【導入事例】「英語会議が怖い」から、「話せる」へ。海外M&A後の“多様な英語”の壁を、セガサミークリエイションはどう乗り越えたか?
株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾)は、セガサミーグループにおいてゲーミング事業を展開するセガサミークリエイション株式会社(以下、SSC)が、海外拠点との開発連携において多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」を導入した事例を公開しました。
グローバルでの多角的な事業展開を進める同社では、ゲーミング業界においてB2B向けSaaS事業やB2C向けオンラインゲーミング事業を展開する企業と、B2B向けiGamingコンテンツサプライヤー企業を昨年買収。米国・欧州を含めた多国籍なチームでの開発体制構築が急務となっていました。しかし、ネイティブではないメンバー同士の英語コミュニケーションにおける「アクセント(訛り)の聞き取り」や、会議準備にかかる膨大な時間が課題となっていました。
こうした課題に対し、同社は「CoeFont通訳」を導入。多様なアクセントが含まれる英語会議でも、高精度かつ高速に翻訳・字幕化できる環境を構築しました。その結果、会議の準備時間と実施時間をそれぞれ半分に削減するとともに、社員が抱いていた「英語会議への不安」を払拭することに成功しました。
本リリースでは、導入に至った背景や、M&A後の組織統合における活用方法について、IT総務部 部長山口拓也氏、および開発本部 開発推進部 部長 倉橋良典氏へのインタビューを通じて紹介します。

グローバル規模でのM&Aや事業拡大において、避けて通れないのがPMI(買収後の統合プロセス)における「言語の壁」です。特に、英語を母国語としない国同士のコミュニケーションでは、特有のアクセントや表現の違いが意思疎通の大きな障壁となります。
セガサミーグループのゲーミング事業を牽引するSSCもまた、欧州企業の買収に伴う「多様な英語」への対応に苦慮していました。「サーバー(Server)」が「サルバル」と聞こえるほどの強いアクセントや、スピードの速い議論についていけず、会議のたびに膨大な準備時間を要していたのです。
その解決策となったのが「CoeFont通訳」でした。インド英語やロシア英語などの強いアクセントも正確に聞き取るAI通訳により、会議効率は劇的に向上。「英語を学ぶ時代から、ツールを使って会話する時代になった」と語る、IT総務部 部長 山口拓也氏と開発本部 開発推進部 部長 倉橋良典氏に、導入の経緯と現場で起きた変化について話を聞きました。
【SSC導入事例のポイント】
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欧州企業買収により、多様なアクセントの英語コミュニケーションが課題に
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CoeFont通訳の高い音声認識力により、強いアクセントでも正確に翻訳・要約が可能に
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会議準備・実施時間がそれぞれ「半分」に短縮。英語会議に対する社員の心理的ハードルを解消
「Server」が「Salval」に聞こえる。M&Aで直面した“多様な英語”の壁

−−SSCの事業概要と、お二人の役割について教えてください。
山口:当社はセガサミーグループの中で、スロットマシンなどのカジノ機器開発・販売や、オンラインゲーミング事業をグローバルに展開しています。ゲーミング業界においてB2B向けSaaS事業やB2C向けオンラインゲーミング事業を展開する企業と、B2B向けiGamingコンテンツサプライヤー企業を昨年買収し、現在は日本・米国・欧州の拠点が連携して開発を進めています。
私はITマネジメント組織にて、日本と米国のIT環境マネジメントや、Microsoft 365を中心としたプラットフォーム管理など、IT環境の運営全般に携わっています。
倉橋:私は開発推進部に所属しており、開発管理や契約関連、規則の策定など、開発チームが円滑に動けるための庶務的な業務も含めて幅広く担当しています。
−−CoeFont通訳の導入前に抱えていた課題を教えてください。
倉橋:昨年、欧州の企業の買収が完了し、新たな開発体制についての協議が始まりました。しかし、現場のスタッフは基本日本人で、お客様やビジネスパートナーは全て海外です。どうしても英語のコミュニケーションが必要になるのですが、言語の壁があり、どうにかしないといけない状況でした。
山口:相手も欧州のメンバーで、お互いに英語は第二言語というケースが多いのです。インド英語やロシア英語など、特有の「ストロングアクセント(強い訛り)」があり、例えば「サーバー」と言っているはずが「サルバル」と聞こえるなど、聞き取りだけで非常に苦労しました。
会社の方針として、現場同士がお互いを知り、組織を作っていくことを重視していたため、密なコミュニケーションは必須でした。しかし、英語ができる一部のメンバーに負荷が集中し、会議の質や頻度を上げるのが難しくなっていました。
−−「CoeFont通訳」を知ったきっかけは?
倉橋:グループ会社の人間がCoeFontの方とお知り合いで「言語の壁で苦労しているなら、こんなツールがあるよ」と紹介されたのがきっかけです。試しにミーティングで使ってみたところ、通訳のスピードが大変速いことに現場が驚愕しました。「これは使える、ぜひ導入してほしい」という声が上がり、トライアルを経て正式導入に至りました。
「英語会議は怖い」という意識変革。準備も会議も時間は半分に

−−導入の決め手は何でしたか?
山口:最大の決め手は、速いスピードと強いアクセントにも対応できる「認識精度の高さ」です。以前は「今なんて言ったの?」と聞き返したり、深い議論をするための表現確認に時間を取られたりしていました。CoeFont通訳は、そうした訛りのある英語でも文脈を読み取って正確に訳してくれます。
また、他社ツールと比較しても「手軽さ」が違いました。例えばDeepLなどのツールは会議設定が必要ですが、CoeFont通訳はスマートフォン版もあるので、対面やハイブリッドの場でも立ち上げておくだけで機能します。物理的なセッティングの手間が少ない点も魅力でした。
−−導入後の具体的な効果を教えてください。
山口:業務効率化の面では、劇的な効果が出ています。これまで英語での会議に臨む際、資料の読み込みや想定問答の作成などで例えば1.5日ほど準備にかかっていたものが、半分程度になりました。
実際の会議時間も同様です。これまでは「Sorry, translation(ごめん、訳すから待って)」と会話を止めて通訳する時間があり、通常の2倍の時間がかかっていましたが、それがなくなったことで、会議時間も従来の半分で済むようになりました。IT専門用語も辞書登録なしでほぼ正確に訳してくれるので、技術的な深い話もスムーズです。
−−心理的な面での変化はありましたか?
山口:これが一番大きいかもしれません。「英語会議への恐怖心」がなくなりました。これまでは「聞き取れなかったらどうしよう」と会議前に不安になるメンバーも多かったのですが、CoeFont通訳があることで「何かあってもツールが助けてくれる」という安心感が生まれました。
英語を「勉強して習得しなければならないもの」から、「ツールを使って乗り越えるもの」へと意識が変わったことで、コミュニケーションのきっかけが生まれ、以前より気楽に会議ができるようになりました。
Android対応への期待。英語を「学ぶ」時代から「使う」時代へ

−−今後の展望や、機能への要望があれば教えてください。
倉橋:私はAndroidユーザーなので、今後はぜひスマホ版のAndroid対応をお願いしたいですね。現地に出張して対応する場合など、PCを開けない場面ではスマホで手軽に使いたいというニーズがあります。
山口:現在は主に、相手が話した内容を日本語の字幕(スクリプト)として確認する用途で使っていますが、今後は自分たちの発話もCoeFont通訳に乗せて、音声コミュニケーションまで任せられるレベルまで使いこなしたいですね。
グローバル展開を進め、現場同士のコラボレーションを目指す企業にとって、コミュニケーション環境の整備は必須です。CoeFont通訳があれば、英語力に自信がない社員でも臆することなく海外メンバーと渡り合えます。「英語のコミュニケーションはこんなに楽なんだ」ということを、もっと社内に広めていきたいですね。
【CoeFont通訳はこんな企業にオススメ】
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海外M&Aを行い、PMI(統合プロセス)における現場間のコミュニケーションを活性化させたい企業
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英語の「アクセント(訛り)」による聞き取りの難しさに課題を感じている企業
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会議の準備や通訳によるタイムロスを削減し、本質的な議論に時間を割きたい開発組織
■多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」概要
iOSダウンロードURL:https://apps.apple.com/app/6749563379
サービスURL:https://coefont.cloud/cir
提供プラン:無料 ※有料プランに登録することで利用時間を追加できます。
■対応言語一覧(2026年2月現在)
10言語(日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ベトナム語、タイ語、ポルトガル語)
■AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは
CoeFontは、声と言葉の可能性を広げる革新的なAI音声プラットフォームです。最新のAI技術を活用し、テキストを表現豊かで自然な音声に変換する「Text-To-Speech(TTS)」や、話者の声質を自在に変化させる「Voice Changer」、さらにはリアルタイムで多言語コミュニケーションを可能にする「CoeFont通訳」など、多様なニーズに応えるソリューションを提供しています。
中でも「CoeFont通訳」は、同時通訳のようなリアルタイム翻訳をAI音声で実現。プレゼンテーション、国際会議など、言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションをサポートします。また、CoeFontの「Voice Hub」には10,000種類以上のAI音声が揃っており、用途やシーンに応じて最適な音声を選ぶことができます。車内アナウンス、トレーニング動画、オーディオブック、ライブ配信や家族との音声メッセージまで、あらゆる音声表現のニーズに対応。
CoeFontは、誰もがどんな言語でも、自分らしく、自由に「声」で表現できる未来を支えています。
詳細は、https://CoeFont.cloud をご覧ください。
■株式会社CoeFontについて
株式会社CoeFontは、2020年設立の東京科学大学認定ベンチャーとして、AIを活用したサービスの開発と提供を行っています。当社は現在、AIを基盤とした音声合成技術に注力しており、倫理的で包括的なAI音声プラットフォームの開発に取り組んでいます。CoeFont(https://CoeFont.cloud )は、すべての国と地域で利用可能です。
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