大型部品の測定に適したCreaform社のポータブル3Dスキャナー 「HandySCAN 3D | MAXシリーズ」5メートルの部品で30%以上の精度向上を実現
2024年10月23日アップデート
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、Creaform社の大型部品の測定に適したポータブル3Dスキャナー「HandySCAN 3D | MAXシリーズ」が、さらなる精度向上と新機能の追加により、より効率的な3D測定を実現することを発表します。今回のアップデートにより、大型部品の高精度測定が可能になり、製造業や重工業など、さまざまな業界での使用がさらに便利になります。
HandySCAN 3D | MAXシリーズのアップデート内容
① 精度向上
HandySCAN 3D | MAXシリーズの最新アップデートでは、最大0.075 mm + 0.010 mm/mの容積精度が達成されました。これにより、特に5メートルの大型部品に対して30%以上の精度向上が実現し、より高精度での測定が可能となります。この精度の向上は、複雑な形状や大型部品の測定において、これまで以上に信頼性の高い結果をもたらします。
② 測定フィードバック機能の追加
新たに「測定フィードバック機能」がHandySCAN 3D | MAXシリーズにも搭載されました。この機能はすでにHandySCAN BLACK+|Eliteシリーズで採用されており、リアルタイムでのターゲット捕捉やターゲット品質インジケータにより、測定作業の精度と効率が向上します。これにより、ユーザーは作業中にデータの品質を確認しながら、スムーズな測定が可能になります。
③ スケールバーモードの追加
さらに、今回のアップデートにより「スケールバーモード」が追加され、0.3~2.5メートルの範囲でターゲットをシームレスに取り込むことが可能になりました。これにより、測定対象の深さ範囲が拡大し、さまざまな大きさや形状の部品に対応できるようになっています。
製品スペック
HandySCAN MAX™ |
HandySCAN MAX™|Elite |
|
精度 ※ |
0.150 mm |
0.075 mm |
パーツサイズ範囲(推奨) |
1–10 m |
1–15 m |
測定範囲 |
0.45–1.60 m |
0.30–2.50 m |
※ HandySCAN MAXおよびHandySCAN MAX|ELITE(ISO 17025認定済み):VDI/VDE 2634パート3規格に基づいています。プロービング・エラーは、追跡可能な球体アーティファ クトで直径を測定することで評価され、0.6~1.2 m離れた距離で得られた結果です。
今回のアップデートにより、HandySCAN 3D | MAXシリーズは、さらなる精度と使いやすさを提供します。特に、大型部品を対象とした業界において、効率的で高精度な3D測定が可能となり、設計や品質保証のプロセスを一層効率化できます。株式会社システムクリエイトは、これらの技術革新を通じて、お客様の課題解決をサポートしていきます。
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
・3Dプリンター / 3Dスキャナー
・工作機械
(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
・3D技術代行サービス
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