【事後レポート】日本最大の公募広告賞「第54回宣伝会議賞」グランプリ発表 グランプリは平山瑞帆さん「子どもが苦手なものは一度揚げてみる。」
合計40万4273点の応募作品の中から決定「水曜日のカンパネラ」コムアイさんがお祝い&激励
株式会社宣伝会議(東京都港区、代表取締役会長 東英弥)は3月10日(金)、日本最大規模の公募型広告賞である「第54回宣伝会議賞」の贈賞式を、都内で開催しました。合計40万4273点の応募作品(コピー・CM企画)の中から最高賞のグランプリに選ばれたのは、日清オイリオグループの課題「日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる! そんなキャッチフレーズ。」に対して応募された「子どもが苦手なものは一度揚げてみる。」という平山瑞帆さん(株式会社インサイト・ディレクション)のキャッチフレーズでした。
第54回宣伝会議賞イメージキャラクターを務めた「水曜日のカンパネラ」のコムアイさんがプレゼンターとして参加。
グランプリを受賞した平山さんは、広告の企画制作を手がけるインサイト・ディレクションでコピーライターとして活動して4年。「このコピーが生まれたきっかけは、いただきものの『お麩(ふ)』を、どうやって食べようかと母に相談したとき、『とりあえず、揚げておけば大丈夫』と言われ、『たしかに揚げておけば、何でもおいしくなるよね』と思ったこと。そういう会話はどの家庭でもすると思うし、好き嫌いをなくしたいというお母さんの優しさは、日常に転がっていると思います。それを改めてコピーに したときに、新しい価値観が生まれるのかもしれないと、いま、ちょっとだけ思っています」と作品が生まれた経緯を語りました。審査員長を務めたコピーライターの仲畑貴志氏はグランプリ作品について、「(日清オイリオグループの)課題は、商品自体に明確な特性があって自ずとマーケットがついてくるものだったけれど、受賞コピーはさらにその特性を、商品の利用チャンスを増やすことにつなげている。提案を含んだ王道の表現です」とコメントしました。
【各賞の受賞者とコピー】(協賛企業名/課題/受賞者名)
受賞コピーなど、詳細はこちら:https://award.sendenkaigi.com/history/54/main
子どもが苦手なものは一度揚げてみる。
日清オイリオグループ/日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる!そんな キャッチフレーズ。/平山 瑞帆さん
<コピーゴールド>
日付を書き込むだけで、余り物は作り置きになる。
ニチバン/もっとたくさんの人が「ワザアリテープ」を使いたくなるような広告アイデア/速石 光さん
<CMゴールド>
「鮮度実感」篇(ラジオCM)
男「きれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ。」
女「ウソでしょ...。」
NA「生きてるみたいに鮮度がいい。福島工業の冷蔵庫。」
福島工業/これからの100周年に向けて、福島工業の魅力を伝えるアイデア/吉賀 星斗さん
<眞木準賞>
「ソフトドリンク」とは言いにくい。
サントリー/ペプシストロング5.0GVを飲みたくなるようなアイデア/金澤 孝弘さん
※当日のオフィシャル写真は
http://23.gigafile.nu/0322-n3c69723479b86a1a0f2c55ec5ee01addよりダウンロードいただけます。(ダウンロード期限:2017年3月22日)
■コムアイさん「最近心を動かされた言葉は元『ジャックス』の早川義夫氏のエッセイ」
■熊本地震被災地支援を目的に404万2730円を寄付「そうだ。熊本の『どうなってる?』を見に行こう!」
くまモンと熊本県東京事務所長・渡邉純一氏。
別府市長・長野恭紘氏に目録を贈呈している様子。
また、贈賞式後の懇親パーティーでは株式会社 宣伝会議 取締役 メディア・情報統括 田中里沙より、渡邉氏と熊本市東京事務所 所長・平井英虎氏、別府市長・長野恭紘氏に寄付金の目録を贈呈。平井氏は「熊本市、熊本城にも寄付をいただきましたが、熊本城の再建には10年以上の歳月と莫大な費用がかかります。しかし、その姿も含め是非見に来ていただきたい」とコメント。続く長野氏は「動画で話題となった『湯~園地』は本当に実現させますので、別府にぜひ来てください。それが何よりの復興への一歩になります。これからも面白いことをどんどんやっていきます」と語りました。
■新設・中高生部門のグランプリは「本気で殴りたい政治家ができました。」
中高生部門の各賞詳細はこちら:https://award.sendenkaigi.com/history/54/student
トロフィと賞金を受け取るグランプリの平山さん
■宣伝会議賞 コンテスト詳細
【募集内容】
協賛企業から出題される、商品・サービス・企業広告などの広告課題に対して、キャッチフレーズもしくはCM企画の作品を募集します。
【概要】
1962 年に始まり今年 54 回目を迎える日本最大規模の広告賞。2014年に創刊60周年を迎えた広告マーケティングの専門誌「宣伝会議」の創刊100号を記念し創設されました。サントリー、キッコーマン、パナソニック(一部抜粋・協賛企業は下記参照)など、37社の実在する商品や企業を課題として、キャッチフレーズやテレビ・ラジオ CM 企画のアイデアを募集する“誰でも参加できる”公募型コンテストです。これまで糸井重里氏や林真理子氏といった著名な書き手に加え、広告界を牽引する一流クリエイターを多数輩出。長年に渡り“コピーライターの登竜門”として知られています。
【URL】公式サイト:award.sendenkaigi.com/ フェイスブック:www.facebook.com/sendenkaigiaward
【課題企業】37社(※うち1社主催者特別課題・以下50音順)
アサヒグループ食品(アマノフーズ)/アットホーム/エステー/エフステージ/キッコーマン/キヤノンマーケティングジャパン/牛乳石鹼共進社/霧島酒造/クレディセゾン/サントリー/セゾン自動車火災保険/セメダイン/髙松建設/ChatWork/ディーエムソリューションズ/テンピュール・シーリー・ジャパン/トッパン・フォームズ/トヨタマーケティングジャパン/ニチバン/日清オイリオグループ/日本レジストリサービス(JPRS)/パナソニック/ピカ コーポレイション/VSN/FIXER/福島工業/フジテレビジョン/富士紡ホールディングス/北陸電力/マスメディアン/まめプラス推進委員会/ミツトヨ/メディプラス/ヤフー/Yogibo Japan/よしもとクリエイティブ・エージェンシー/宣伝会議賞実行委員会
【贈賞種類】
グランプリ(1点):賞状・賞杯・賞金100万円、コピーゴールド(1点):賞状・賞杯・賞金30万円、CMゴールド(1点):賞状・賞杯・賞金30万円、シルバー(7点):賞状・賞金5万円、協賛企業賞(各社1点、計45点):賞状・賞金3万円、眞木準賞(1点):賞状・賞杯・賞金 30万円
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社宣伝会議「宣伝会議賞」事務局
電話: 03−3475-7664 メール:skat@sendenkaigi.co.jp
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