(株)中村建設本社と工事現場の電力由来CO₂排出量をグリーン電力証書でオフセット

~北但行政事務組合「クリーンパーク北但」による環境価値の地産地消~

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努、以下「八千代エンジニヤリング」)は、北但行政事務組合(豊岡市、香美町、新温泉町)の一般廃棄物処理施設「クリーンパーク北但」が創出するグリーン電力証書を株式会社中村建設(本社:兵庫県美方郡香美町、代表取締役:中村 裕二、以下「中村建設」)へ供給いたしました。

本事例は、自治体の廃棄物処理施設から生まれたクリーンな電力を、地域の建設会社が購入し地産地消する、国内でも先進的な取り組みです。

今回、八千代エンジニヤリングが発行したグリーン電力証書により、中村建設の本社および担当する建設現場で1年間に消費される電力に由来するCO₂排出量をオフセットします。

 この契約は今後5年間の長期的なものとなり、地域の脱炭素に貢献するとともに、建設業界における新しいサステナブルな事業モデルを提示するものです。

詳細はこちら >>> https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2025/09/post_934.html

本事業の概要

本事業は、再生可能エネルギー(バイオマス)により発電されたグリーン電力に含まれる環境価値を、証書発行事業者(八千代エンジニヤリング)が第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構)の認証を得て「グリーン電力証書」として発行し、地域事業者に販売するものです。

 グリーン電力証書を購入した事業者は、自社が事業活動を通じて消費した電力のうち、グリーン電力証書購入相当分をCO₂排出量に置き換えることができ、企業のカーボンニュートラルの促進に貢献する取り組みです。

本取り組みの特徴

1.地域経済循環の実現

本事業は、クリーンパーク北但が再生可能エネルギー(バイオマス)により発電したグリーン電力に含まれる環境価値を、八千代エンジニヤリングがグリーン電力証書として発行し、中村建設が調達するものです。中村建設が支払った費用は北但行政事務組合(豊岡市、香美町、新温泉町)に渡り、地域の課題解決のために使われ、環境価値の地産地消と地域経済循環につながります。

2.地域の脱炭素を推進

脱炭素への取り組みが企業に求められるなか、このプロジェクトは地域企業にとっての新しい選択肢となります。建設現場のように長期的な電力契約が難しい場合や日照時間が少ない地域でも導入できるグリーン電力証書は、設備投資をせずにCO₂排出量を削減できるのが大きなメリットです。

 今回の事例を通じて、地域の建設会社が率先して脱炭素を進める姿は、他の地域事業者や業界全体に、より手軽で現実的な脱炭素の選択肢を提示します。

3.廃棄物資源の有効活用

ごみは単なる廃棄物ではありません。クリーンパーク北但では、市民の皆さまから出された廃棄物をバイオマス燃料として活用し、発電しています。本取り組みは、廃棄物という地域資源に新たな「経済的価値」を見出し、それを有効活用することで、持続可能な社会づくりに貢献するものです。

4.グリーン電力証書発行概要

発電電力量:300,000kWh(60,000kwhを5年間)

発電期間 :2025年6月

発電方法 :自然エネルギー発電(バイオマス発電)

発電所名 :クリーンパーク北但

発行日  :2025年8月29日

利用期間 :2025年以降

グリーン電力証書に関するお問い合わせ

ビルやテナント、建設工事現場などの脱炭素を検討したい企業様は、下記までお気軽にお問合せください。

担当 :サステナビリティサービス部 喜多川・久保田・中嶋

電話 :03-5822-6835

メール:carbon-offset@yachiyo-eng.co.jp

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会社概要

URL
https://www.yachiyo-eng.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都台東区浅草橋 5-20-8 CSタワー
電話番号
03-5822-2900
代表者名
高橋 努
上場
未上場
資本金
4億5000万円
設立
1963年01月