みんがく、中部大学樋口万太郎准教授と算数の授業設計における生成AI活用に関する共同研究を実施することを発表
株式会社みんがくの生成AI活用教育特化アプリ作成プラットフォーム「スクールAI」を使った教員向け研修パッケージ及び算数授業設計支援生成AIコンテンツの研究開発プロジェクト
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教育×生成AIをテーマに、教育サービス開発を⼿掛ける株式会社みんがく(東京都⽬⿊区、代表取締役:佐藤雄太)は、学校法人中部大学(愛知県春日井市、学長:竹内芳美)と共同で、算数における生成AI活用に関する研究を開始することを発表します。
本研究は、以下の2つのプロジェクトを中心に展開されます。
①教員向け研修パッケージの開発
みんがくが提供する生成AI活用教育特化アプリ作成プラットフォーム「スクールAI」を活用し、教員の生成AIに関するリテラシー向上を目的とした研修パッケージを開発します。これにより、教員が生成AI技術を教育現場で効果的に活用し、生徒一人ひとりの学びを支援するためのスキルを身につけることが期待されます。教員自身も個別最適な学び・協働的な学びを実践できる環境を整えることで、より柔軟で創造的な教育が可能となります。
②算数の授業支援生成AIコンテンツの研究・開発
算数教育の専門家である樋口万太郎准教授の知見を活かし、生成AIを活用した新たな算数の授業支援コンテンツの研究・開発に取り組みます。生徒の発達段階に応じたカスタマイズされたコンテンツを提供することで、算数指導の質を向上させ、より効果的な教育を目指します。
■ 背景と目的
急速に進化するAI技術は、教育分野にも大きな変革をもたらしています。特に、生成AIは生徒一人ひとりのニーズに応じたパーソナライズされた学習体験を提供できる可能性を秘めています。しかしながら、教員がこの技術を効果的に活用するためには、十分なリテラシーとスキルが必要です。
また、算数指導においては、生徒の成長段階に適した柔軟な教材の開発が求められています。
このような背景を受け、教育現場における生成AI活用の可能性を探るための共同研究を開始しました。教員向けの研修パッケージ開発と算数指導用の生成AIコンテンツの開発を通じて、AIが教育現場でどのように役立つかを具体的に示していきます。
■ 今後の展開
今後、共同研究の成果を基に、教育機関や学校に向けて生成AIを活用した研修パッケージや算数指導支援コンテンツを提供していく予定です。生成AIを活用することにより、教育現場における授業の質の向上や、個別最適化された学習が実現することが期待されます。
■中部大学 現代教育学部 現代教育学科 樋口万太郎准教授
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大阪府出身。京都教育大学大学院連合教職実践研究科専門職学位課程修了。大阪の公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校、京都教育大学附属桃山小学校、大阪の私立小学校の教員を経て、2024年に中部大学に着任。現在は現代教育学部 現代教育学科 准教授として教職を志望する学生の指導にあたるほか、現役教員や保護者向けの教育セミナーなどに講師として登壇。また、関西大学大学院総合情報学研究科博士課程に在籍中。
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