【オプテックス】当社連結子会社によるフィンランドATEXOR OYの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
危険エリア用照明ラインアップの強化と欧州地域での事業拡大を目指す
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:池田 和男、以下「オプテックス」)の連結対象子会社であるRaytec Ltd.(本社:英国アッシントン、取締役社長:David Lambert、 以下「Raytec(レイテック)」は、2025年11月21日付でATEXOR OY(本社:フィンランド エスポー市、取締役社長Jukka Viitasalo、以下「ATEXOR(アテクソール)」の発行済み株式を100%取得し、完全子会社化いたしましたのでお知らせします。

1.株式取得の目的
ATEXORは、フィンランドを拠点に防爆型およびプロフェッショナル用照明ソリューションを専門とするメーカーで、石油・ガス、化学、製薬、防衛など危険区域での安全照明を提供しています。
SLAM®やMICA®シリーズをはじめ、国際認証(ATEX、IECEx、UKEX)に対応した高品質なポータブルおよび固定型LED照明を開発・製造し、40年以上のノウハウと柔軟なカスタム設計力で、過酷な環境下での信頼性と安全性を実現しています。
オプテックスは、創業以来、独自のセンシング技術を基盤に、侵入検知、車両検知、アクセスコントロール、自動ドア、画像鮮明化、水質測定など、幅広い分野においてセンサーを活用したソリューションを提供し、安心・安全・快適な社会の実現に貢献してきました。オプテックスのグループ会社であるRaytecは、LED照明の専門メーカーとして、セキュリティ監視用赤外照明、産業施設向け照明、危険区域対応のATEX認証照明など、革新的な照明ソリューションを提供しています。Raytecの高性能LED技術とオプテックスのセンシング技術の融合により安全性と効率性を両立したソリューションを世界市場に展開し、スマートで安全な社会の実現に貢献してまいりました。この度のRaytecによるATEXOR株式取得により、両社のシナジーを活かし、以下の実現に向けた取り組みを強化いたします。
・危険エリア用照明製品の選択肢がさらに充実、多様な現場ニーズに対応
・市場へのアクセスを強化し、クロスセルの機会を創出
・欧州規制への対応力を高め、欧州地域での存在感を確立
2.今後の展望
当社グループは、危険エリア用防爆型LED照明の分野で培った技術力をさらに進化させ、次世代の安全照明ソリューションを提供してまいります。今後は、より高効率なLED技術とスマート制御機能を融合し、石油・ガス、化学、再生可能エネルギー施設など主要な危険エリア市場への展開を強化し、業界の安全水準をさらに引き上げる革新を続けてまいります。
3.ATEXORの概要 (2025年9月末日時点)

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名称 |
ATEXOR OY |
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所在地 |
Suomalaistentie 7, FI-02270 Espoo, Finland |
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マネージング・ ディレクター |
Jukka Viitasalo |
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事業内容 |
危険区域向け防爆型およびプロフェッショナル用のポータブル・固定型LED照明の製造・開発 |
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資本金 |
861,000ユーロ |
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設立 |
1983年 |
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従業員数 |
21名 |
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決算期 |
12月末 |
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URL |
4.取得後の株式所有割合
Raytec Ltd. 100%
5.ATEXOR製品イメージ

APPENDIX
■オプテックス株式会社について
セキュリティ、自動ドア、水質、車両検知センサーなど特定用途向けの製品やアプリケーションを提供するセンサーメーカーです。また、センサーから得られるデータを活用したソリューション提案を展開しており、経済産業省が選定する『グローバルニッチトップ企業100選』に2回連続で選出されています。

■オプテックスのM&A実績
当社にとってM&Aは事業領域・技術・販路の強化・拡大と、持続的な成長を実現する上で欠かすことが出来ない重要な経営戦略の一つです。M&Aを通じてニッチ市場で強みを有する企業(事業)に積極的に投資することでシナジーを創出し、高い成長を目指しています。

より詳しい情報はこちら:https://www.optex.co.jp/our-company/ma.html
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