日本の若者が考える、「希望」とは。大阪芸術大学の学生達が描く「希望」を載せた、「希望トレイン」が走行!
■掲出期間・場所 2024年6月23日(日)~7月6日(土)Osaka Metro 御堂筋線(1編成10両)
大阪芸術大学(学校法人 塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)は、「希望しかないよ」プロジェクトに、大塚製薬株式会社 オロナミンCドリンク、株式会社大阪メトロ アドエラ、マンガデザイナーズラボ株式会社、株式会社朝日エルとともに参画します。本プロジェクトは、2024年6月23日(日)〜2024年7月6日(土)の期間、大阪芸術大学の学生達が描いた作品がOsaka Metro 御堂筋プレミアムライナーの車内に掲出されます。
「希望しかないよ」プロジェクトは、日本の若者は「自己肯定感が低い」という内閣府の調査※1が、本当に調査数字の通りなのだろうか?という疑問に対して、「あなたにとっての『希望』を教えてください。」というテーマで本学の学生達に「希望」の絵をマンガデザインしてもらいました。マンガデザインの生みの親の吉良俊彦客員教授の「教養演習」、吉良俊彦客員教授・石井聡講師の「マンガデザイン論Ⅰ」「コミックプロデュース論Ⅰ」「コミックプロデュース特論Ⅰ」の4つの講義を受講する、デザイン学科、キャラクター造形学科、舞台芸術学科、映像学科、アートサイエンス学科、文芸学科等の学生達が思うそれぞれの「希望」をデザインしてもらいました。学生達が描いてくれた「希望」には一人ひとりの個性と考えが色濃く表現され、その作品の制作意図が、学生達の想いとともに自身の言葉で記されています。
今回、計49点の作品を御堂筋プレミアムライナー車内の中吊りとドア横に掲出し、6月23日(日)より「希望トレイン」として走ります。若者たちの個性や考えを感じられる「希望トレイン」に、ぜひご乗車ください。
※1 内閣府「子供・若者の意識に関する調査」(2019年度)
■「希望しかないよ」プロジェクト企画概要
日本の若者は、「自己肯定感が低い」という内閣府の調査があります。
数字に表れている事実と、本当にそうなのだろうか?という疑問がありました。
環境は変化し、若者を取り囲むアイテムは日々刷新され、アイテムに合わせて価値の在り様も
変化が目まぐるしい令和の時代、若者にとっての“希望”とは?
彼らは、決して、自己肯定感が低いのではない。
さらにいえば、
自己肯定感が低い、というところでとどまり、
何かを諦めたいと思っている若者なんて、いるわけがない。
本プロジェクトでは、そう仮定しました。
大阪芸術大学の学生達に問いました。
「あなたにとっての“希望”を、絵に描いて教えてください。」
そして、彼らが描いてくれた“希望”は、
一人ひとりの個性と考えがしっかり表現されているものでした。
日本語に翻訳することが難しいと言われる
「Identity(アイデンティティ)」という単語があります。
日本では、「Identity」という言葉・概念に対しての考え方や価値を、
子供達が幼いころから、
それはとても大切なものだと伝え続けているでしょうか。
「Identity」、それは、「個」を大切にする、という事と、
どこか似ているのではないでしょうか。
「個」を認め合い、大切にし合うところでなら、
“希望”についても、もっと語れるのではないでしょうか。
自己を肯定する。他を肯定する。それは、“希望”へ繋がっていくのではないでしょうか。
自己肯定感が低いという数字や、疑問に対して、
何かを明らかにしようという試みではありません。
「Identity」がしっかり描かれている絵には、個々の「希望」があります。
1枚1枚に、その作品の制作意図が、
彼らの想いとともに学生達自身の言葉で記されています。
「希望しかないよ」若者達にとっての社会の縮図として、「希望トレイン」が走ります。
■希望トレインについて
Osaka Metro 御堂筋プレミアムライナー(1編成10両)
・掲出期間:2024年6月23日(日)〜7月6日(土)
・掲出作品点数
中吊りワイド 1枚掲載作品3点×12枚=36点
ドア横 1枚掲載作品1点×13枚=13点
計49点
*「希望トレイン」のほか、OMボードにも掲出になります。
・OMボード( Osaka Metro 御堂筋線 梅田駅・心斎橋駅・なんば駅、四つ橋線 西梅田駅)
・掲載期間:2024年7月1日(月)〜 7月31日(水)
■掲出作品
<キャラクター造形学科 M.H.>
天気が悪い日も眠たい日も毎日漁に出かけて、大変だけど夜が明けた頃に見ることができる
朝日がとても綺麗で、また頑張れる気持ちになるって漁師の父が言っていた。
希望の光みたいなものだろう。
<デザイン学科 M.S. >
私にとっての希望は“泣きたいときに泣くことが出来る世の中になること”です。今の時代は泣けば「甘え」という思考の人が多く、どんなに辛くても、苦しくても無理に笑顔を作っている人が多いため、この絵を描きました。鏡は本当の自分を映し出し、その上からインクで笑顔を描き、無理に笑っている様子を表現し、そのインクを拭い、「辛いときは泣いてもいいんだよ」という意味を込めて描きました。
<舞台芸術学科 L.F.>
平和を象徴するハトを飛ばす瞬間をイラストにしました。
一人ひとりの生活や平和や生命への希望をたくさん込めているハトが空に飛んでいきます。
■学生へのインタビュー
Q.「あなたにとっての希望とは?」と問われ、実際に描いてみた時の気持ちや感想を教え
て下さい。
A. 小学生の頃、友人と駄菓子屋でお菓子を買い、公園で遊んでいると、いつの間にかその場にいたみんなと一緒になって遊んでいました。これが私の中での普通であり、本当に楽しかった思い出です。世界中の子供達が安心して遊ぶことの出来る土地で、安全な遊具で何の心配もせず、笑顔を絶やすことなく遊ぶことができたなら、どれだけの子供達の心が救われるだろうと思いました。
Q. 描き終わって、何か心の中での変化や、気持ちの変化はありましたか?
A①:今までは絵を描き、人に見てもらうということが苦手だと感じていましたが、絵で自分の気持ちを表現する難しさや描けた時の達成感を学べたことでもっとうまく表現できるようになりたい、見てもらいたいと考えられるようになりました。
A②:家族や友人、大切な人と過ごせる時間は永遠に続くものではないので毎日を大切に、幸せな一日で終われるようにしようとより一層思いました。この絵のように世界中の子供達が差別や貧困に悩まされることなく「楽しい」と心から笑って過ごせる日が来るようにと強く思います。世界を変えることは容易ではないので、まず身近な人にしっかり感謝し、なぜ今自分が生きていられるのかを考えることが大切だと思いました。
Q.諸外国に比べて 「自己肯定感が低い日本の若者」という調査があります。
率直に、どう思いますか?
A:私は今は、自己肯定感が低くても大丈夫だと思っています。SNSの普及や受験、就活などなどの心配事から他人を気にするあまり自分に対して自信をなくすことを、感じない人の方が珍しいです。そんな不安を解消するには第一に自分の感情を理解することだと思っています。相手のリアクションを求めることが必要ないほどに自分の感情を前に出せると強くなれると私は信じています。
■「オロナミンCドリンク」について
【オロナミンCとは】
徳島県で誕生したオロナミンCドリンク。
年齢や性別を問わず、様々なシーンで元気を届ける美味しい炭酸栄養ドリンクです。
1965年の発売当初から現在、そしてこれからもずっと、 “元気ハツラツ!”を届け続けていきます。
【製品特長】
オロナミンCドリンクにはカラダに必要な5大栄養素のひとつ、ビタミン群(ビタミンC、B2 、B6など)が含まれています。アミノ酸とハチミツも入っています。
オロナミンCドリンクの黄色はビタミンB2本来の色。茶色い瓶は、ビタミンを守るため。
小さなお子様からご年配の方まで飲みやすい、120ml入りの適量サイズです。
ブランドサイト:https://www.otsuka.co.jp/orc/
大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区神田司町2-9)
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