QRコードで簡単にタクシーが呼べる配車サービス 「TAXIフォーム」を愛媛の伊予鉄タクシーが導入

～駅や観光地、ホテルなど松山市内の１００カ所に設置 ～

株式会社電脳交通（本社：徳島県徳島市、代表取締役社長：近藤 洋祐、以下「電脳交通」）は、伊予鉄タクシー株式会社（本社：愛媛県松山市、代表取締役社長：芳野 雅郎 以下「伊予鉄タクシー」）が、当社のクラウド型タクシー配車システム「DS」のオプション機能「TAXIフォーム」を導入したことをお知らせいたします。

「TAXIフォーム」は、QRコードを読み取るだけでタクシーの手配ができる便利なサービスです。特に、英語対応もあり、観光地や駅・空港周辺でインバウンドのお客様にも利用しやすい仕組みです。伊予鉄タクシーは、このシステムにより、業務の効率化とサービスの向上を目指しています。

■導入の背景

伊予鉄タクシーでは、需要回復に伴う電話注文の増加により、繁忙時には電話がつながらないという課題が浮上していました。電話受付スタッフの増員や直通電話の導入も検討されましたが、費用対効果の観点から実現が難しく、新たな解決策が求められていました。

新たな取り組みを検討する中で、以下の点が評価され、「TAXIフォーム」の導入が決定されました。

• 利用者がスマートフォンでQRコードを読み取り、名前と電話番号を送信するだけで簡単にタクシーを呼べること

• 電話対応と並行してQRコード注文を処理できるため業務の合理化が可能で、低コストで収益性の向上が期待できること

• 英語表記に対応しており、インバウンド対策として新たな受注拡大につながること

• 中期計画で掲げるIT化・キャッシュレス化の方針に沿っていること

導入にあたり、まず松山市内の主要な67カ所（駅、観光地、ホテル、病院など）にQRコードを設置し、利用者がより簡単にタクシーを利用できる環境を整備しました。また、2025年1月には設置範囲を100カ所以上に拡大し、観光地や駅周辺以外にも対応を広げています。これにより、配車業務の効率化だけでなく、スタッフの負担軽減も図られています。

伊予鉄タクシーは、「TAXIフォーム」を新たなイノベーションとして位置づけ、快適で便利なサービスを提供し、地域交通の利便性向上に努めています。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

■「TAXIフォーム」導入事例紹介セミナー

この度、伊予鉄タクシー株式会社の導入事例を詳しくご紹介するオンラインセミナーを開催いたします。伊予鉄タクシー株式会社の代表取締役社長、芳野雅郎氏に登壇いただき、導入の背景、実際の運用状況、そして導入効果についてお話しいただきます。 タクシー業界における業務効率化やサービス向上に取り組んでいるタクシー事業者の皆さま、ぜひご参加ください。

※本セミナーは、タクシー事業者様のみを対象としております。

セミナー詳細

日時：2025年2月20日（木）14:00〜15:00

登壇者：伊予鉄タクシー株式会社 代表取締役社長 芳野雅郎氏

開催形式：オンライン（Zoom）

参加対象：タクシー事業者限定

参加費用：無料

参加方法：下記の申し込みフォームよりお申し込みください。

セミナー申し込みフォーム

■オプション機能 「TAXIフォーム」について

「TAXIフォーム」は、当社のクラウド型タクシー配車システム「DS」のオプション機能です。利用者がスマートフォンで専用のQRコードを読み取り、氏名や行き先などの必要事項を入力・送信することで、タクシーを呼ぶことができます。タクシー事業者は、QRコードからのオペレーターによる配車処理、または自動処理が可能です。

詳しくは、下記「資料請求」ボタンより、「TAXIフォーム」の資料請求をお申込みください。

資料請求

■伊予鉄タクシー株式会社の概要

本社　　：愛媛県松山市竹原2丁目3番15号
代表者　：芳野 雅郎
設立　　：昭和51年6月
車両台数：70台

■株式会社電脳交通の概要

所在地　:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番　アミコ東館6階

設　立　:2015年12月

代表者　:代表取締役社長　近藤 洋祐

従業員　:201名（2024年12月末時点）

資本金　:1億円（2023年11月末時点）

主要株主:三菱商事、JPインベストメント、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、四国旅客鉄道、GO株式会社、第一交通産業グループ、エムケイ、沖東交通、三和交通、NTTドコモ・ベンチャーズ、阿波銀行、徳島大正銀行、いよぎんキャピタル、ブロードバンドタワー（敬称略、順不同）