太陽光発電所併設型蓄電システムを受注

SMFLみらいパートナーズが福岡県古賀市において採用

株式会社パワーエックス

2024年11月13日 11時00分

株式会社パワーエックス（本社：東京都、取締役兼代表執行役社長CEO：伊藤正裕、以下「パワーエックス」）とニシム電子工業株式会社（本社：福岡県、代表取締役社長：山科秀之、以下「ニシム電子工業」）は、三井住友ファイナンス＆リース株式会社（本社：東京都、代表取締役社長：橘正喜）の戦略子会社であるSMFL みらいパートナーズ株式会社（本社：東京都、代表取締役社長：上田明、以下「SMFL みらいパートナーズ」）より、同社が出資する事業SPCを通じて保有する太陽光発電所「青柳ソーラーパークI」（福岡県古賀市）に併設する蓄電システムを受注しました。

「青柳ソーラーパークI」は、2018年8月に運転を開始した太陽光発電所です。今回、SMFLみらいパートナーズは、パワーエックスが提供する蓄電容量8,226kWh（公称値）の蓄電池（Mega Power3機）、ニシム電子工業が提供するエネルギーマネジメントシステム「TAMERBA EMS」で構成する蓄電システムを新たに発電所敷地内に設置し、固定価格買取制度（FIT）からフィード・イン・プレミアム（FIP）制度による売電への切り替えを行う予定です。

これにより、日中に太陽光発電所が発電した電力を蓄電池に充電し、電力需要が大きくなる夕方や夜間に放電・供給することができます。発電量が天候によって大きく変動する再生可能エネルギーの無駄のない活用につながるのと同時に、発電事業者にとっても出力抑制による売電収入減への影響を低減できます。尚、本事業はSMFLみらいパートナーズが出資する事業SPCにて資源エネルギー庁の再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業の採択を受けています。

新たに設置される蓄電システムは、年末に設置工事を開始し、2025年初頭に運転開始予定です。

今後、ニシム電子工業とパワーエックスは、社会全体での再生可能エネルギーの有効活用を図るため、「Mega Power」「TAMERBA EMS」で構成される蓄電システムの発電所併設導入を推進して参ります。