「テラヘルツ波・共鳴トンネルダイオード シンポジウム」を開催
ローム株式会社(本社:京都市)は2026年8月7日(金)、ローム新横浜駅前ビルにて「テラヘルツ波・共鳴トンネルダイオード シンポジウム」を開催します。
本シンポジウムでは、テラヘルツ波の発振・検出デバイスとして注目される共鳴トンネルダイオード(RTD)(*1) 研究の第一人者、東京科学大学の鈴木 左文教授に基調講演をいただきます。また、ロームからは、テラヘルツ波分野における研究や社会実装に向けた取り組みのほか、RTDデバイスの特長や開発動向、今後のビジネス展望を解説します。加えて、共創パートナーによる展示や応用例、周辺機器などの紹介も実施します。
テラヘルツ波の活用に取り組む、または検討されている研究者や技術者、事業開発担当者の皆様にとって、最新技術や応用可能性を把握し、今後の研究開発や事業化に向けた知見を深めていただける機会です。なお、参加は抽選制です。各講演は録画し、エントリーいただいた方には後日配信します。
開催概要
日時:2026 年 8 月 7 日(金)13:30~17:30 (受付開始・展示 12:30~)/意見交換会 17:45~
会場:〒222-8575 横浜市港北区新横浜2-4-8 ローム株式会社 新横浜駅前ビル(会場地図はこちら)
内容:詳細と参加申込については、テラヘルツ波・共鳴トンネルダイオード シンポジウムの公式Webサイトをご覧ください。
・基調講演「共鳴トンネルダイオードの基礎と応用・開発の歴史と将来展望」 東京科学大学 鈴木 左文 教授
・特別講演「研究開発と共創で加速する産業創出~テラヘルツ波産業への期待~」 研究開発センター長 中原 健
・ローム製RTDの開発動向紹介
・ローム製RTDデバイス評価キットの解説(駆動方法と駆動回路基板設計のポイント)
・共創パートナーによる応用事例や関連技術などの紹介
参加費:無料(事前エントリー抽選制)
基調講演者プロフィール

東京科学大学 総合研究院 未来産業技術研究所
鈴木 左文 教授
2009年3月 東京工業大学(当時)大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。同大大学院総合理工学研究科助教、同大工学部准教授を経て、2024年8月より東京工業大学 科学技術創成研究院(当時) 未来産業技術研究所教授に就任。2025年10月より現職。
研究テーマは、共鳴トンネルダイオード(RTD)などの半導体を用いたテラヘルツ波発振デバイス・センサーの開発、および生体医工学分野におけるイメージングやセンシングへの応用
本シンポジウム開催の背景
電波と光の中間の周波数領域に位置する電磁波「テラヘルツ波」は、放射線を使わない非破壊検査や医療・ヘルスケア分野での検査技術、高精細なレーダーセンシングなどへの活用が期待されています。ロームでは、東京科学大学など多くの大学・研究機関と共同研究を行い、2024年には、テラヘルツ波発振・検出RTDデバイスのサンプル提供を開始しました。
こうした中でロームは、さらなるテラヘルツ波技術の社会実装と普及を目指して本シンポジウムを開催いたします。最新情報の収集や関係者とのネットワーキングに活用いただける機会の創出を目指します。
ロームのテラヘルツ波RTD発振・検出デバイスについて

ロームは、半導体素子であるRTDを用いた、業界最小(※)のテラヘルツ波発振デバイス及び検出デバイスのサンプルを提供しています。RTD素子を4.0 × 4.3mmサイズのPLCC(*2)パッケージに搭載し、周波数320GHz(Typ.)のテラヘルツ波を発振、検出できます。
◆関連ニュースリリース:体積を従来方式の1000分の1以下に小型化!業界最小のテラヘルツ波 発振デバイス・検出デバイスのサンプル提供を開始
◆技術解説:共鳴トンネルダイオード(RTD)を用いたテラヘルツデバイスについて
◆紹介動画:テラヘルツ波の実用化を加速するロームの共鳴トンネルダイオード
※2026年6月25日 テラヘルツ波発振デバイスでローム調べ
用語説明
(*1) 共鳴トンネルダイオード(RTD)
半導体素子を用いたテラヘルツ波光源の1つで、小型で低消費電力、室温で発振できるなどのメリットがある。ロームでは、多くの大学や研究機関との研究開発の末、効率的なテラヘルツ波の発振と検出が可能なRTDデバイスの内製化に成功した。
(*2) PLCC
Plastic Leaded Chip Carrierの略で、半導体集積回路のパッケージの一種。
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