「2024年度インパクト投資に関する消費者意識調査」を発表
インパクト投資の認知度は過去最高値7.7%日本初の定量調査で、インパクト投資の認知度とエシカル意識の実態を解明
一般財団法人社会変革推進財団(所在地:東京都港区、理事長:大野修一、以下「SIIF」)は、国際的なインパクト投資推進機関であるGSG Impactの日本支部であるGSG Impact JAPANの事務局として、「2024年度インパクト投資に関する消費者意識調査」を実施し、結果を発表しました。本調査は、日本の一般消費者を対象としたインパクト投資意識調査で、6回目の実施となります。本年は2年ぶりの定量調査を行い、新たに「エシカル消費意識」の設問を加えることで、社会課題解決への消費者意識とインパクト投資関心度を多面的に分析しました。
【 主な調査結果 】
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投資経験者は51.2%:
本調査を開始した2019年以降、初めて投資経験者が過半数を上回った。
推移:2024年51.2% ← 2022年46.0%←2021年47.6%←2020年45.2%←2019年44.8%)
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インパクト投資の認知度は過去最高値の7.7%を記録:
20代・30代の投資経験者の認知度が約3割と高い。過去の調査結果と同様の傾向
推移:2024年7.7%% ←2022年7.1%←2021年6.6%←2020年6.1%←2019年6.8%
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実施への関心度は16.4%:
最低値を記録しつつも、過去の調査結果と同様の傾向の20代、30代の投資経験者の関心度が、約3割。
推移:2024年16.4% ←2022年17.7%←2021年17.2%←2020年19.1%←2019年20.7%
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インパクト投資に関心があると回答した人の関心度の高い社会課題テーマ:
再生可能エネルギー、先進技術を応用して社会課題に取り組む企業、環境保全、持続可能な農業、質の高い医療・介護サービス
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投資経験のある層ほど、環境や倫理を重視する消費行動を取る傾向が顕著。
エシカル消費意識が高い人はインパクト投資にも高い関心を示す。
将来の有望セグメント:若年層および高齢層
【 調査概要 】
・調査期間 : 2024年8月20日~21日
・調査形態 : インターネット調査
・対象者 : 20歳から79歳までの全国の一般消費者
・回答者数 : 4,557人 (昨年4,414人)
・抽出方法 : 全国の性別人口比と世代人口比に
近似するよう層化二段無作為抽出
・実査委託先 : 株式会社マクロミル
・分析実施 : 一般財団法人社会変革推進財団
https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2025/01/2024_impact_chousahoukoku.pdf
【 調査結果 】一部抜粋
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