ブレイディみかこ氏推薦の韓国発YA小説『ペイント』、名言感想文コンクールが開催

韓国で30万部のベストセラーとなった本書。名言がいっぱいと話題の本作の魅力とは?

「世の中のどんな親も、事前に完璧な準備なんてできないじゃないですか?」

『アーモンド』を生んだ、チャンビ青少年文学賞の授賞作、『ペイント』が2021年11月17日に発売された。
本作には、親と子、家族の在り方を問う、鋭い名言が多々ある。
そうした名言とともに、感想をつぶやく感想文コンクールが、2022年1月31日までツイッターで開催される。

<開催概要>
「#ペイント名言感想文コンクール」をつけて、気に入ったフレーズと本の感想をツイートして応募。
イ・ヒヨンさん(原作者)、小山内園子さん(翻訳者)、編集部が選考し、5名様にオリジナル図書カード(1000円分)を贈呈。
応募は2022年1月31日まで。
キャンペーン詳細はこちら→https://twitter.com/ep_syoseki/status/1473527721741647874


以下で、いくつか名言から作品の魅力をご紹介。
 
  • 『君たちは外の子と違って、親を選べる子どもなんだよ』

本書は、人口が減少し続けた結果、国家が子どもを育てる施設がつくられた近未来の物語。
子どもを産んでも育てることができなくなった人々によって、国家の育児施設「NCセンター」に預けられた主人公ら少年たちが、面接をして親を選ぶというあらすじだ。
成人する前に、センターに応募してきた親候補の中から自分の親を選ぶーー。
NCセンターで子どもたちを見守るスタッフが、主人公に話したのがこの台詞『君たちは外の子と違って、親を選べる子どもなんだよ』だ。
 

  • 『十五点の親と、仕方なく生きている子どもだっているよ』
外の世界にはもちろん、「普通の親子」もいる。彼らは親を選べない、いわば「親ガチャ」だ。
親を選べるということは、何を意味するのか。そうしたことをかんがえさせたられる台詞だ。
 
  • 「世の中のどんな親も、事前に完璧な準備なんてできないじゃないですか?」
一方で、親になることとは何かを問う台詞も、本作には登場する。
子であること、親になること。
誰しも、多かれ少なかれ、親子関係について悩むものだ。
本作を通して、様々な立場から、家族や親子について、考えを深めていただけたら幸いだ。

『ペイント』
イ・ヒヨン著 小山内園子訳
1500円+税
ISBN9784781620237
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