オンラインイベント「楽しく調査を続け、新たな仲間を得るために」開催のお知らせ
全国の里山市民調査の事例を紹介
● 市民が主体となって実施している環境省の自然環境調査プロジェクト「モニタリングサイト1000里地調査」の全国交流会を2023年1月14日(土)に開催
● 芸北 高原の自然館の白川勝信氏を招き、市民はじめ多様な主体が関わるプロジェクトをより長く続けていくための「設計図」の描き方について講演
● 調査を実施しているグループから全国各地の事例も紹介
● 芸北 高原の自然館の白川勝信氏を招き、市民はじめ多様な主体が関わるプロジェクトをより長く続けていくための「設計図」の描き方について講演
● 調査を実施しているグループから全国各地の事例も紹介
公益財団法人日本自然保護協会(理事長:亀山 章)は、環境省の事業である重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト1000里地調査、以下「モニ1000里地調査」)の事務局を担っています。モニ1000里地調査は、地域の市民が主体となって各地で調査を実施、全国から集計されたデータを日本自然保護協会が集計し、日本の里山生態系の生物多様性の現状を解析しています。これまで得られた調査結果から、身近な里山の生物たちの急減の可能性が明らかになってきました。
里山生態系の長期モニタリングを目指した本事業は“調査の継続性”が非常に大きな要です。そこで、今回、「楽しく調査を続け、新たな仲間を得るために」をテーマに、調査員の方々を招いた全国交流会を開催します。多くの市民と一緒にプロジェクトを進めるための「設計図」の描き方についてご講演いただいたくほか、実際に現場で活躍されている調査員の方々からもテーマに沿った事例を紹介いただきます。モニ1000里地調査関係者だけでなく、関心のある方にもご参加いただけるオンラインイベントです。
【開催概要】
- 日 時:2023年1月14日(土) 13:00~16:00
- 開催方法:オンライン会議システム「Zoom」での開催
- 参 加 費:無料
- 対 象:モニ1000里地調査員のほか、里山の保全にご関心のある方ならどなたでも
- 定 員:なし
- 申 込:https://forms.gle/92FfCeVCQpALrGTN7
- 申込〆切:2023年1月8日(日)
- イベントページURL:https://www.nacsj.or.jp/2022/11/33009/
【プログラム】
- オープニング(13:00~)
「モニタリングサイト1000とは」 (環境省生物多様性センター)
「モニ1000里地調査について」 (日本自然保護協会)
- 基調講演(13:30~)
- 事例紹介(14:20~)
2)多様なボランティアや教育機関からの参画 河合 洋人 氏(NPO法人どんぐりネットワーク)
3)大学を通じた若者世代からの参画
木村 進 氏(大阪自然環境保全協会)、山口 隼平 氏・渋谷 柊威 氏(大阪産業大学森川田圃プロジェクト)
- クロージング(~16:00)
※閉会後に40分程度、調査員の方を対象に、実際の「設計図」を作成しながら意見交換をする場を設けます。
<参考>
モニタリングサイト1000里地調査とは
モニ1000里地調査は、全国200カ所以上の調査地を約1500名の市民ボランティアが参加し、同じ手法で調べ、身近な自然の変化を追いかけています。開始から15年以上が経過し、身近な生きものの数が減ってきていることなどが明らかになってきたほか、得られたデータは地域の自然環境の保全にも役立てられています。
公益財団法人 日本自然保護協会について
自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。
http://www.nacsj.or.jp/
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