中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)策定のお知らせ
~連結体制への移行およびグループ体制の強化を踏まえた中期経営計画を策定~
株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、スタンダード市場:3848)は、2026年3月期から2028年3月期までの3ヶ年を対象とする新たな中期経営計画を策定しましたのでお知らせいたします。
当社は、2024年7月に株式会社WEEL(以下、WEEL社)を完全子会社化し、2025年4月にはデジタルトランスコミュニケーションズ株式会社(以下、DTC社)および株式会社メロン(以下、メロン社)を新たにグループに迎え入れ、2025年3月期中間期より連結決算へと再移行しております。これに伴い、従来の中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)で掲げた目標の一定の達成が見込まれること、ならびに連結ベースでの成長戦略・数値目標を市場に提示する必要性から、新たな中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を策定いたしました。
本中計では、「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現する」をビジョンに掲げ、技術革新や市場構造の変化が加速する不確実性の高い時代(VUCA時代)においても、持続的な成長を可能とする企業基盤の構築を目指します。
その実現に向けて、①事業領域の拡大・開拓、②収益安定性の向上、③人的資本経営の推進という三本の柱を中核に据え、グループ全体の連携を一層強化してまいります。
当社のデータ連携技術を根幹に、WEEL社による生成AIの活用、DTC社によるEDI/EAIのビジネスインフラソリューション、メロン社による時系列解析や大規模言語モデル(LLM)を活用したAI開発の知見を結集することで、高度なデータ活用を実現する次世代データプラットフォームの構築を推進します。
今後は、これらの技術シナジーを活かし、業務効率化や意思決定支援といった新たな価値を提供することで、持続的な成長と企業価値の向上を図ってまいります。
また、人財の多様性や柔軟な活用を推進する人的資本経営を通じて、グループ全体の組織力と事業推進力の向上を図ります。
本中計では、将来的な経営環境の変化にも柔軟に対応できるよう、安定的かつ成長性のある事業ポートフォリオの構築に取り組み、資本効率の向上と財務健全性の両立を図るとともに、株主資本コストと株価を意識した経営を一層推進してまいります。
■概要
(1)対象期間:2026年3月期から2028年3月期(3ヶ年)
(2)ビジョン「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現する」
■事業戦略
・事業領域の拡大・開拓
・収益安定性の向上
・人的資本経営の推進
■計数計画
2028年3月期目標値は、以下のとおりです。
・売上高:60億円
・EBITDA:10億円
※EBITDA=営業利益+償却費+株式報酬費用
■財務方針
資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、株主還元の基本方針は変更せず、ROE目標値、配当下限額を設定いたします。
(1)資本コストを超えるROEの実現
2028年3月期目標値:15%以上
(2)株主還元の安定化及び拡大
財務体質の強化と長期的な企業価値の向上をふまえ、 株主資本配当率(DOE)3.5%を目安に、長期的・安定的な配当の維持を目指します。
また、25円を配当下限額として、安定した配当を継続実施いたします。
なお、キャピタルアロケーションを策定の上、バランスシート見直しを通じて創出したキャッシュを、成長投資や財務健全化に振り向け、中長期的な企業価値の最大化に向けた好循環を構築してまいります。
詳細につきましては、https://ssl4.eir-parts.net/doc/3848/tdnet/2609241/00.pdfをご参照ください。
※本資料には、将来の業績計画に関する記述が含まれております。こうした記述は、現時点における経済環境や事業方針などの一定の前提に基づき作成しており、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。実際の業績は、様々な要因により事業計画とは大きく異なる結果となりえることを予めご承知おき下さい。
以上
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