『British Economic Growth during the Industrial Revolution』ニコラス・クラフツ(Nicholas Crafts)著 読書会開催のお知らせ

―技術革命は、いつ利益になるのか。産業革命の「成長率の再推計」からAI時代の事業評価・投資判断を考える―

AIマネー大学株式会社

AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区、以下「当社」)は、英国の経済史家ニコラス・クラフツ(Nicholas Crafts)の著書『British Economic Growth during the Industrial Revolution』(邦題参考訳:『産業革命期の英国経済成長』)を題材とした読書会を、弊社のコンサルタント兼学長である山中裕を講師として開催いたしますので、下記の通りお知らせいたします。

蒸気機関、巨大な工場、急速に豊かになる英国社会――「産業革命」という言葉からは、経済全体が一気に飛躍した姿を思い浮かべがちです。しかしクラフツは、当時の成長率を推計し直し、英国経済全体の成長は従来考えられていたほど速くなかったことを示しました。最先端の産業でどれほど大きな技術革新が起きても、その産業が経済全体に占める割合が小さければ、国全体の成長への寄与は限られます。目立つ産業を国全体の代表として扱ってよいのかを問うこの姿勢は、産業革命の理解を大きく塗り替え、さらにそれ以前の英国経済の発展を見直す研究にもつながりました。

この問題意識は、AIの時代を生きる私たちにもそのまま当てはまります。AIによってある作業が半分の時間で終わるようになっても、業務全体のボトルネックが別の場所にあれば、顧客への価値や会社の利益は思ったほど増えないかもしれません。さらに、会社の利益が増えることと、株主が高い投資収益を得ることも、同じではありません。

本読書会では、講師による約15分の読み上げに続き、参加者による約15分の討論を行います。「世界を変える技術が登場したとき、誰が、いつ、どのように豊かになるのか」という問いを軸に、技術の可能性を理解する力と、その成果を測定する力の両方を養うことを目指します。

■書籍情報

・著者:Nicholas Crafts(ニコラス・クラフツ)
 ・書名:British Economic Growth during the Industrial Revolution
 ・邦題参考訳:『産業革命期の英国経済成長』
 ・出版社:Clarendon Press(Oxford University Press)
 ・刊行年:1985年

■著者プロフィール

 ニコラス・クラフツ(Nicholas Crafts、1949〜2023年)
 英国の経済史家。ウォーリック大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)などで教鞭をとり、英国学士院(British Academy)フェローを務めた。産業革命期の英国の経済成長率を体系的に推計し直し、産業革命を「経済全体の急激な飛躍」とみる従来の見方を修正したことで知られる。経済成長の長期的な分析や、生産性・技術進歩の経済史研究に大きな影響を与えた。

■本読書会で扱う主な論点

・産業革命期の英国経済の成長は、なぜ「思ったより緩やか」だったのか
 ・最先端の産業の進歩と、経済全体の成長を分けて測るという考え方
 ・産業革命以前から蓄積されていたもの――急成長の背後にある長年の準備
 ・モキイアの「有用な知識」論とクラフツの成長会計を並べて読む意義
 ・AI導入の成果をどう測るか(作業時間だけでなく、売上・費用・品質・納期・顧客満足)
 ・優れた技術が利益を生む条件と、その利益を投資家が受け取れる条件の違い
 ・経済全体、産業、企業、個人という四つの水準を行き来して変化を見る視点

■討論テーマ

 ・自分の業務について:AI導入の成果を、一か月後に何の数字で確認するか
 ・企業分析について:注目している技術が利益になるまでに、何がボトルネックになるか(人材、設備、認証、販売、資金)
 ・投資判断について:その企業が成功しても、現在の株価では十分な利益が得られない可能性はあるか

■ 開催概要

 テーマ:『British Economic Growth during the Industrial Revolution』(著:ニコラス・クラフツ(Nicholas Crafts))読書会「技術革命は、いつ利益になるのか――ニコラス・クラフツと読む産業革命」
 講師:山中裕(AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長)
 開催日時:2026年11月中旬 18:00~
 構成:講師による読み上げ(約15分)+参加者による討論(約15分)
 開催形式:Zoomによるオンラインウェビナー
 参加費:無料(事前申込制)
 対象者:投資家、企業経営者、AI導入・DX推進を担当する方、新規事業・経営企画の担当者、経済学・経済史に関心のある学生・大学院生
 申込方法:件名に「クラフツ読書会参加希望」と記載のうえ、aimoneyuniversity@aimu.info までメールでお申し込みください
 主催:AIマネー大学株式会社

■ 講師プロフィール

山中 裕(やまなか・ゆたか)

AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長

1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。

保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。

日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。

株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。

投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。

■本読書会の関連資料

シドニー・ウィンター(Sidney G. Winter)とは何を変えた経済学者か――企業の「ルーティン」から産業進化を説明する

2026年ノーベル経済学賞 予想 クラリベイト引用栄誉賞

論文(Strategic Management Journal):https://doi.org/10.1002/smj.318

ペンシルベニア大学 ウォートン校 公式ページ:https://mgmt.wharton.upenn.edu/profile/winter/

クラリベイト引用栄誉賞 公式サイト(Clarivate Citation Laureates):https://clarivate.com/citation-laureates/

ノーベル経済学賞 公式サイト(The Nobel Prize):https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/

【関連リンク】

男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com

CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/

隈研吾氏設計 大規模複合プロジェクト「Silk Towers」(ジョージア・バトゥミ)の日本国内における販売代理店契約を締結

ー 黒海沿岸最後の一等地に誕生する複合開発プロジェクト。世界的建築家 隈研吾氏とジョージア最大級のコングロマリットが手がける投資機会を、日本の投資家へ ー

隈研吾氏設計「Silk Towers」ほかジョージア全7プロジェクトの現地視察プログラム、開催決定

Wyndhamブランドホテルレジデンス群など、ジョージア6プロジェクトの販売代理契約を一斉締結ー日本の投資家向けに個別相談・資料請求の受付を開始ー

【弊社代表・学長 共著】

Amazonリンク

良い政策保有株式 悪い政策保有株式

東証・金融庁による資本コスト経営改革の中で取り残されてきた「非上場政策保有株式(全42,558銘柄)」の売却・流動化について、投資家と企業の両視点から具体的手法とノウハウを体系化した日本初の本格的実践書!

【本件に関するお問い合わせ先】

AIマネー大学株式会社

担当部署:広報担当窓口 aimoneyuniversity@aimu.info

すべての画像


ビジネスカテゴリ
その他
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

AIマネー大学株式会社

2フォロワー

RSS
URL
https://money-university.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都練馬区石神井町三丁目25−4 ダイアパレス石神井公園103
電話番号
-
代表者名
山口瞭
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年07月