堀、曲輪、馬出、竪堀…城とはパーツの集合体である!『パーツから考える戦国期城郭論』3月2日発売
城を構成する個々のパーツに注目し、その成り立ちと機能、使い方を考察することで城の本質に迫る全く新しい城郭論!
株式会社 ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、西股総生(にしまた ふさお)著『パーツから考える戦国期城郭論』を3月2日に発売します。城はさまざまなパーツからできています。堀、曲輪(くるわ)、馬出(うまだし)、枡形虎口(ますがたこぐち)、竪堀(たてぼり)、土塁、横矢掛(よこやがかり)……本書はそうした城のパーツに注目し、それぞれの生まれた背景・理由から機能・運用法を徹底的に考察・解説し、その作業を通じて「城とはなにか」に迫ります。これまでになかった全く新しい城郭論です。
- 城のパーツ(構成要素)を徹底検証する、まったく新しい城郭論!
- 著者は、軍事的観点から戦国の城を考察する第一人者
「さまざまなパーツを効果的に組み合わせることによって、「敵を防ぐ」という目的を達成しようとしているのが城なのである。本書は、そうした戦国 の城を構成する主なパーツを採り上げて、形態や機能について、実戦に即して具体的に掘り下げて考えてみる、という試みである。」
- 理解を助けるカラー口絵をはじめとるす210点の図版!
●本書の内容
〇カラー口絵
【第一章】堀---もっとも基本的な城の防禦装置
【第二章】土塁と切岸---一筋縄ではいかない基本パーツ
【第三章】竪堀---斜面に刻まれ、敵の横方向の動きを阻む
【第四章】馬出---虎口における二律背反の解決策
【第五章】枡形虎口---四角く囲まれた攻防の要
【第六章】横矢掛りと櫓台---戦国期城郭における火力運用の効率化
【第七章】曲輪---軍事施設を区画する意味
【第八章】天守---権威の象徴か、戦闘拠点か
【第九章】戦国の軍事力編成と城の変化---戦国大名の軍隊は兵種別編成だったのか
●著者略歴
西股総生(にしまたふさお)
1961年、北海道生まれ。学習院大学大学院史学専攻・博士課程前期課程卒業。三鷹市遺跡調査会、㈱武蔵文化財研究所を経て現在フリー・ライター。城館史料学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。著書に『戦国の軍隊』(学研2012 年/角川ソフィア文庫 2017 年)、『「城取り」の軍事学』(学研2013 年/角川ソフィア文庫 2018年)、『杉山城の時代』(角川選書 2017 年)、『1 からわかる日本の城』(JBpressBOOKS 2020 年)などがある。このほか城郭、戦国史関係の雑誌記事、論考、調査報告書 を多数執筆。現在、川崎市在住。
[商品概要]
パーツから考える戦国期城郭論 著者: 西股総生 定価: ¥1800(税抜) 発売日: 2021年3月2日(火) 判型: A5版 ISBN: 9784651200897 電子版: 有 ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp/ |
【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4651200893/
・楽天 https://books.rakuten.co.jp/rb/16627066/?l-id=search-c-item-text-01
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像