日本ロジテム株式会社へ、アシストスーツ80台導入
物流倉庫の荷役作業時の負担軽減へ
アシストスーツを製造・販売する、東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆)は、物流企業の日本ロジテム株式会社(証券番号:9060)に、サポータータイプでは最強クラス※1の補助力で、腰の負担を35%軽減する※2アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power®」を同社5拠点(綾瀬、海老名、船橋、横浜、吉見)に対して計80台納品しました。アシストスーツは、同社の物流倉庫の荷役作業の身体的負担軽減に貢献いたします。
※1 当社比 ※2 当社実証実験により
■ EC需要の拡大によるさらなる身体的負担増
倉庫の荷受作業では、重い荷物の荷下ろしや仕分けが日常的に行われ、作業者に大きな負担がかかっています。ICTやロボットの導入が進んでいるものの、パレットの積み替えや段ボールの開封など手作業が「名もなき荷役作業」として残っており、これが作業者の身体的負担を生んでいます。加えて、少子高齢化で若手の確保が困難を極めており、ベテラン作業者の負担が増大し、腰痛による労災や離職の原因にもなっています。EC需要の拡大による作業量の増加や、原材料高騰等によるコスト削減の圧力がある中で、賃金による待遇改善が進みにくい現状です。このように、アシストスーツなどを活用した作業環境の改善は物流業界における人材確保の重要な課題と考えます。
■ 日本ロジテム株式会社様からのコメント
今回導入した5営業所は、荷主企業様から業務委託を受けて荷物の仕分け作業や出荷業務を行っている当社の物流拠点です。パレットや台車からの荷物の積み替え作業がある事から身体的負担という課題がありました。当社では以前から外骨格型のアシストスーツを試験導入して、現場の負担軽減対策に取り組んできましたが、従来のアシストスーツでは負担軽減力は感じるが動きにくさや、装着時の煩わしさから現場に定着させることができず、活用が進みませんでした。マッスルスーツ Soft-Powerであれば、軽量でありまたソフトなため導入することといたしました。導入後は、当社として作業に合わせた装着方法の指導を実施し現場への定着化を図る取組を進めています。今後は使用者の拡大に繋げたいと考えています。
■マッスルスーツSoft-Power®(ソフトパワー)について
マッスルスーツシリーズで培った人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラス※1の補助力を実現。腰の負担を35%軽減※2します。製造・物流倉庫での持ち上げ・持ち運び作業や、介護現場でのつらい姿勢維持、農作業の前傾姿勢など腰に負担のかかる作業で効果を発揮します。
※1 当社比 ※2 当社実証実験により
製品名:マッスルスーツSoft-Power®(エクソパワー)
サイズ:1サイズ(適用身長:150㎝~190㎝、ウエストサイズ:フリー)
メーカー希望小売価格:59,400円(税込)
○「マッスルスーツ」は株式会社イノフィスの登録商標です。
〇 下図は当社販売商品ラインナップです。
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