『大学はいかにして約千年を生き延びたのか』カトラー・グレイザー 著 論文読書会開催のお知らせ

―教員の自治と資産を守る経営主体――知識を生み続ける組織の条件から、AI時代の大学の役割を考える―

AIマネー大学株式会社

AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区、以下「当社」)は、『How Have Universities Survived for Nearly a Millenium(大学はいかにして約千年を生き延びたのか)』(David M. Cutler、Edward L. Glaeser著)をテーマとした論文読書会を開催いたします。なお、本読書会の講師は、弊社のコンサルタント兼学長を務める山中裕が担当いたします。

本論文は、ハーバード大学の経済学者2人が、2026年4月にNBER(全米経済研究所)のワーキングペーパー(No.35079、77ページ)として公表した最新研究です。中世ヨーロッパで成立した大学の多くが、戦争、疫病、宗教改革、産業革命、二度の世界大戦、デジタル革命を経てなお存続している理由を、経済学の視点から分析しています。

本論文で特に重要なのは、大学の長寿を支えた仕組みとして二つを挙げている点です。一つは、教育と研究を担う教員に一定の自治を与える仕組み。もう一つは、寄付金や施設などの資産を長期的に維持する経営主体です。教員の自治が独創的な研究と教育を生み、経営と資産管理の仕組みが寄付者や社会から集めた資金を将来世代へ引き継ぐ。性格の異なる二つの論理を一つの組織の中に共存させたことが、大学が時代に応じて役割を変えながら生き延びてきた理由だと論じています。

一方で、生成AIの登場により、知識へのアクセスはかつてないほど容易になりました。講義や情報提供の価値が下がるなかで、研究者の共同体、社会的信用、学位認証、長期的な研究資産は、これからも意味を持ち続けるのでしょうか。また、優れた教員を集めるだけでは、優れた教育機関はつくれません。教える人にどこまで裁量を与え、資金提供者に何を約束し、誰が長期的な意思決定を担うのか。その制度設計が、教育組織の質と寿命を左右します。

本読書会では、大学はなぜ約千年にわたって存続できたのか、研究者の自治は知識の創造にどう影響するのか、寄付者・経営者・教員の利害をどう調整すべきか、大学の資産やブランドはどう世代を超えて継承されるのか、そしてオンライン教育と生成AIの時代にも大学という組織は必要なのかを議論します。

原論文は英語ですが、解説と討議は日本語で行います。論文を事前に読んでいない方も参加できるよう、冒頭で研究の背景、中心命題、理論モデル、歴史的事例を解説します。経済史、大学経営、教育・研究組織の運営、組織論、AIに関心のある方、長期的に存続する組織の条件を知りたい経営者・投資家の方にとって、「知識を生み続ける組織」とは何かを考える場を目指します。

論文URL:https://www.nber.org/papers/w35079

■著者プロフィール

 デビッド・M・カトラー氏

ハーバード大学経済学部教授。医療経済学を専門とし、米国の医療制度や医療費をめぐる研究で知られています。クリントン政権では大統領経済諮問委員会などで経済政策に携わり、その後も米国の医療政策に助言してきました。

エドワード・L・グレイザー氏

ハーバード大学経済学部教授。都市経済学の第一人者として知られ、都市の成長と衰退、住宅、イノベーションなどを研究しています。著書『都市は人類最高の発明である』(原題:Triumph of the City)は日本でも翻訳出版されています。■本読書会で扱う主な論点

■ 開催概要

 テーマ:『大学はいかにして約千年を生き延びたのか』論文読書会

主催:AIマネー大学株式会社

開催日:2026年11月中旬(予定)

開催形式:Zoomオンライン開催

参加費:無料(事前登録制)

申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛に、件名へ「大学はいかにして約千年を生き延びたのか 論文読書会参加希望」と明記のうえ、お申し込みください。

■ 講師プロフィール

山中 裕(やまなか・ゆたか)

AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長

1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。

保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。

日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。

株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。

投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。

■本読書会の関連資料

シドニー・ウィンター(Sidney G. Winter)とは何を変えた経済学者か――企業の「ルーティン」から産業進化を説明する

2026年ノーベル経済学賞 予想 クラリベイト引用栄誉賞

論文(Strategic Management Journal):https://doi.org/10.1002/smj.318

ペンシルベニア大学 ウォートン校 公式ページ:https://mgmt.wharton.upenn.edu/profile/winter/

クラリベイト引用栄誉賞 公式サイト(Clarivate Citation Laureates):https://clarivate.com/citation-laureates/

ノーベル経済学賞 公式サイト(The Nobel Prize):https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/

【関連リンク】

男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com

CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/

隈研吾氏設計 大規模複合プロジェクト「Silk Towers」(ジョージア・バトゥミ)の日本国内における販売代理店契約を締結

ー 黒海沿岸最後の一等地に誕生する複合開発プロジェクト。世界的建築家 隈研吾氏とジョージア最大級のコングロマリットが手がける投資機会を、日本の投資家へ ー

・隈研吾氏設計「Silk Towers」ほかジョージア全7プロジェクトの現地視察プログラム、開催決定

・Wyndhamブランドホテルレジデンス群など、ジョージア6プロジェクトの販売代理契約を一斉締結ー日本の投資家向けに個別相談・資料請求の受付を開始ー

【弊社代表・学長 共著】

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【本件に関するお問い合わせ先】

AIマネー大学株式会社

担当部署:広報担当窓口 aimoneyuniversity@aimu.info

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会社概要

AIマネー大学株式会社

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URL
https://money-university.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都練馬区石神井町三丁目25−4 ダイアパレス石神井公園103
電話番号
-
代表者名
山口瞭
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年07月