【首・デコルテのイボ調査】40代以上の73.7%が「イボが気になる」と回答、治療法を正しく理解しているのはわずか18.3%

皮膚科医が解説するレーザー治療と液体窒素療法の違い、費用・ダウンタイム・効果を徹底比較

医療法人社団鉄結会

【結論】本調査のポイント 

結論から言うと、首やデコルテのイボ(スキンタッグ・アクロコルドン)を取りたい方には、傷跡が残りにくく1回で複数のイボを治療できるレーザー治療が向いています。一方、費用を抑えたい方や数個程度のイボであれば、保険適用可能な液体窒素療法も選択肢となります。いずれの治療法も皮膚科・美容皮膚科で受けられますが、イボの種類や状態によって最適な治療法は異なるため、まずは専門の医師による診断を受けることが重要です。

・40代以上の73.7%が首・デコルテのイボを気になると回答、特に50代女性では82.4%に達する

・イボの治療法を「正しく理解している」と回答したのはわずか18.3%、71.0%が「なんとなく知っている程度」

・治療を躊躇する理由の1位は「費用がわからない」が48.7%、次いで「痛みへの不安」が35.3%

用語解説 

■ スキンタッグ(軟性線維腫)とは 

スキンタッグとは、首やデコルテ、脇の下などに発生する良性の皮膚腫瘍である。医学的には軟性線維腫と呼ばれ、2〜3mm程度の柔らかい肌色〜茶褐色の突起として現れる。加齢や摩擦、肥満などが原因とされ、40代以降に増加する傾向がある。悪性化することはないが、見た目の問題やアクセサリーに引っかかるなどの理由で治療を希望する患者が多い。 

■ アクロコルドンとは 

アクロコルドンとは、スキンタッグと同様に首やデコルテに多発する良性の皮膚腫瘍である。1〜2mm程度の小さな突起が数十個から数百個単位で発生することが特徴で、中年以降の女性に多く見られる。紫外線や加齢による皮膚の老化が主な原因とされている。 

■ 液体窒素療法(冷凍凝固療法)とは 

液体窒素療法とは、マイナス196度の液体窒素を用いてイボを凍結壊死させる治療法である。保険適用が可能で費用を抑えられるメリットがある一方、1〜2週間ごとに複数回の通院が必要となる場合が多い。治療後に色素沈着や水疱が生じることがあり、首やデコルテなど目立つ部位では注意が必要である。

首・デコルテのイボ治療法比較:レーザー治療 vs 液体窒素療法

比較項目

レーザー治療(炭酸ガスレーザー)

液体窒素療法

治療原理

レーザーで蒸散・除去

凍結壊死により脱落

保険適用

自由診療(一部保険適用あり)

保険適用可能

費用目安(10個の場合)

15,000〜30,000円

3,000〜5,000円(3割負担)

治療回数

1回で完了することが多い

2〜5回程度

ダウンタイム

3〜7日(かさぶた形成)

1〜2週間(水疱・かさぶた)

痛み

局所麻酔で軽減可能

凍結時にピリピリとした痛み

傷跡リスク

低い(正常皮膚への影響が少ない)

色素沈着・色素脱失のリスクあり

一度に治療できる数

数十個〜100個以上可能

数個〜10個程度が目安

※当院監修医師の臨床経験に基づく一般的な目安です。イボの大きさ・数・状態により個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、首やデコルテのイボに関する意識調査を実施しました。本調査では、40代以上の男女300名を対象に、イボの悩みの実態や治療法への認知度、治療を躊躇する理由などについて詳しく調査しました。

調査背景 

加齢とともに首やデコルテに増えるイボ(スキンタッグ・アクロコルドン)は、見た目の問題だけでなく、アクセサリーや衣類に引っかかるなど日常生活での不便を感じる方も多い症状です。しかし、「皮膚科で取れることを知らない」「どの治療法が自分に合っているかわからない」という声が多く聞かれます。当院では日々多くのイボ治療を行う中で、患者様の情報不足を解消し、適切な治療選択をサポートするため、本調査を実施いたしました。

調査概要

・調査対象:全国の40〜60代の男女で、首やデコルテにイボがある、または過去にあった経験のある方

・調査期間:2026年1月13日〜1月22日

・調査方法:インターネット調査

・調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】40代以上の73.7%が首・デコルテのイボを「気になる」と回答 

設問:首やデコルテのイボについて、どの程度気になっていますか?

「非常に気になる」と「やや気になる」を合わせると73.7%に達し、多くの方が首やデコルテのイボに悩みを抱えていることが明らかになりました。特に「非常に気になる」と回答した方は3割を超えており、深刻な悩みとなっているケースも少なくありません。

【調査結果】治療法を「正しく理解している」のはわずか18.3%、7割以上が曖昧な認識 

設問:首やデコルテのイボの治療法(レーザー治療・液体窒素療法など)について、どの程度ご存知ですか?

治療法を「詳しく知っている」と回答した方はわずか18.3%にとどまり、71.0%が「なんとなく知っている」または「聞いたことはあるが詳しくない」という曖昧な認識であることがわかりました。正確な情報提供の必要性が示唆される結果となっています。

【調査結果】治療を躊躇する理由1位は「費用がわからない」が48.7% 

設問:イボの治療を受けることを躊躇する理由として、最も当てはまるものはどれですか?

治療を躊躇する最大の理由は「費用がわからない」で48.7%を占めました。次いで「痛みが心配」が35.3%となっており、費用の透明性と痛みへの配慮が治療への一歩を踏み出すために重要であることが示されています。

【調査結果】治療法選択で最も重視するのは「傷跡が残らないこと」が38.0% 

設問:イボの治療法を選ぶ際に最も重視することは何ですか?

治療法選択で最も重視されるのは「傷跡が残らないこと」で38.0%となりました。首やデコルテは露出が多い部位であるため、見た目への影響を最優先に考える方が多いことがわかります。一方で「費用が安いこと」も27.3%と一定の割合を占めており、コストパフォーマンスも重要な判断基準となっています。

【調査結果】レーザーと液体窒素の違いを「説明できる」のは11.7%のみ 

設問:レーザー治療と液体窒素療法の違いを説明できますか?

レーザー治療と液体窒素療法の違いを「詳しく説明できる」と回答した方はわずか11.7%でした。54.7%が「違いがわからない」または「どちらも知らない」と回答しており、治療法の違いについての情報発信が不十分であることが浮き彫りになりました。

調査まとめ 

本調査により、40代以上の7割以上が首やデコルテのイボに悩みを抱えている一方で、治療法を正しく理解している方は2割に満たないことが明らかになりました。特にレーザー治療と液体窒素療法の違いについては、約半数以上が理解していない状況です。治療を躊躇する理由としては「費用がわからない」が最多で、費用の透明性向上が治療普及の鍵となることが示唆されています。また、治療法選択では「傷跡が残らないこと」を最重視する傾向が見られ、首やデコルテという目立つ部位特有のニーズが確認されました。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師 

皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、首やデコルテのイボ(スキンタッグ・アクロコルドン)は適切な治療により、ほとんどの場合きれいに除去することが可能です。治療法の選択は、イボの数・大きさ・患者様のご希望によって異なりますが、多発するケースでは傷跡リスクが低いレーザー治療をお勧めすることが多いです。

  

首やデコルテに発生するイボの多くは、スキンタッグ(軟性線維腫)やアクロコルドンと呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。これらは加齢・紫外線・摩擦・肥満・遺伝的要因などが複合的に関与して発生します。悪性化するリスクは極めて低いため、医学的には必ずしも治療が必要ではありませんが、見た目の問題やアクセサリーに引っかかるなどの理由で治療を希望される方が増えています。

レーザー治療(主に炭酸ガスレーザー)は、イボの組織を蒸散させて除去する方法です。周囲の正常な皮膚へのダメージが少なく、傷跡が残りにくいのが特徴です。また、1回の施術で数十個から100個以上のイボを治療できるため、多発しているケースに適しています。一方、液体窒素療法は保険適用が可能で費用を抑えられますが、複数回の通院が必要となることが多く、治療後に色素沈着や色素脱失が生じるリスクがあります。

重要なのは、治療前に「本当にイボかどうか」を正確に診断することです。首やデコルテにできる突起物の中には、脂漏性角化症(老人性イボ)や、稀に悪性黒色腫の初期病変が含まれている可能性があります。自己判断で市販薬を使用するのではなく、皮膚科で適切な診断を受けることをお勧めします。

当院では、ダーモスコピー(皮膚拡大鏡)を用いた詳細な診察を行い、イボの種類を正確に診断した上で、患者様のご希望に合わせた治療法をご提案しています。

 

【エビデンス】日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、スキンタッグ・アクロコルドンに対する治療として、ハサミによる切除、液体窒素療法、電気焼灼、レーザー治療などが挙げられています。いずれの治療法も安全性が確立されていますが、治療部位や患者様の希望に応じた選択が推奨されています。

治療法選択のポイント

・イボの数が多い(10個以上)場合:レーザー治療が効率的で傷跡リスクも低い

・費用を抑えたい場合:保険適用の液体窒素療法が選択肢

・1回で治療を終えたい場合:レーザー治療が適している

受診前に確認すべきこと

・イボの数と大きさを把握しておく(概算費用の参考になる)

・急に大きくなったり色が変わったイボがないか確認

・治療後のダウンタイム期間を考慮したスケジュール調整

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

 

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

 

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

 

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

 

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. 首のイボは皮膚科で取れますか?費用はいくらくらいですか?

A. 首のイボは皮膚科・美容皮膚科で治療可能で、治療法により費用は数千円〜数万円と幅があります。

本調査では、治療を躊躇する理由の48.7%が「費用がわからない」でした。液体窒素療法であれば保険適用で1回あたり数百円〜1,000円程度(3割負担)ですが、複数回の通院が必要です。レーザー治療は自由診療で1個あたり1,000〜3,000円程度が相場ですが、1回で多数のイボを治療できるため、総額では効率的な場合もあります。まずはカウンセリングで具体的な費用を確認することをお勧めします。

Q2. 首のイボにレーザー治療と液体窒素、どちらがいいですか?

A. イボの数が多い場合や傷跡を残したくない場合はレーザー治療、費用を抑えたい場合は液体窒素療法が適しています。

本調査では、治療法選択で「傷跡が残らないこと」を重視する方が38.0%で最多でした。レーザー治療は傷跡リスクが低く、1回で複数のイボを除去できる利点があります。一方、液体窒素療法は保険適用で費用を抑えられますが、色素沈着のリスクがあり複数回の通院が必要です。どちらが最適かは、イボの状態や患者様のご希望によって異なります。

Q3. デコルテのイボの原因は何ですか?予防できますか?

A. デコルテのイボは加齢・紫外線・摩擦・遺伝などが原因で、完全な予防は難しいですが紫外線対策で進行を抑えられます。

首やデコルテのイボは、加齢による皮膚の老化、紫外線ダメージ、衣類やアクセサリーによる摩擦、肥満、遺伝的要因などが複合的に関与して発生します。完全に予防することは難しいですが、日焼け止めの使用や摩擦を避けることで発生・増加を抑制できる可能性があります。また、肥満がリスク因子となるため、適正体重の維持も予防につながります。

Q4. 市販のイボ取りクリームや糸で縛る方法は効果がありますか?

A. 市販品や自己処置は効果が不確実で、感染や傷跡のリスクがあるため推奨されません。

市販のイボ取り製品の多くはウイルス性イボ(尋常性疣贅)向けに開発されており、スキンタッグには効果が期待できません。糸で縛る方法は感染や出血、傷跡のリスクがあり危険です。本調査でも治療法を正しく理解している方は18.3%にとどまっており、自己判断での処置が増えている可能性が懸念されます。安全で確実な治療のため、皮膚科を受診してください。

Q5. 首のイボ治療は痛いですか?ダウンタイムはどのくらいですか?

A. レーザー治療は局所麻酔で痛みを軽減でき、ダウンタイムは3〜7日程度です。

本調査では「痛みが心配」が治療を躊躇する理由の35.3%を占めました。レーザー治療では局所麻酔や表面麻酔を使用するため、治療中の痛みは最小限に抑えられます。治療後は患部がかさぶたになり、3〜7日程度で自然に剥がれます。液体窒素療法は凍結時にピリピリとした痛みがあり、治療後1〜2週間水疱やかさぶたが続きます。どちらも日常生活への影響は限定的です。

放置のリスク

・イボが増加・肥大化し、見た目の問題が悪化する可能性がある

・衣類やアクセサリーに引っかかり、出血や痛みを伴うことがある

・稀に悪性腫瘍(悪性黒色腫など)との鑑別が必要なケースがある

こんな方はご相談ください|受診の目安

・イボの数が急に増えてきた

・イボが急に大きくなった、または色が変わった

・出血や痛み、かゆみを伴う

・見た目が気になり、ストレスを感じている

・衣類やアクセサリーに頻繁に引っかかる

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・皮膚腫瘍・皮膚外科領域で30,000件以上の手術実績を持つ医師が監修

・炭酸ガスレーザーによる傷跡の残りにくいイボ治療を提供

・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で土日診療にも対応

・カウンセリングで治療法・費用・ダウンタイムを丁寧に説明

各院情報 

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階 

アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階 

アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F 

アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階 

アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階 

アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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会社概要

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月