株式会社トヨタボルト様へ、アシストスーツを導入
製造業の検品・梱包作業時の負担軽減へ
アシストスーツを製造・販売する、東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆)は、建築用ボルト製造業の株式会社トヨタボルト様に、サポータータイプでは最強クラス※1の補助力で、腰の負担を35%軽減する※2アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power®」を納品しました。アシストスーツは、同社の製造現場の製品検品・梱包作業の身体的負担軽減に貢献いたします。
※1 当社比 ※2 当社実証実験により
■製造業の職業病「腰痛」の負担軽減
記憶に新しい年始の能登半島地震を始め、近年の日本各地を襲う地震や台風、集中豪雨などの自然災害が頻発化し、その規模も拡大する傾向にあります。こうした状況を背景に、建物に対する安全性への意識がかつてないほど高まり、耐震性や耐久性に対する要求がますます厳しくなってきています。このため、建築用ボルトの需要は増加傾向にあり、製造現場の稼働率も上昇。その一方で、重いボルトの取り扱いによる腰痛は、現場で深刻な問題となっています。特に、製造業は業界の高齢化が進んでおり、体力的な負担が大きい作業を避けたいという若年層の入社が難しくなる中、腰痛による離職や欠勤は、企業にとっても大きな損失となっています。
この課題に対し、当社はアシストスーツの導入を通じて、製造業界における身体的負担の改善に取り組んでまいります。
■ 株式会社トヨタボルト様からのコメント(副社長 豊田春樹様)
弊社は木造建築ボルト、および、耐震用金物の専業メーカーとして、大手企業向けに高品質なOEM製品を提供しています。製造現場では10~20キロあるボルトの箱の取り扱いが多く、検査から梱包まで一つのラインとなっており、繰り返し作業を行うことで腰痛に悩んでいる従業員や腰痛で欠員が出てしまうこともあり、作業の見直しや交代で行うなどの対策をしてきましたが、さらなる労働環境の改善が必要な状況でした。
イノフィス社のアシストスーツは負担軽減対策品を探している中で知り、現場で試させていただいたところ1日中装着して作業しても苦にならず、フォークリフトに乗りながら作業しやすい為、導入することといたしました。今回導入した製品により、腰への負担が軽減され、腰痛の予防にもつながると期待されるため、労働環境の改善に大いに役立つと考えています。また作業者の身体負担を和らげる効果により、結果として生産性の向上にも繋がることを期待しています。
■マッスルスーツSoft-Power®(ソフトパワー)について
マッスルスーツシリーズで培った人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラス※1の補助力を実現。腰の負担を35%軽減※2します。製造・物流倉庫での持ち上げ・持ち運び作業や、介護現場でのつらい姿勢維持、農作業の前傾姿勢など腰に負担のかかる作業で効果を発揮します。
※1 当社比 ※2 当社実証実験により
製品名:マッスルスーツSoft-Power®(エクソパワー)
サイズ:1サイズ(適用身長:150㎝~190㎝、ウエストサイズ:フリー)
メーカー希望小売価格:59,400円(税込)
○「マッスルスーツ」は株式会社イノフィスの登録商標です。
〇 下図は当社販売商品ラインナップです。
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