と社会全体の医療効率化に貢献する設計となっています。
当社との連携による価値創出
メディバリーは現在、複数の自社サービスを展開する中で、業務およびプロダクト開発におけるシステム負荷の増大に直面しています。
BMPは、当社が培ってきた高度なローコード技術を活用し、メディバリーの主要プロダクトおよび周辺業務システムの開発スピード向上と運用の柔軟性確保を目指します。これにより、従来の開発手法に比べて大幅なスピードアップを実現するとともに、迅速な機能追加や仕様変更にも柔軟に対応可能な体制構築を強力に支援してまいります。
また、資本政策や組織構築、上場準備など中長期的な経営課題に対し、実務面と意思決定の両面から伴走いたします。
社会的な意義と将来性
少子高齢化や医療人材不足、健康保険組合の財政難といった社会課題が深刻化する中で、メディバリーの事業は以下の多面的な効果をもたらすモデルとなっています。
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医療提供体制の効率化
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患者の利便性向上
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医療費の最適化
行政、企業、家庭それぞれの多層的なニーズに応える持続可能な医療ソリューションを確かな基盤のもと提供しており、特にオンライン服薬指導の普及は医療現場のDX推進における重要な柱となっています。同システムはビデオ通話やクレジット決済、薬の配送機能を備え、服薬指導をオンラインで完結できる仕組みを実現しています。
オンライン服薬指導およびオンライン処方が法的に解禁された2019年当初は、厳しい規制がありましたが、2022年の法改正により初回指導や処方もオンラインで可能となり、今後利用者の急増が見込まれています。
服薬指導は患者の質問対応や薬歴確認も含み、オンライン完結には配送手配や決済機能との連携が不可欠です。メディバリーはこうした高度なオンライン服薬指導システムを運用し、LINEやSMSを活用した服薬フォローによって、薬剤師の負担軽減とサービス品質の向上を両立しています。
今後、当社グループは、メディバリーとの連携をさらに強化し、医療分野におけるテクノロジー活用の高度化と社会課題の解決に資する事業の拡大を積極的に推進してまいります。
株式会社メディバリーについて
メディバリーは地域に密着した在宅調剤サービスやITを活用した新たな医療アクセスの形を提供しています。当社が展開するオンライン診療・服薬指導サービスは時間的制約のある現役世代や医療機関へのアクセスが困難な“隠れ医療難民”の方々に対しても場所や時間に縛られない医療体験を提供しています。メディバリーはこれからも「お薬を届ける」ことで社会課題を解決していきます。
社名:株式会社メディバリー
理念:Powerful Solution 様々な医療問題・社会問題を力強く解決していく
所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽2-23-7 宮田ビル1F
代表者:平野 弘喜
e-Mail :info@medivery.co.jp
電話番号:03-5615-8905
株式会社BlueMemeについて
BlueMemeは、2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、日本のローコード開発市場を第一線でけん引してきました。2025年6月時点、累計170社以上のローコード製品導入実績、4,900件以上のローコードを活用したサービスの提供実績に加え、6,100名以上のOutSystemsの技術者の育成といった実績に基づき、アジア初のOutSystemsプレミアパートナーに認定されています。当社では、独自の開発方法論「AGILE-DX」を用いて、アジャイルとローコード手法の効果的な運用を実現しています。今後も、最新技術を活用した次世代型の情報システム開発を通じて、破壊的な変革を乗り切るためのDXを実現し、日本企業の国際的な競争力を向上させていきます。
社名 :株式会社BlueMeme
代表者 :代表取締役社長 宮脇 訓晴
所在地 :東京都千代田区神田錦町3-20
資本金 :973,832,376円(2025年5月31日時点)
事業開始 :2009年8月(設立2006年12月・資産管理会社として設立後、前代表にて事業開始)
上場市場 :東証グロース(証券番号:4069)
株式会社BlueMeme Partnersについて
BMPは、2022年4月に設立された投資事業を行うBlueMemeの100%子会社です。BlueMeme
グループ独自の目線によるベンチャー企業の発掘や支援を強みとしています。投資事業という
切り口で日本企業の国際的な競争力を向上させるというグループのミッションを推進していき
ます。
社名 :株式会社BlueMeme Partners
代表者 :代表取締役 堀井 洋裕樹
所在地 :東京都千代田区神田錦町 3-20
資本金 :75,000,000円(2025年5月31日時点)
設立日 :2022 年4月
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