株式会社キャリオット、AIエージェントと車両動態管理システムをつなぐCariot MCP Serverをリリース
株式会社キャリオット(本社:東京都港区、代表取締役社長 齋藤 洋徳)がサービス展開するクルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド「Cariot(キャリオット、以下Cariot)」が、AIモデルと外部システム間の連携を円滑にする共通規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応した「Cariot MCP Server」を公開したことをお知らせします。

リリースの背景
「クルマがつながる、シゴトが変わる」をミッションに掲げるキャリオットは、移動に関わるあらゆる「ムダ」をなくし、生産性を向上させることで、車に関わるすべての人の働き方改革に取り組んでいます。
生成AIやAIエージェントの普及が急速に進む中、AIと自然に連携できるAIフレンドリーなサービスを提供することが、今後のビジネスにおけるお客様の業務効率化を推進する上でますます重要になると考えています。
今回のCariot MCP Serverの公開は、このビジョンを実現するための第一歩です。
AIがCariot内のデータを直接理解・活用できる環境を整えることで、既存のCariotのデータとAIを組み合わせた、新しいユーザー体験が実現します。
Cariot MCP Server
今回のリリースではMCP(Model Context Protocol)に対応した「Cariot MCP Server」をOSS(オープンソースソフトウェア)としてリリースしました。
MCPとは、AIモデルが外部のデータソースやツールと、安全かつ効率的に情報を交換できるようにするための共通規格のことです。Claude Desktopなど、多くのツールでサポートされており、活用が広がっています。
Cariot MCP Serverは、MCPに対応した生成AIツールから直接Cariot APIを経由し、Cariotのデータにアクセスできるようにするサーバーです。
AIエージェントにCariot MCP Serverと連携させることで、ドライバー、車両、日報などのCariot内のデータの価値が高まり、業務が円滑化されます。例えば、手間のかかる日報の集計や、困難なデータの整理・検索をエージェントが担うことで、ユーザーの負担を減らしていきます。
車両動態管理システム「Cariot」での具体的な活用例
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煩雑なデータ集計・分析を自動化:「昨日の運転日報をグラフでまとめて」「リース満了の近い車両を一覧で出して」といった指示だけで、AIが複数の日報や車両などのデータを横断して分析・集計します。
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必要な情報に瞬時にアクセス:「ドライバー◯◯は今どこにいるの?」と尋ねるだけで、車両の位置や運行状況を即座に把握できます。
詳しい仕様はこちらからご確認ください。
車両動態管理システム「Cariot」への実装は、もう暫くお待ちください。
Cariotは、今後もAIとの連携をさらに深める機能開発を進めてまいります。
また、ユーザーとの共創を重視しており、皆さまからのフィードバックを基に、より使いやすいサービスの提供を目指します。
車両動態管理システム「Cariot」とは?
車両動態管理クラウドサービス「Cariot」は、車載デバイスをクルマに取り付ける、またはモバイルアプリを起動するだけで、クルマのデータを簡単に、リアルタイムに取得・可視化・活用できるシステムです。
安全運転管理、運転日報の自動作成やアルコールチェックのスムーズな実施はもちろん、車両とドライバーのデジタル管理や位置情報の取得など、車両管理のあらゆる課題を解決します。
これまでにも業界問わず、多くの企業様に導入いただき、ドライバーから管理者、さらには顧客にいたるまで、クルマに関わる全ての人々の働き方改革をご支援しています。
Cariotについて相談、質問がしたいという方は、製品サイトよりお気軽にお問い合わせください。

株式会社キャリオットの概要

会社名 |
株式会社キャリオット |
本社 |
東京都港区新橋五丁目13番4号 YMG新橋ビル6階 |
代表者 |
代表取締役社長 齋藤 洋徳 |
事業内容 |
クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド「Cariot」の提供 |
出資比率 |
株式会社ソラコム51%、株式会社フレクト49% |
コーポレート及び製品サイト |
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